ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(36)ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。 90. アマゾンで出合った熱帯フルーツの中で、 木の幹から直接実をつける、カカオやジャッカを見た時は、その実の付け方に強烈な印象を受けた。 カカオの種は、チョコレートの原料になる熱帯フルーツ。 グリーンの果実が熟れると黄色になり、収穫した果実はジュースにして飲んだりするが、あまり美味いものではない。 収穫した種は天日で自然乾燥して、チョコレートの原料にする。 田舎に行くと天日干しをしているカカオの種を見ることが出来る。 一方、 ジャッカ はバレーボール程の大きさになるフルーツで、カカオと同じように幹から直接実を付ける。 熟れると高い所から自然に落ちて来る、落ちて来たものでないと食べられないフルーツだ。 中を開くと種が多く、種の周りの白い果肉を食べるのだが、そのまま食べると、手がニチャニチャ・ベチャベチャになる。 更に、ジュースにして飲む食べ方もある。 大きなフルーツなので、少人数で食べるのには多過ぎる。 これも印象に残った一つだ。 91. 現地で味わって印象に残った熱帯フルーツ の一部を紹介します。 アボガドは、日本のものより遥かに大きく、3倍以上はあるだろう。 潰したアボガドの果肉にキャラメルを混ぜたデザートが、会社の昼食後によく出たが、美味かった。 アサイは、アサイ椰子の紫色の小さな実で種は大きく、種の周りの果肉の部分は非常に薄く、ジュースやアイスクリームに使う量は、想像以上に多く、ジュースを搾っている小屋の裏には搾りかすの種が山になっている。 アブリコは、子供の頭ほどある大きさの果物で、果肉は黄色で種は大きく甘味の少ない味で、食感は繊維質の無いマンゴーに似ている。 アセロラは、既に日本でもお馴染みの、非常に酸味の強い味で、ビタミンCを豊富に含んでいる。健康にも美容にも良いようです。 アータは、種の周りの果肉を食べるのだが、非常に甘くて砂糖をまぶしたようなジャリジャリ感がある。 ビリバーは、形はアータに似た果物だが、果肉はクリーミーでヨーグルトに似た食感で、甘味もアータほど強くない。 マンゴスチンは、果物の女王と言われている果物で、熟れると紫色になり、割ると中からミカンの房のような形の真っ白い果肉が出てくる。味は上品な酸味と甘味があり、食べ始めると中々止められない。 ドリアンは、果物の王様で甘味は強くないが、強烈な匂いがする。食べ始めると匂いにも慣れてくるが、ゲップはドリアンの匂いのゲップだ。 カムカムは、アセロラより少し大きい果物で、酸味も強く、ビタミンCはアセロラの倍もある健康にも美容にも良い果物だ。 クプアスは、茶色の非常に硬い殻に包まれた果物で、甘酸っぱい匂いが強く、部屋に置いているだけでクプアスの存在が分る。ジュースにしてもアイスクリームにしても現地では人気のある果物だ。 コーコは、緑色の椰子の実で、冷やして中のジュースを飲み、割って中の果肉も食べるが熟れていると美味い。 コーコセッコは、外側の緑の皮を剥いて繊維質の内皮の状態でしばらく放置したもので、このジュースを抜いた中にカシャーサを入れて2~3日するとコーコの甘味が移り、非常に味の良いカシャーサになる。 マラクジャは、酸味の強い果物で、ジュースやシャーベット状で食べるが、食べるとき小さな黒い種も一緒に食べる。 マンゴーは、日本でもポピューラーな果物で説明の必要は無いが、ベレンの街路樹のマンゴーは、緑色で香りも強く果肉は硬いが味は良い。 ドラゴンフルーツは、サボテンの実で、赤い実に胡麻をまぶした様な果肉で、味は薄くて癖の無いものだ。 カポチーリャは、キウイを少し大きくしたような果物で、味は甘くジャリジャリ感の食感だ。 カジューは、赤く熟れた実はジュースに、出臍の様に飛び出した種の部分はカシューナッツになるが、漆科なので、種を生のまま口に入れるとかぶれて大変なことになるので要注意。
by wagahai_tt
| 2009-09-03 07:42
| 印象深い事柄
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