カテゴリ:ブラジル旅行(2008年)( 28 )10月の第二日曜日 (2008年は10月12日)はシリオ・デ・ナザレ と言われる宗教祭がある。 この宗教祭には全国からも、海外からも、カトリック信者や観光客がベレンに集まり、盛大なイベントとなる。 ![]() 化粧直しをした下町にある歴史的にも建築物としても由緒ある聖教会から市中のナザレ教会まで、聖母マリア像 を乗せた車を中心に数十万人の人が行列で行進する。 聖教会 ![]() ナザレ教会 ![]() 毎年、車を引く綱を新調するようだが、昨年使った綱が空港のロビーに展示してあった、大勢の人がなんとか綱に触ろうとして引っ張り合うのか、太い綱も毎年どこかが切れるようだ、切れた綱 をつないでいる。 ![]() 行列に参加する人以外にも、行列を見る大勢の人のための観客席用の足場を共和国広場 の歩道に設置作業を行っていた。 ![]() 当日は車の通行も規制され、一方通行も逆行になる。 ホテルも満杯になるので混雑を避けて早めに逃げ出し、11日に帰国した。 ▲
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| 2009-04-10 20:11
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ベレン下町のアマゾン河支流のガマ川沿いにエスッタション・ドッカ と言うレストラン街がある。 このレストラン街は、仕切りのない広い輸出用の倉庫3棟を改装して、そこにレストランやイベント会場や地ビール生産プラントや土産物屋など数十社が入り、ひしめき合っている。 地ビールは、作り立ての生ビールをその場で飲ませてくれるので、美味いよ。 このレストラン街は、テーブルや椅子の色や形で各々のレストランの識別ができるが、 壁や仕切板のようなものは一切なく、各レストランとも建物の中から屋外の川縁までの軒下で、各々のテリトリーにテーブルや椅子を並べて営業している。 この屋内の各レストランには仕切りがないので、天井にゴンドラを吊るしてバンドが生演奏 しながら、レストランで食事をしている我々の頭上をゆっくり行き来している。 ただ、その下で食事をすると勘定書きにバンドの演奏料金 が僅かではあるが入っている、支払を拒否すれば出来るのであろうが、拒否する人は誰もいない。 一定時間の演奏で、この僅かな料金を集めたものがバンドメンバーの収入源になっているのだろう、見ていて微笑ましい光景だ。 夜ともなると各レストランの川縁のテーブル には、スコール後の川から吹いてくる爽やかな風に当たりながら食事をする人で満杯になっている。 ![]() このレストラン街の一角に一台の蒸気自動車 が展示してある。 今回はこの蒸気自動車を紹介します。 前部の形 ![]() 後部の形 ![]() 横から見た形 ![]() 大きさ ![]() ピストン ![]() ピストンの拡大 ![]() 釜の焚口の部分 ![]() 誕生日 ![]() メーカー ![]() ただ、この自動車のハンドルはどれだろう・・・? 更に、この写真からは上のピストンで動かす動輪の動力を車輪に伝えるシステムが判らない。 果たしてどのように動くのか・・・・? こんな車が実際に走っていたのだろうか・・・? 疑問も多い車だ。 ▲
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| 2009-03-17 07:47
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今夜は、スープだけを売り物にしているレストランで食事。 何度か記事の中で取り上げたが珍しいスープが20種類以上 並んでいる。 バイキング形式の食べ放題なので、瞬く間に4~5種類のスープを食べてしまう、スープなのに満腹感がある。 今回はモコトスープ を何回もおかわりして、 満腹だ~ィ!! (モコト=牛の足骨の髄をコトコト煮込んだスープで、髄のコリコリ感もあり、コラーゲンたっぷりの美味いスープだ。) 翌朝はスープなので胃もたれもなく、胃のスッキリ感がいい。 ![]() ![]() 今夜は、友人とカイピリーニャを飲みながら、肴にカマロン・アーリョオーリョ (エビのニンニク油焼)・骨付きクステーラ などで、一杯が二杯に、二杯が三杯にと、進むこと、進むこと・・・・。 ライムを無造作に、しかもふんだんに使っての飲み食いは美味い。 結局この日は5~6杯飲んで食事はなしでも、 満腹だ~ィ!! ![]() 今夜は、バカリャオ(鱈)料理。 前菜の鱈のミートボールを肴にカイピリーニャを・・・、この日も進むこと、進むこと・・・。 メイン料理もバカリャオ料理で、美味いので撮るのも忘れて、食いに夢中。 今夜はバカリャオ尽くしで、 満腹だ~ィ!! ![]() 今夜は、バイキング形式のポル・キロ料理。 好きなものを好きなだけ皿に取り分け重さで支払う。 ブラジル料理なのに、何故か握り寿司や巻寿司 もある。 もう一つの日本があるブラジルだけあって、寿司もポピュラーになったものだ。 好きなフェィジョアーダにファリーニャ をかけて、またもや今夜も食ってしまった。 満腹だ~ィ!! ![]() 過酷なスケジュールにも拘らず、帰国後2kg増加 の結果だった。 ▲
