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ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(108)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

175.      アマゾンフルーツ:ウルク

アマゾン熱帯雨林に自生するウルクの木は約2mの高さに育つ低木で、赤や緑の針状のサヤをつけます。
指で割ってサヤを開くと、中には小さな赤い種子が多くあり、その一粒・一粒にウルク(ベニノキ)と呼ばれるオレンジ色の色素が詰まっています。
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日常生活でも皮膚を陽射しから保護するために、また、健康と美しさをアピールするために、インディオがよくウルクの顔料を顔や身体につけて化粧をします。
彼らが顔に赤いペイントをしているのを見たことがあると思いますが、あの赤い染料がこのウルクです。
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このウルクの実を乾燥して粉にしたものを、アマゾンではコロラルと呼び、パプリカ同様、染料の役割と香辛料としての役割を持っています。
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コロラウは、香辛料として一般の家庭やレストランなので広く利用されています。
コロラウを利用した野菜の煮込み料理は、色鮮やかで食欲を増進させてくれます。
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染料、香辛料として保存するには赤い種子をつぶし、乾燥させて粉状にして保存します。 

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by wagahai_tt | 2011-01-30 03:46 | アマゾンフルーツ

第19回Miyawakiプロジェクト植樹祭

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2011年Asflora活動報告を紹介します。

2011年1月17日
第19回Miyawakiプロジェクト植樹祭

Asflora(アマゾン森林友の協会)は、2011年1月17日(月)、ブラジル国陸軍歩兵第2森林大隊(2a. Batalhão Infantaria da Selva)のノーボ・チンボテウア演習地内で、「第19回東アマゾン熱帯林再生実験(通称 Miyawaki プロジェクト)」植樹祭を行いました。
現場は、ベレン市から東北へ143km、大西洋サリーナス海岸へ行く道を進み、車で2時間余りの所です。演習地は、320ヘクタール、自然林、再生林、牧場跡地が見られます。荒地にこれまで植樹をしたこともあったそうですが、うまく行かないということで、昨年から私共に相談が来ました。 そして、今回3千本(37樹種)、2,000m2を植樹する運びになりました。
Asfloraと陸軍ジャングル隊、アマゾニア農大(UFRA)が実施団体となり、三菱商事株式会社様のご支援による熱帯林再生プロジェクトとして実施するものです。
三菱商事では、マレーシアで1990年から宮脇方式による熱帯林再生実験を始め、1992年より当地(ベレン市)でも開始、現在はアフリカと中国亜熱帯地区でも行われています。アマゾン、アフリカ、東南アジアにある世界の熱帯雨林の3地帯で、こうした地道な森つくりを20年間継続していることは、素晴らしいことだと思います。 Asfloraでは、その一翼を担わせて頂いていることを、とても感謝し、誇りに思っています。
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参加者は軍人さんが35名、地元の人たち70名、アマゾニア農大27名、農業指導員4名、Asflora3名、合計139名でした。冬休み中で、参加者が予定より少なくなりました。

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Asfloraのマルルッシアから植え方指導を終えてから、植樹を開始しました。

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第2ジャングル大隊の司令官アフォンソ大佐(上左写真左から2人目)と来月から司令官を引き継ぐサ・ロッシャ中佐(左から3人目)。植え方の指導を佐藤がしました。お二人共、有名なジャングル部隊を指揮する方達ですが、植樹の経験は無いようです。ジャングル部隊の方たち、木の名前にも馴染みが無い様子でした。これからは、世界最大の熱帯雨林を活動の場としている軍人さんたちには、もっと木や森を知って貰い、森を護って貰いたいと思っているので、Asfloraではコンタクトを続けていこうと思います。

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植樹地は、鶏糞堆肥を敷き詰めていて、まだ完熟していないのでハエが大量に発生していました。準備作業をした兵隊さんたちも大変だったようです。でも、ハエが発生する力を持った堆肥なので、植えた木々にも栄養満点です。 これからの1年の管理を怠らなければ、立派に育つことでしょう。 1年後の同地の写真をAsflora便りで紹介しますので、楽しみにして下さい。

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上の看板と苗木の写真、発は黒い斑点だらけですが、これはハエが休んでいるところです。

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ASFLORA‐Instituto Amigos da Floresta Amazônica

