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ブラジル紹介:熱帯植物・ガラナⅡ


アマゾンで手広くやっている知人の農園を訪問して、種々熱帯フルーツを見て来たので、それぞれを紹介します。

このブログでは2回目になりますが、ガラナ をより詳しく紹介します。

ガラナはアマゾンに自生するつる性の低木で、 年間降雨量が1,600mm~2,000mm程度の高温多湿な土地に生育する。

ガラナ100g当りの成分分析 

水分         6.9g
たんぱく質     15.7g
脂質         2.9g
糖質         56.7g
植物繊維      15.8g
カテキン      670mg
コリン        0.04g
ナトリウム      0.5g
エネルギー    316kcal
その他

利用方法は、種の皮を剥きウイスキー・焼酎・ピンガ・ウオッカ等の1リットルに30粒 ほど入れて2週間程置いてから適量を飲む。
更に、アルコールの駄目な人にも、一日1~3粒 をしゃぶることによって全身の倦怠感・食欲不振の解消に顕著な効果がある。但し、かなり苦いものです。

ガラナは興奮作用や精力増強の面が強調されがちだが、精神覚醒・疲労回復効果や肉体的耐久力・スタミナ増強の作用があることも知られています。

更に、東大分子細胞生物研究所の瀬戸治男教授のアルツハイマー病にガラナのカテキンが効く という研究論文が注目を集めています。

 「有効成分は、ガラナから有機溶媒で抽出したカテキンが、アルツハイマーの誘引物質のβアミロイドの毒性を抑える効果が高かった。」 

この研究論文からガラナがアルツハイマーにも効果があることが判ったのです。

果実 ・・・熟れると実がはじけて種が現れる。
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 ・・・・種を乾燥させたもの。
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by wagahai_tt | 2008-11-27 10:26 | 農作物 | Comments(8)

ブラジル紹介:熱帯フルーツ・ノニ Ⅱ


アマゾンで手広くやっている知人の農園を訪問して、種々熱帯フルーツを見て来たので、それぞれを紹介します。

その中の一つ、ノニ についてその薬効と共に紹介します。
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モリンダ・シトリフォリア(通称:ノニ)は、アカネ科の植物で小さな白い花の咲く植物です。果実は緑から薄黄、やがて白に変わり、皮は熟すと薄く透明になります。無味の白っぽい果肉は悪臭が強く、「腐ったチーズのよう」と言われます。

ノニは驚異の自然薬 で、その効能を解説した論文 に以下の記述があった。
1)ベータ細胞が機能不全により十分なインシュリンを生産しない。

2)受容体の存在する部分のインシュリンを受け付ける能力が低下しているために、細胞が血液中のブドウ糖を「取り入れようと」してもうまく行かない。

3)生物学的に不活性なインシュリンが過度に生産される。

従って、血糖値を安全なレベルに下げられない2型糖尿病患者の場合、ダメージを受けたベータ細胞 の修復を補助して、より多量のインシュリンを生産できるようにする効能がノニにはある。
この効能によって体内のブドウ糖の変換が、より効率的になり、血糖値が正常に近づいて、気分も良くなり全体の健康状態が大幅に改善されるようです。

今回、彼の農園などで撮影したノニを紹介します。

ノニの苗木
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ノニの幼木
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1年目のノニ 、ノニは1年目から実をつけます。
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ノニの花 
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ノニの果実 
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ノニの種 
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乾燥ノニ 
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(ノニの果実を輪切りにして乾燥したもの)
私はこの乾燥ノニを煎じたものに麦茶を入れて飲用しています。
まだ成果はこれからですが、何らかの成果を期待しています。

ノニは過酷な環境下でも、1年中花を咲かせて結実するので、1年中収穫できる不思議な植物で、その実は発酵するが腐らないと言われています。


ノニの成分(ジュース100mlあたり)
エネルギー・・・・・・・・・・・・46 Kcal
たんぱく質・・・・・・・・・・・・・0.4 g
脂質・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.0 g
炭水化物・・・・・・・・・・・・・・11 g
ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・9.3 g
カリウム ・・・・・・・・・・・・・・149 g

モリンダ・シトリフォリアに含まれる天然成分の中には、抗酸化物質・免疫システム強化・抗ガン・炎症抑制・痛みの抑制・強壮などの作用のある物質を含んでおり、体の自己回復力を高め、改善する力を持っているようです。

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by wagahai_tt | 2008-11-24 12:03 | 農作物 | Comments(2)