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| 2009-03-03 06:56
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ベレンの郊外にパバン と言うシュハスコ・レストラン がある。 このレストランの駐車場に入ると、そこに一株の竹薮 がある。 ![]() レストランの入口には時間待ちのための大きな木製の椅子 が置いてある。この椅子は一本の大きな丸太を切り抜いて作ったものです。 ![]() 一歩中に入ると客席が左右に別れており、中央に野菜・果物・サラダ・デザートや暖かい料理 が置いてあり、好きなものを好きなだけ取って食べるバイキングシステム です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 早い時間の昼食前のこの時間帯はお客も少ないが、夜は満杯になるよ。 肉は炭火で焼いたものを 各テーブルに持って来て切り分けてくれる。 しかも味付けは岩塩のみです。 炭火以外で焼いたものはやはり味に違いがあり、客足が遠のくので、各店舗が自ずと炭火焼になる。 焼いている場所 ![]() テーブルまで来て切り分けてくれる肉 ![]() この肉はピッカーニャ と呼ばれている部位で、牛の腰からお尻にかけての赤身のお肉で、日本ではイチボ と呼ばれている部位だそうです。 ブラジルでも一番人気のある肉の部位ですよ。 美味いんだよ、この肉が!!!! しかも、焼加減はマウパッサード(レア) が好きなんだよ。 シュハスコ・レストランのシステムは牛・豚・鶏などの色んな部位の肉を焼いて、満腹で断わるまで、次から次にとテーブルまで運んで来て切り分けてくれる。 鶏肉の中で特に美味い部位はコラソン(心臓) で、長い串に親指大の心臓を30個ぐらい刺しているので、各人5個ほど取り分けて食べるが、美味いよ。 (写真がないのが残念だ!!!) ▲
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| 2009-02-27 08:40
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ゴルフ場のクラブハウスでツクピー料理やモツ煮込み料理 を食べて、各家庭の味に舌鼓を打った。 この料理は、各家庭で作ったものをクラブハウスに運んで来て、プレーを終ったメンバー達が集まってワイワイ言いながら味わうのです。 実はこのツクピー料理は、私が食べたくてお願いしていたものなので、美味かったよ。 ただ、この日は選挙当日で夕方5時までアルコール類の販売が禁止になっていたので、水での乾杯となったことが残念だったが、誰かの差し入れのウイスキーで、ロックに水割りにとおかわりをしながら料理に舌鼓を打った。 店の販売ではなく、自分で持ち込んだビールやウイスキーを好きなように飲むのは問題ないようだ。 このアマゾン・カントリークラブ(ACC)でのプレーは、日本のようにスタートのエントリーがあるわけではなく、各グループが譲り合って スタートして行く9ホールのゴルフ場で、プレー後はメンバーが集まり、テーブルを囲んで冷えたビールで乾杯・乾杯!! 「ゴルフの原点がここにあり」 と言われる所以でしょう。 ACCにはゴルフ場以外に、野球場・サッカー場・テニスコート・プール等を併設した、家族で楽しめる憩いの場 です。 タロイモの搾り汁で作ったツクピー料理 (私の要望に応えてくれたものです) ![]() モツ煮込み料理 (知人が作って来てくれたサプライズです) ![]() いずれもアマゾン・カントリークラブの主婦メンバーの有志が自宅で作って来てくれたものです。 美味いんだよ、これが!!! 長閑なアマゾン・カントリークラブ はこんなゴルフ場です。 ACC と コースの休憩場 ![]() ![]() 1番フェアウエー と 2番フェアウエー ![]() ![]() 3番フェアウエー と 5番グリーン ![]() ![]() 6番フェアウエー と 9番グリーン ![]() ![]() 野球場 と スコアーボード ![]() ![]() サッカー場 と テニスコート ![]() ![]() プレー後の談笑風景、 各家庭の差し入れで満腹になるよ。 ![]() ![]() ▲
