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ブラジル紹介:カスターニャ・ド・パラ(Castanha do Para)


パラ州特産のカスターニャ・ド・パラ(パラ栗)は、ソフトボール大の堅く分厚い殻に包まれた実で、 この実が熟れると20m上から自然に落ちてくるのですが、堅い実なので偶然下を歩いている人の頭に当たると、大怪我は必至であろう、中には死ぬ人もいるかも知れない。
森林の中を歩く時は注意しよう・・・。

f0096068_828292.jpg 堅い殻の中に20~30粒の実が入っているが、それを取り出したのが写真のナッツです。












f0096068_8312716.jpg現地ではパラ栗(パラ州の栗)と呼ばれているナッツで、しかも人気があるナッツですよ。










f0096068_8381988.jpg何でも揃う日曜日の朝のフェィラ(Feira=露店市場)は各々が得意で自慢のものをテントの下で売っている。
この日ばかりは、車も締め出した歩行者天国の中で商売しているフェィラを通り抜けると、色んなものをつまみ食い(味見)できて満足するよ。

f0096068_8404447.jpgフェィラで売っているナッツは、このように網に入れた状態で売っています。











f0096068_8425813.jpgフェィラでは、おどけたオッサンも、大きな豚足を両手に持ってポーズをしながら売っているよ・・・(笑)。












このナッツは、我々日本人が食べても美味しいと感じるナッツです。 
生のまま食べるので、多少油っぽい感じもするが、例えようのない味ですよ。
食べ始めたら止まらない ・・・止められない ・・・です。


このナッツの大きさは下のようです。

f0096068_8501361.jpg殻を被った状態の一粒は・・・・。
1.長さ平均3.5cm
2.幅 平均2cm
3.厚み平均1cm
4.重さ平均6g









f0096068_8532835.jpg殻を剥いた状態の中身は・・・・、 
1.長さ 平均3cm
2.幅  平均1cm











f0096068_8562069.jpgただ、実を包んでいる殻が堅いので、割って食べるのも大変です。
特殊な道具でもあれば良いのですが、一般的にはペンチで割って中身を取り出して食べるのです。





大きなテッサード(Tercado=ナタ)で器用に殻を剥がしたものも売っています。 

f0096068_905857.jpg写真のテッサードは、刃渡り45cm・刃幅5.5cm・重さ1.2kgの実物大に近い壁掛け用の飾り物で、ブラジルの調理器具メーカーTramontina 製の飾り物です。

f0096068_92557.jpg殻を割ると白い実が出てきます。













f0096068_94541.jpg実を半分に割っても中までぎっしり詰った白い実で、それなりの硬さもあり、噛めば噛むほど味が出て来ます。

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by wagahai_tt | 2008-08-28 09:07 | ブラジル紹介 | Comments(10)

カルチャーショック 100


いつもチャーターしていた、テコテコ(セスナ機)のパイロットが、13回目の墜落で死んだのに、 カルチャーショック。(あの慎重なパイロットが燃料不足で岩場に墜落、乗客のカナダ人3人と共に死亡した。12回までは上手く不時着したのに・・・。)





ブラジルの手形は、日本と違って 「取立手形」 なのに、 カルチャーショック。(日本では、代金支払者が発行する振出手形だが、ブラジルでは代金請求者が相手宛に発行する取立手形(Duplicata)だ。)





取立手形は代金請求者が取引銀行に代金取立てを依頼することに、 カルチャーショック。(取引銀行は銀行支店網や、業務提携銀行を通じて債務者から代金を取立ててくれる。)





代金を支払わない者は、カルトリオ(登記所)に登録することで、銀行取引停止などのペナルティーに、 カルチャーショック。(不渡りを出した会社は銀行取引停止になり、官報に掲載され、負債を完済するまで資金調達や他社との取引が出来なくなる。)





不渡りでカルトリオに登録された会社は、いずれ倒産に追い込まれるのに、 カルチャーショック。(不正を行えば社会から弾き出されるのは、当り前だが、債権者の回収は非常に困難だよ。)

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by wagahai_tt | 2008-08-24 07:01 | カルチャーショック | Comments(6)

カルチャーショック 99


インディオの保護区はアマゾン地域に何ヶ所もあるが、全て連邦政府のフナイの保護監督下に、 カルチャーショック。(食料・衣料・医療など等、生活に必要なものは全て政府の保護でやっている。保護区に入るのもフナイの許可が必要だ。)





インディオの集落を訪問する時は、手土産持参が有効なのに、 カルチャーショック。(土産が無いと入れてくれない部族もあり、インディオも土産次第かな・・・?)





