ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(101)ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。 168. アマゾンフルーツ:ジャッカ (ジャックフルーツ) ジャッカ(学名:Artocarpus heterophyllus)の原産地は、インドからバングラデシュと考えられています。 ジャッカは、高木で幹から直接果実を付ける幹生果 の果物です。幹から直接小さな枝を伸ばして二つの花を咲かせ、花が枯れた後に長さ5cmほどのかわいいジャッカの子どもが、少し時期をずらしながら二つ顔を出し、兄弟仲良く育ち始めます。 このような兄弟が一本の木に鈴生りになります。 成長の早い兄貴分が動物に食べられたり、叩き落されたら兄貴に代わって弟が成長して役割を果たします。 兄貴がそのまま問題なく成長して成熟すれば、弟は自らその命を絶ち、朽ち果てる運命を背負っています。 どちらかが成熟して子孫を残す賢いアマゾンフルーツです、これも熱帯の過酷な環境の中で生き残る彼等の知恵でしょう。 成熟した果実は40cm~50cm程にもなり、重さも10kg~20kgの世界最大の果物です。 ジャッカの果肉は、ドリアンほどではありませんが、ドリアンにやや似た刺激臭があります。 果実の表面は黄色で、小さなイボのような多肉質の刺に覆われています。刺と云っても痛いような刺ではありません。 この皮を剥くと、種子の周りには白からやや黄色の少し甘味のある果肉があります。果肉は繊維質で柔らかく多汁質なので、手で持つとニチャニチャします。 インディオはニチャニチャとした汁液は鳥もちとして、根や葉は薬用として使用していたようです。 熟すと自然に果実が落下します。落下した果実しか食には適しません。 この果肉を生でそのまま食べたり、またジュースにして飲みます。 また種子は炒ったり茹でたりして食べると栗のような味がするそうですが、残念ながらまだ食した経験がありません。 栄養素としては βカロチン・ビタミンC・ペクチン などが含まれています。
by wagahai_tt
| 2010-11-14 04:40
| アマゾンフルーツ
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