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| 2009-02-21 08:08
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久し振りに会った友人達が食事に招いてくれた。 ベレン市内の魚料理店 であるが、このレストランは知る人ぞ知るレストランのようで、普通の民家が建ち並ぶ路地の奥に看板も無くひっそりと建っているが、夜ともなると多くの人が食事に来て賑わいでいる。 2階がレストラン で、1階は住居なのであろう。 ![]() ![]() 魚料理の種類 ペッシャーダ・ツクピー ![]() ペッシャーダ・モケッカ・ダ・ピッシャーダ ![]() ペッシャーダ・パラエンセ ![]() いずれもフィレオッチ と言う白身の川魚をベースにした煮込み料理 ![]() 食べ方は ご飯の上に好きな鍋から好きなものを取り分けて食べ始める。 ![]() この煮込み料理は美味かったなぁ~ ・・・・、3種類とも食べて満腹だよ。 3種類とも似ている炊き込み料理だが、味はそれぞれ違いのある料理です。 (食べ過ぎだな、帰国してからが大変だ・・・。) ▲
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| 2009-02-18 06:15
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ベレン市内にあった刑務所、その跡地を 利用した土産物売り場に足を運んだ。 入口のロビーには大きな紫水晶の塊 が展示してあり、見事な水晶です。 ![]() 中庭に入ると噴水があり、この噴水の中にも大きな水晶が展示してある。 ![]() ![]() 中に入ると当時の刑務所の一部 がそのまま残してあり、人一人がやっと通れる狭い入口を入るとそこには窓のない独居房 がある。 独居房の天井は半球状の円形で物を引っ掛ける場所も無く、床は金属製のものでも人間一人の力では到底穴が開かないような頑丈な造りである。 独居房の入口 ![]() 独居房の床 ![]() 扉の鉄格子 も頑丈で簡単には開けられない代物だ。 ![]() 壁の厚みは 30cmもあり、レンガと粘土を何層にも積み上げたもので頑丈そのものだ。 ![]() 独居房の中には当時の暴動を報道した新聞記事 の写真パネルが掲示してあり、当時を偲ばせていた。 ![]() 身近な暴動としてこの新聞報道には驚いたものだ。 土産物売り場は、 当時の囚人達の広い集団食堂 のあった場所で、彼らの食事場所は中央の一段低い所にあり、上からの監視の目 が届くように作ってある。 しかも一段下がった食事場所は広いものではなく、おそらく何班かに分かれて食事をしていたのでしょう。 土産物売り場は高い監視と厨房のあった所を改装した広い場所で、色んなものを売っている。 アクセサリーから陶器や石細工など いろんな物が所狭しと並んでいる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回は翡翠の原石 で作ったと言われる小さな盃を買って帰った。 ![]() 以前はこの刑務所でもよく暴動があり、囚人が射殺される事件も起きて、近隣住民に恐怖を与えるような治安状況だったが、今では郊外の大きな刑務所に統合されて,市内の安全性も少しは良くなった。 ▲
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| 2009-02-07 08:10