ブラジル紹介 : 原 石


アリアウ・タワーホテルの一角にある宝石店でいろいろ原石 を見せてもらった。

ウインドーを見ながら原石の写真を撮っていたら、可愛い女性店員が出てきて「中に入って手で触って見たら」と招き入れて原石を見せてくれた。

アクアマリンの原石 ・・ブルーの棒の部分がアクアマリン。
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エメラルドの原石 ・・グリーンの部分がエメラルド。
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ブルートパーズの原石
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加工したアクセサリーも沢山置いてありましたが、あまり興味が無いので撮影していません。

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by wagahai_tt | 2008-11-22 05:15 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(2)

ブラジル紹介:日本人のブラジル移民100周年記念


日本人のブラジル移民の始まりは、1908年(明治41年)4月28日に第一回日本人移住者を乗せた笠戸丸が神戸港を出航し、約2ヵ月後の6月18日にサンパウロのサントス港に入港したことによります。
この移民は、ブラジルが1888年奴隷制度を廃止した為に農業労働者が不足し、日本からコーヒー農園の契約移民として791人が移民したのが始まりです。

2004年9月小泉純一郎総理(当時)がブラジルを訪問した際に、日伯両政府の合意により、日本人のブラジル移住100周年にあたる2008年を「日本ブラジル交流年」として祝うことで合意した。
これを記念して両国で特殊切手や硬貨が発行された。 

今回の旅行で日本人のブラジル移民100周年を記念して発行されたブラジルの記念切手 を購入して来たので紹介します。
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以前にも紹介しましたが、日本で発行された記念切手 も再度紹介します。
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コインも購入しようと思いブラジル銀行(Banco do Brasil)に約1時間並んだが、ブラジル銀行には無くて購入できなかった。銀行にも郵便局にもコインはない、結局どこにも無くて購入できなかったのだ・・残念!!。

yukun(http://yukun588.exblog.jp/)さんが紹介していたブラジルの2レアルのコイン です(拝借しました)。
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日本で発行された500円記念硬貨 も再度紹介します。
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by wagahai_tt | 2008-11-19 07:49 | ブラジル紹介 | Comments(4)

ブラジル紹介:天然ゴム


ブラジルに黄金時代をもたらした天然ゴム。

森林の中に自生しているゴムの木から樹液を採取して生ゴム を作る。
樹液の採取はゴムの木の表面に斜めの傷をつけて、流れ出す樹液を一箇所に集める。

このゴムの木は大きく成長し、木材としても有益な木です。
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ゴムの木から集めた白い樹液
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白い樹液を煙で燻して固めて生ゴムにする。  この作業を何度も重ねて生ゴムの塊を大きくしていく。
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生ゴムの塊から製品にする工程は、残念ながら見ることが出来なかったが、ここで作ったゴム製品  はこんなものです。
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ブラジルの土産物屋には生ゴムで作った色んなものを売っているが、良い出来栄えのもあればそれなりのものもある。

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by wagahai_tt | 2008-11-16 07:14 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(6)

ブラジル紹介:屋根の材料


自然林の中を散策しているとパーラブランカ と言う植物がある。
この植物は建物の屋根材として使われている。
軽くて涼しく環境にも優しい材料だ。


パーラブランカで葺いた屋根。
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何重にも葺いた屋根、 これなら雨漏りも無いであろう。
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森林の中で見つけたパーラブランカ、 中央の少し茶系の茎のようなものが屋根材として使用するパーラブランカの幼木です。
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この茎のように見えるものを切り取り、横に振ると数十枚もの葉が出てくる。
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出てきた葉を同じ方向に折り曲げて屋根材を作る。
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この作業を根気良く続ければ膨大な屋根材が出来ます。

森林の中で成長したパーラブランカ はこのようになります。
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by wagahai_tt | 2008-11-13 07:01 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(10)

ブラジル紹介:ワニの観察


このアマゾンには 3種類のワニ が生息しているようだ。

1、アスー 成長すると体長6mになり、寿命は100年と言われている。
2、チンガー 成長すると体長3mになり、寿命は60年と言われている。
3、ペトラ 成長すると体長1.5mになり、寿命は40年と言われている。

夜のワニ狩り、 カヌーに乗って暗闇を進みながら強烈なライトでワニを探す。強烈なライトを当てるとワニの目が鋭く光り、草むらに何頭もいるのが分かる。
ライトを当てられたワニは一瞬動かなくなり、隙を見て現地人が飛び込み子ワニを一頭捕まえてきた。
さすがに現地人は上手いもので右手はワニの口を掴み、左手は尻尾をしっかり掴んでいる。
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慣れているとは言えこんな暗闇の中で口と尻尾が分かるのが凄い。 