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by wagahai_tt | 2011-01-23 06:03 | Asflora

ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(107)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

174.    アマゾンフルーツ:コーコ

アマゾンでコーコと呼ばれるココナッツ (英語:coconut)は、樹高は大きいもので約30メートルにまで成長するヤシ科の単子葉植物、ココヤシの果実です。
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果実は繊維質の厚い殻に包まれ、その中に固い殻に包まれた大きな種子がある。種子の内部は大きな胚乳に占められ、周縁部の固形胚乳と中心部の液状胚乳に分かれています。
未熟果はこりこりした固形胚乳を生食するほか、液状胚乳をココナッツジュースとして飲用します。
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成熟果の胚乳を削りとって乾燥させたものはコプラと呼ばれるもので、洋菓子の材料とされるココナッツはコプラを細かくおろしたものです。
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生の成熟果の胚乳やコプラを水に浸して浸出液を揉み出したものはココナッツミルクと呼ばれ、白色で脂肪分を多く含み、熱帯各地で様々な料理の素材として使われます。
殻は加工して食器や工芸品、燃料として利用されます。

ココナッツジュース(Coconut water)は、若いココナッツの果実の中に含まれている透明な液体です。果実が成熟すると、ココナッツジュースは徐々にコプラになります。
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このコーコセッコ(成熟してジュースがコプラになっているもの)に穴を開けて、その中にカシャーサ(砂糖キビから作ったブラジルの焼酎)を入れて、蓋をして1週間ほど置いておくとコーコの味が染み出して、円やかで非常に美味しいカシャーサになる。度数(40度程)は強いが口当たりは女性でも飲めます。
   
生理食塩水が入手できない発展途上国では、ココナッツジュースが静脈点滴に用いられることもあるようです。

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by wagahai_tt | 2011-01-16 06:16 | アマゾンフルーツ

エコ・クリスマス 2010年12月23日

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Asflora活動報告を紹介します。

エコ・クリスマス 2010年12月23日

ASFLORA(アマゾン森林友の協会)は、12月23日(木)サンタ・バルバラ郡エスペジット・リベイロ入植地で植樹祭「水源の森つくり」と共に、エコ・クリスマスを祝いました。
今回の催しは、同地の入植者協会が準備を整え、真珠のミキモト様(EFF/緑の募金助成プロジェクト)、イオン環境財団様、宮本(藍工業)様、月(Ind.Moldura do Norte社)様、Schincariol社様のご支援を得て実現しました。
午前9時半、植樹地の前でエスペジット・リベイロと近くのブレウ・ベルメーリョ入植地の人たちと協力者180名が一同に集まり、開会式を行いました。
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植樹場所は、同入植地の憩いの場所になっている小川を堰止めた池の近くです。前もって鶏糞堆肥を全面に施した場所に、前日(22日)各種苗木1000本を搬入しました。
ここでの植樹を兼ねたクリスマス行事は、今回が3年目です。2年前に植えた場所、昨年植えた場所は、すぐ近く。その生育ぶりを目にして、参加者の森をつくろうという意欲が盛り上がります。
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上は、2年前(2008年12月)にクリスマス植樹祭で水源の森つくりをした隣接地です。

植樹の仕方を説明していると、酔っ払いが現れました。この酔っ払い、ゴミを捨てて散らかしました。みんなで拾って注意しても言い逃れます。あげくに、小川のそばは木を切って水浴場を広げるのが良い、木を植えるなんてと言い出しました。でも、ここの子達は強く、反論。口論の末、酔っ払いに木を植えることを理解させました。
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植樹地が広かったので、1,000本では少ないようです。もう少し苗木の補充をしたいと思います。


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7割の子供たち、しっかり注意事項を守って植えてくれました。



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植樹が済む頃、馬車(カロッサ)に乗ったサンタの登場です。
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プレゼント、子供たち全員に行き渡りました。些細な玩具にも、笑顔をこぼしてくれます。
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ご参加を頂いた、ビール会社スキンカリオルの方々(Keziaさん他)、隣接地「アマゾン群馬の森」の平形さん、伯国農大会北伯分会の山中、福島、加味根さん、サンタ係のWalter一家、ニッケイ新聞の下小園さん、佐藤の隣人Nelsonさん、本当にありがとうございます。なお、入植地の入り口が分からず引返させてしまった名井総領事、すみませんでした。
多くの団体、個人の方々のご支援を頂き、2010年もアマゾンの森を護り、人と自然の調和を目指す活動を続けることができました。そして、このAsflora便りを見て頂き、度々温かい言葉を寄せて下さった皆様、どうもありがとうございました。


