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ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(112)


ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

179.   パウ・ムラット(Pau-mulato) Calycophyllum spruceanum Benth.
アカネ科(Rubiaceae)


パウ・ムラットと言う語意は、黒人と白人との混血で黒人に近い肌の色(ムラッタ)のような木と言う言葉で、樹皮表面は剥離しツルツルした樹肌が、ムラッタのツルツルした肌によく似ていることからそう呼ばれている。
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f0096068_3545049.jpgこの木は湿地帯に自生していて、伐開跡地に稚樹が多数再生する陽樹で、成長は早い。
地元では家具用や建材用に製材したものが取引されている。材色は白手で、乾燥が遅れると黒カビが入り染み模様になる。
衛生状態の悪い田舎では、乳幼児にSapinho というカビ菌による病気が起き易く、この病気は生後6カ月までの乳幼児によく見られ、口内や歯茎が白く爛れる。
この病気は腸内に病害カビ菌が繁殖することが原因で発症し、この地域ではパウ・ムラッタの樹皮を粉末にして 口に含ませると治せるとしている。
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パラ州ベレン市にあるEMBRAPA(ブラジル農牧研究公社)の研究者による最近情報では、この樹皮には、種子の発芽を抑制する成分があるようで、雑草防除への可能性などを今後調べたいと言っている。

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by wagahai_tt | 2011-02-27 04:00 | 薬用樹

ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(111)


ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

178.        イペ・ホーショ(紫イペ)

f0096068_511238.jpg紫イペは南米アマゾン川流域に自生するノウゼンカズラ科タベブイアに属し、学名を「タベブイア・アベラネダエ」といいます。高さ30mにもなる巨木で、6月から8月にかけて赤紫の花を咲かせることから、ブラジルでは「紫イペ」と呼ばれています。



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30mの高木だけあって、それを支える地上部分は直径2m位の大木です。
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紫イペの木には強い殺菌力があり、虫が寄りつかず、カビやコケも寄せ付けないという生命力の強い木です。この紫イペはブラジルの中でもアマゾンの原生林にしかなく、人工栽培は出来ません。
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f0096068_5184776.jpgイペは約30種類あり、それぞれ白や黄色、赤、オレンジ、ピンクなどの花をつけますが、そのなかでも薬効が高いのは、赤紫の花を咲かせる紫イペの内部樹皮です。






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(黄色イペの花はブラジルの国花として広く人々に愛されています。)

紫イペは、南米ブルジルを流れるアマゾン川流域の、熱帯雨林に自生している広葉樹で、ブラジルの先住民たちは赤紫色の花をつけるイペだけを
「神からの恵みの木」 と呼び、その樹皮を貴重な薬として用いてきました。
インカ帝国の時代からインディオたちによって秘薬として利用され、その薬効のすばらしさから彼らはこの巨木を「神からの恵みの木」と呼んでいたのです。
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紫イペは、どのガンに効くということではなく、体中のあらゆるガンに効果がある事が分かっています。強力な抗ガン効果が期待できる紫イペですが、50年以上の研究結果で、抗ガン剤と違って副作用がないことが報告されています。

体内にガン細胞ができて増殖するとき、血管が新しく作られてガン細胞が養われます。紫イペは、 その血管新生を抑える働きがあるので、 ガン細胞の増殖が抑えられます。更に、ガンの細胞の発生も防ぐ働きがあるといわれています。

紫イペの抗ガン作用を最初に確認したのは、ブラジルのレシーフェ抗生物質研究所のオ・ワルド・ゴンカルブス・デリマ博士でした。博士は紫イペから抽出したラパコールという物質を肉腫のあるマウスに投与した結果、肉腫の成長が84%抑制されたことを発表しました。

日本で抗ガン作用についての報告がなされたのは、1996-1998年の日本癌学会において、金沢大学がん研究所免疫生物部助教授の故坂井俊之助博士がマウスを使った実験で紫イペエキスに抗がん作用があることを確認し、学会で発表しました。

その後、故坂井博士が行った、培養されたヒトとネズミの胃ガン、脳腫瘍、リンパ腫、肝臓ガンのガン細胞に紫イペエキスを加え、増殖を観察するという実験では、24~48時間以内にいずれのガン細胞も増殖が止まり、消滅するという結果がもたされました。これら一連の研究・実験によって明らかになったのは、紫イペエキスにはガン細胞を「直接たたく(攻撃する)」作用があることです。

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by wagahai_tt | 2011-02-20 05:35 | 薬用樹

ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(110)


ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

177.      アマゾンフルーツ:パンの実

パンノ木(学名:Artcarpus altilis)は、クワ科の常緑高木。名称は、属名のギリシア語のパン(artos)と果実(karpos)からなる。
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パンの実は、煮たり焼いたりするほか、乾燥させて粉にしたものを利用したり、醗酵させて酒を造るなど、ほとんどサツマイモのように利用されます。
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f0096068_4375252.jpg果肉にでんぷんを含み、蒸し焼きや丸焼き、あるいは薄切りにして焼いて食べたり、 また火で乾かしてビスケット状にし、貯蔵したりするようです。
味はサツマイモに似ているとされていますが、まだ食べたことが無いので上手く説明が出来ません。


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このパンの木はトメアスの日系農家を訪問した時に撮影したものです、よく見るとパンの実がなっているのが分かりますよ。
実の大きさはソフトボール位だろうか・・・・。

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by wagahai_tt | 2011-02-13 04:42 | アマゾンフルーツ

ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(109)


ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

176.     アマゾンフルーツ:ジャンブー

ジャンブーは、マレー半島原産の常緑小高木ですが、熱帯アマゾンや亜熱帯地域で多く栽培されています。
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果実の色は品種により異なり、緑色やピンク色のものがあり、今回写真で紹介するものは熟れるとピンクになるものです。
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果肉は海綿質でシャリシャリしており、水分含有はやや多く、少し酸味を帯びて、甘味はうすく、淡いリンゴの様な香りがするものです。
淡白な味わいですが、清涼感があり、喉の乾きをかるく癒すのに良い果樹です。

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by wagahai_tt | 2011-02-06 04:40 | アマゾンフルーツ