船に上がってきたワニを我々が囲んで観察が始まる。

1.ワニの目 ・・・ワニの目は水上用と水中用の二つの目を持っている。水中に入る時は目の端にある白い幕が目を覆って保護するようになっている。
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2.歯 ・・・・・・子ワニでもさすがに鋭い歯を持っている。
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3.皮 ・・・・・・背皮は硬く腹皮は少し柔らかいが、横の背皮と腹皮の境はかなり柔らかくて、この辺りを切り開いて皮を取るそうだ。
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4.雌雄 ・・・・・今回捕まえたワニはメスの子ワニだった。
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今回捕まえたワニはアスーのメスの子ワニで、こいつが成長すると 6mにもなるのか・・・。

観察を終えた後そのまま川に放してやるとゆっくり泳いで暗闇に消えて行った。

約30分間のワニの観察で、往復1時間の夜のクルーズだった。

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by wagahai_tt | 2008-11-11 04:31 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(10)

ブラジル紹介:ピラニア釣り


今回のオプションツアーである午後のピラニア釣りに 参加した。
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ここのピラニアは小振りですが、歯はやはり鋭い歯 をしていました。
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釣ったピラニアはガイドが針からはずしていましたが、どうしたのでしょう。
ワニの餌にでもしたのでしょうか・・・?
岸にはワニ が様子を窺がっていましたよ。
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ピラニア釣りでは、釣ったピラニアを針からはずす時が一番危険なのです、暴れた魚の歯が手に触っただけでザックリと切れる危険があるので、慣れたガイドがはずすのです。

餌は切り身の生肉 で、投げ込んでしばらくすると当たりがあるが、上手く合さないと餌だけ無くなる。
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最初の引きに合せて釣った時は、それなりに喜びがあるものです。
ただ、自分で釣ったピラニアを片手で写すのでピンが上手く合っていないのが残念だ。
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約30分間のピラニア釣りでしたが、6匹ほど釣り上げました。
他の皆さんも同程度釣っていたようです。


ピラニア釣りが終ってから、支流クルーズへの出発です。

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by wagahai_tt | 2008-11-08 06:32 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(8)

ブラジル紹介:ウルク


自然林の中を散策していると、赤い実 に出会う。
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この実を割って中の種の部分 を潰すと赤い色が付く、原住民のインディオが顔を赤く化粧しているのが、この実を潰して塗ったものです。
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ブラジルではこの赤い色は食用にもなっていて、食紅のコロラウ として販売されている。
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種(ピンがぼけた)を潰して手に塗ってみたらこんな感じです。
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この種を乾燥させたものを毎日2粒ほど飲むと中耳炎が治るという話を聞いたこともある。

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by wagahai_tt | 2008-11-06 07:25 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(10)

ブラジル紹介:マンジョカ

青酸性の毒があるため生では食べられないマンジョカ。
今回はアマゾンの島にカヌーで渡った時のマンジョカを紹介しましょう。
あまり馴染みは無いかも知れませんが・・・・・。

マンジョカを植えた後は手入れも不要で1年以上放置していると大きな芋になっている。
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掘ってきたマンジョカの皮を剥き、これを粉砕機に掛けたものを搾り液体と搾り粕に分けてそれぞれを加工する。
火に掛けて熱を加え毒性を飛ばしたものを食べることになる。

マンジョカ芋 
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粉砕機 ・・・大きな手車を回しながら、皮を剥いたタロイモを粉砕機の投入口へ入れる。
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粉砕した芋
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搾り ・・・粉砕したものをこの搾り袋の中に入れて、両端の穴に太い棒を入れてねじりながら搾る。
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残り少ない搾り汁の色も芋と同様黄色い。
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液体は火に掛けて炊いたものでツクピー料理を作る。
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このツクピー料理は、焼いた鶏肉とジャンブーと言う舌先や唇に痺れ感を感じさせる野菜を入れてツクピー液で煮込む。
それをお皿についだご飯にかけて食べるのだが、日本人の口にも合う美味い料理ですよ。

f0096068_1445720.jpg食べる時にこのピメンタ・デ・セーィロを一粒潰して辛さと香りを楽しみながら食べるとより美味しく食べることが出来る。








沈殿させた澱粉を焼いたタピオカをバター味で食べる。
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この大きなフライパンで芋の搾り粕を根気良く炒ったファリーニャ。
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この芋で作ったファリーニャは香ばしくて美味しく、彼等の準主食になっているようだよ。
我々が食べても美味いと感じるよ。

いずれも一旦火に掛けて毒性を飛ばしたものでないと食べることは出来ないが、このマンジョカ芋一つで、ツクピー料理・タピオカ・ファリーニャ と色んな食べ方を楽しむことが出来る。

マンジョカは熱帯地方の優れた食材です。 

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by wagahai_tt | 2008-11-04 02:02 | ブラジル旅行(2008年) | Comments(12)