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ベレン訪問時に友人宅で昼食をご馳走になった。 好きなフェィジョアーダもあり、美味しくご馳走になった。 以前しばしば訪問していた友人宅ので、当時を懐かしく思い出した。 ![]() ブラジル人の奥さん(弁護士)も元気そうで、自宅事務所で仕事中であったが、昼食は3人で食卓を囲むことになった。 料理・配膳・片付けは全てメイドの仕事で、我々は座って食べるだけだ。 この家の広い庭にはノニの木やドラゴンフルーツのサボテン も植えてあった。 ![]() ![]() その庭の片隅にプロポリスの木 があった。プロポリスの木は バッソーラ・デ・カンポ (=庭を掃くホウキ)と呼ばれる雑草のようだが、蜜蜂は好んで新芽を摘んで行くらしい。 ![]() 蜜蜂がこの新芽 を混ぜて作ったものがプロポリスだそうです。 ![]() この新芽は確かにプロポリスの香りがプンプンする。 ![]() この新芽が沢山入ったプロポリスは緑色をしているらしい。 こんな雑草があって、しかもプロポリスの香りがこの雑草の新芽の香りだとは 今まで知らなかった。 このプロポリスの中にもこの新芽が入っているのだろう、香りは同じだ。 ![]() プロポリスは 「飲める傷薬」 とか 「天然の抗生物質」 とも言われる殺菌力の強い もので、蜜蜂が巣箱の周りや女王蜂の周りに作って、外部からの細菌の侵入を防いで いるようですね。 我家では簡単な外傷やてんぷら油の飛散りで出来る軽い火傷などや口腔内の傷などには、このブラジル産プロポリスを塗って治している。更に、乳酸飲料に混ぜて飲んでもいます。 ▲
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| 2009-02-04 07:34
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ベレンから70kmほど離れたところに、カスタニァール と言う隣町がある。 隣町でも70kmの距離 です、昔は馬に乗って一日中走ってやっと見えて来た隣町であろう、西部劇でカウボーイが馬に乗って荒野を走る情景と同じだったのでと想像するが、今では車で1時間の距離だ。 今回はこの田舎町故の風景 を紹介します。 人通りの多いマーケットの風景 だが、雑然と歩行者や自転車で混雑している。 ![]() ![]() 開放的な田舎のスーパー では雑多な商品が所狭しと並んでいる。 ![]() スーパーマーケットの隣には肉屋 がある。 肉を針金に引っ掛けて 道路側に吊るして売っている。 砂埃や排ガスをもろに受けている状態だが、肉は新鮮そのもので販売量はキロ単位 です。 住民は平気でこの新鮮な肉を買って帰っている。 ![]() この肉屋の風景は田舎町だからであろう、ベレンの町中のスーパーマーケットでは、肉や生ものは大きな冷蔵庫や冷凍庫の中で売られている。 このような田舎町では普通の肉の販売風景だが、日本では不衛生でとても受け入れられないだろう・・・・。 更に田舎へ入るとインバゾーン と呼ばれる、他人の土地に不法侵入した人達が住むバラックの木造住宅がある。 ただ、ここに住む子供たちには罪もなく純粋な目 をしている。 ![]() 子供達が、「なんで僕達を写すの・・?」と聞いたので、「可愛いからだよ」と返事をしておいた。 ▲
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| 2009-02-01 07:21
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NGO Asfloraが同居するAIMEX種苗センターの裏にある植栽地で宮脇方式の植林を行いその成長を観測 している。 アマゾンで撮影した自然林と宮脇植林 を比較してみよう。 アマゾン地域には60万haもあると言われている荒廃地に森林再生を目的とした宮脇植林が、いかに自然林と同じような森林形成 を行っているのが判ります。 ごく簡単に説明すると、宮脇植林はその地域に自生している樹種を雑然と不規則に混植して、 植林後は人の手を加える事無く放置して、自然が淘汰するもの・淘汰されるものなど等、自然林としての成り行きに任せる方法での森林再生実験植林です。 自然林 ![]() ![]() ![]() Asfloraが実施した森林再生を目的とした宮脇実験植林 ![]() ![]() ![]() 宮脇植林は平坦な場所ではなく、植樹後は入れないような斜面 や、石ころなどが多く荒れた場所 でも有効に利用できるのが素晴らしいことです。 ![]() 更に、同じ樹種の商業用純林や採種の為の人工植林 を見てみよう、違いが歴然です。 約5年経過の純林 ![]() 採種目的の人工林 ![]() ![]() ▲
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| 2009-01-22 07:05
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