インディオの訪問を受けた時、手土産を渡したら、その後次から次と訪問があるのに、 カルチャーショック。(土産を貰うために部族のインディオが押し寄せて来るので、土産をやるのも気をつけよう。)





駐在員が自社船でアマゾン河を航行している時に、漁をしていたインディオに目的地までの所要時間を尋ねた時、片手を左から右に大きく回したジェスチャーに、 カルチャーショック。(インディオ語が理解できないので通訳を通じて聞いた結果、彼らがジェスチャーで示したのだが、その意味も理解できなかった。後で「日が昇って沈むまでかかるよ」と言う意味だったと分かったようだ。)





アグア・コン・ガス(炭酸ガス入りのミネラルウォーター)は、ウイスキー水割りに向いているのに、 カルチャーショック。(昔のハイボールを飲んでいるようだよ。)

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by wagahai_tt | 2008-08-20 07:13 | カルチャーショック | Comments(10)

カルチャーショック 98


大西洋から約250kmアマゾン河の上流に位置するベレン市では、潮の干満の影響をまともに受けるのに、 カルチャーショック。(満ち潮・引き潮の影響で河の水位も上昇・下降に・・・。)





ベレン市内の川幅50m程度の狭い小川では、潮の干満の影響で1日の水位の差が5mにもなるのに、 カルチャーショック。(細い小川だから干満の影響がもろに出るよ。)





アマゾン地域で採取される鉱物資源のカオリンで、製紙の紙を純白に、 カルチャーショック。(アマゾンで紙を白く見せる顔料として用いるカオリンが採取され、船積倉庫までパイプラインで送っているようです。紙を燃やした時に白い灰が残る場合がありますが、これがカオリンのようです。)





1976年5月、ブラジル政府による5,000品目の輸入禁止に、 カルチャーショック。(年内輸入禁止で、国産化促進。輸入する場合は輸入価格の100%の預託金が必要な制度だ。禁止品目の輸入には倍の資金が必要な時期だった。)





1980年7月、ローマ法王がベレン訪問に、 カルチャーショック。(ナザレ教会の訪問に群集の歓喜の出迎えで、当日は国民の休日に、さすがにカトリック教徒の国だけあるよ。)

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by wagahai_tt | 2008-08-17 07:00 | カルチャーショック | Comments(4)

カルチャーショック 97


コロール大統領の経済プランで銀行預金が凍結された時、従業員給与支払用の現金が必要だが、預金封鎖で引き出しが出来ない。当時殆ど日常取引をしていなかった、Banco Bamerindusが各支店から現金を母店に集めて都合をつけてくれたのに、 カルチャーショック。(当時の取締役母店長アデミーとは親しくしていて、ある地域の新規支店開設に預金依頼があり、支店開設祝儀の預金として、百万ドル程度の大口の振込み預金をしたのが、より親密な付き合いのきっかけとなった。)






ブラジルの大手銀行Banco Bamerindusが英国系の銀行HSBC(香港上海銀行)に買収されて、 カルチャーショック。(1997年4月、低インフレ時代を迎え、銀行の利益獲得内容の変化が原因か? 親密な取引をしていたのに。)






日系移民が育てた南米銀行(Banco America do Sul)が経営破綻し、イタリア系のBanco Sudamerisに買収されて、 カルチャーショック。(1998年4月、日系移民と共に成長して来た日系の銀行が、不況のあおりを受けて消滅したことにショックを隠せなかった。南米銀行は、当時の富士銀行が資本提携していた当社のメインバンクだったのに、残念・・・。)






