「第18回東アマゾン熱帯林再生実験」植樹祭2010年第1回Asfloraの活動報告がありましたので紹介します。 「第18回東アマゾン熱帯林再生実験」 植樹祭 ASFLORA (アマゾン森林友の協会)、 Aimex (パラ州輸出木材工業協会)、 三菱商事株式会社 の共催にて、3月30日(火)ベネビーデス市Aimex種苗センター敷地内にて「宮脇プロジェクト」と通称している「第18回東アマゾン熱帯林再生実験」植樹祭を行いました。当地での宮脇プロジェクトは、1992年から始まり、これまで19年間に及んで継続してきたものです。 当日は、地元のアナ・テーレス校、アルコ・イーリス校、隣町からエスペジット・リベイロ入植地の子どもたちを中心に約120名の参加者がありました。 日本からは、宮脇先生、三菱商事株式会社環境CSR推進室長の秋田様、大久保様、サンパウロからブラジル三菱商事株式会社役員の塩原様が参加されました。在ベレン日本国総領事館の小島領事、UERA(連邦アマゾニア農村大学)を代表してモレイラ教授、IFT(熱帯林研究所)のイラン氏などの参加もありました。 植樹祭が始める前に「Asflora森の劇」を子どもたち30人と宮脇先生と三菱商事の方々に披露しました。 植樹地は、Aimex種苗センター附属の母樹園造成地の一画です。そこにはサマウマ(ワタノキ科)の植林区画でしたが、欠株が多く残った木も成長が悪かった所です。事前に排水溝を堀り、有機質肥料(鶏糞入おが屑)を全面に散布した2500㎡の用地に、在来種40種5000本の苗木を準備しています。 植樹を始める前に、三菱商事を代表して秋田室長からのご挨拶、ベレン総領事館を代表して小島領事、アマゾニア農村大学を代表してモレイラ教授にもご挨拶を頂きました。最後に宮脇先生から本物の森つくりの意義と苗木の植え方の説明を頂き、参加者は奮い立たって植樹を始めました。 植樹地は、前もって半分の植樹が終えてあり、残りの部分を4区画に班分けし、それぞれの区画の指導員に従って1時間余りで植樹を完了しました。 植樹後、いつものように輪になって、 「VIVA NATUREZA!=自然バンザイ」 で締め括った。 宮脇先生を囲む植樹グループ「まじぇるかい会」 の田村常代様から、子どもたちへお手製の綺麗な小物袋のプレゼントがありました。ランチタイムの後に配られ、大喜びでした。 翌日3月31日、Asfloraとパラ州日伯商工会議所の共催で、当地日系人有志の方々と宮脇先生を囲んだ座談会を持ちました。ベレンを出発する前の時間、11時から13時半まで、パンアマゾニア日伯文化協会の貴賓室で、先生は用意されたスライドで「いのちと心を守るエコロジーのシナリオに基づく森づくり -ベレン ブラジルから世界へ-」という講演をしていただき、参加者に感動を与えていました。 今回の植樹祭への助成と、そして宮脇先生を伴ってお忙しい日程を割いて参加して下さいました三菱商事株式会社の皆様、本当にありがとうございました。 Instituto Amigos da Floresta Amazonica 実行委委員長 Marluce Amorim 代表 佐藤卓司
by wagahai_tt
| 2010-04-14 06:38
| Asflora
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Comments(2)
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佐藤卓司
at 2010-05-28 07:23
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Blogへこのニュースを載せてくれてありがとうございました。たまたまパンアマゾニア日伯文協を検索していて見つけました。
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wagahai_tt at 2010-05-28 11:34
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