Asflora – Instituto Amigos da Floresta Amazônica
代表  佐藤卓司

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by wagahai_tt | 2011-01-09 06:14 | Asflora

エコ・クリスマス2010年12月21日

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Asfloraの活動報告を紹介します。

エコ・クリスマス2010年12月21日

12月21日(火)Asflora(アマゾン森林友の協会)のメンバー9名は、ベレンから車で2時間、イガラッペ・アスー郡(市)サント・アントニオ・ド・プラッタ村に出向きました。
市役所環境課、母ジナイール会、パラ総合大学が企画した、エコ・クリスマス行事に州環境局とAsfloraが共に参加しました。
午前9時半に私どもが到着すると、村の広場(公園)には村の子供たち250人位が集まっていました。輪になってカポエィラ(ブラジルの腿法)をやっている子達は、元気そのもの、都会では少なくなっている仲間遊びができる子達です。 この村は、少し前までは青少年の間にも麻薬が広まっていたそうです。パラ総合大学で環境教育を教えるマリレーネ先生が中心になって、子供たちを健全に育てる活動を数年前から行ってきています。このカポエィラの普及も、その取組の一つになっています。
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ちなみにこのカポエィラCapoeiraという語は、再生林とか藪を指す言葉です。語源は、トゥピー・グワラニー語のcaá puéraから来ているようです。caáは「森」を、puéraは「存在していたもの」を意味し、caá puéraで、刈られた森、消滅した森となるとWikipediaの説明です。先住民は、再生林や藪を見ると、以前にあった土地本来の森を思い浮かべたということでしょうか・・・

この村では、スピーカーを通して住民に連絡放送をしていました。「今日は、ベレンからクリスマス環境行事のため、グループが来てくれています。みんなで広場に植樹をしましょう。 我々はもっと自然を大切にしていきましょう」と、声援を送ってくれました。
この村は、昔ハンセン氏病患者が住む隔離された部落でした。小さな村なのに、立派な古い建物がいくつか見られます。 国の支援を受けた治療施設、映画館、教会、学校などです。
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子供たちに環境頭巾を配って、本日の行事を始めました。
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「Asflora森の劇」は、この広場を舞台にしました。いつもと勝手の違う場所ですが、劇団員はたじろぎもせず、子供たちを惹きつけてしまいました。
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森の劇を披露中、地元TV Record局の取材を受けました。子供たちが広場に植樹することについて聞かれ、「きっとこの子達の心の中にもその苗木が育って行くことでしょうね」と、Asfloraを代表して佐藤が答えました。
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広場には、400本の苗を植えています。東京農工大大学院生の酒井君も参加してくれました。彼は、ポルトガル語に堪能、みんなに好かれる好青年です。この半年間、トメアスーで研究活動をしてきました。
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広場から、母ジナイール・ウンバンジスタ(ブラジルの宗教)会に移動し、クリスマス行事が続きました。子供た
ちによるキリスト誕生劇、それから500人もの子達全員にプレゼントが配られました。
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ウンバンジスタ会の補習学校で勉強している61人の生徒たちには、特別プレゼントを市の環境課長(左下、笑顔の人)が用意してきました。今まで貰ったことも無い素晴らし玩具、誰もが大喜びでした。
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左下は、壁絵コンクールで挨拶するパラ総合大学マリレーネ先生。右下はAsfloraと州環境局のメンバーです。本当に楽しいクリスマスです。
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Feliz Natal!      

Asflora – Instituto Amigos da Floresta Amazônica
ASFLORA代表  佐藤卓司

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by wagahai_tt | 2011-01-04 09:15 | Asflora

 賀 正

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あけましておめでとうございます。
皆さん良い新年を迎えられた事と思います。
本年もよろしくお願い致します。
                                        201年 元旦

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by wagahai_tt | 2011-01-01 00:30 | Comments(2)