北伯開発庁(SUDAM)と東北伯開発庁(SUDENE)の閉鎖で税務恩典等の終焉に、 カルチャーショック。(2001年4月、アマゾン地域の開発と発展を目的に発足した連邦政府機関で、現地で操業している企業に税務恩典などを与えて企業の育成をしていた役所だが、地元出身の大物連邦議員との癒着で汚職の温床になり終止符が打たれた。)

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by wagahai_tt | 2008-08-13 06:20 | カルチャーショック | Comments(4)

ブラジル紹介:カラジャス鉱山鉄道


ブラジルは世界有数の資源大国ですが、特に、鉄鉱石は埋蔵量で世界第一位、生産量で世界第二位の規模を誇っています。
ヴァリ・ド・リオ・ドセ(CVRD)社は、世界最大の鉄鉱山であるカラジャス鉱山を所有ししている世界最大の鉄鉱石産出メーカーです。

世界最大のカラジャス鉱山はアマゾン河南東のパラー州とマラニョン州に跨る広大な地域を占め、巨大なマシーンを使って露天掘りで鉄鉱石を採掘しています。
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(カラジャス鉱山、露天掘り風景)
カラジャス鉱山のスケールの大きさは露天掘りの巨大な鉱区の写真でも分かりますが、鉄鉱石を運ぶカラジャス鉄道がそれを雄弁に物語っています。
因みに、カラジャス鉄道は鉄鉱石を892km離れたサンルイス港に運ぶために1985年に敷設された鉄道で、CVRDが運営に当っています。

(列車への積み込み風景)
f0096068_8441691.jpg長距離輸送を効率的に行うため考案されたのが、車両を極限にまで連結する手法で、機関車2両で180両の貨車を連結した長大なものです。仮に、貨車一両を10メートルとすると、車両の全長は1.8kmにもなります。
(写真の中で小さな箱状に見えるが、連結した貨車です。)

(アマゾンの支流に掛かる鉄橋)
f0096068_8454674.jpg空っぽの貨車を鉱山に戻す列車は、機関車2両+貨車180両を2つつないでいるわけだから、機関車4両+貨車360両、長さにしたら単純計算でも約3.5km以上というものになる。
この列車がアマゾン支流に架かる長い鉄橋を渡るのは、勇壮だろう。尚、この河はツクルイ発電所に繋がっている。

(燃料用のジーゼルタンクであろう)
f0096068_84829.jpg途中には機関車の燃料であろう、ジーゼルタンクが線路脇に設置してあり、必要に応じて給油をするのであろう。









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(サンルイスの積出港)
列車の向う先はマラニョン州サンルイスの積出港です。
カラジャス鉱山で生産された鉄鉱石は、カラジャス鉄道によって892km東の大西洋側のマラニュオン州サンルイス港まで運ばれ、日本などに向けて輸出されています。

カラジャス鉱山の2007年の生産量は約9,000万トン、うち日本向けは1,400万トンで日本の鉱石輸入量の約10%を占めています。


カラジャス鉱山自体はCVRD社の関係者しか立ち入りできないため、鉱山側の旅客列車の始発駅は、一般人が立ち入りできる鉱山手前の町であるパラウパペーバParaupapebaとなる。そのため、全区間892kmのうち、旅客輸送があるのは861km区間となる。

全区間がコンピューターにより制御されており、24時間運行。貨物を積載した列車は最高速度75km/h、客車や空載の列車は最高速度80km/hで走る。100両の機関車に、5,353両の貨車を保有している。


以前、記事やカルチャーショックで取り上げたカラジャス鉱山を、今回は、Google Earth で見た写真を貼り付けて、紹介してみました。
( 写真 Google Earth を使用 )

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by wagahai_tt | 2008-08-08 08:55 | ブラジル紹介 | Comments(4)

ブラジル紹介:焼酎・カシャーサ 51


ブラジルは世界でも有数の砂糖キビ生産国です。
生産量は年産4億トンにも及び、その作付面積は510万haにも及んでいる。 
ブラジルには、この砂糖キビを搾ったものから作られるカシャーサ、別名ピンガ とも呼ばれる美味い焼酎がある。
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f0096068_7413461.jpgカシャーサ 51は、アルコール度40°と少々強めの焼酎ですが、  庶民がこよなく愛する焼酎です。 

f0096068_872666.jpgライムを刻んで潰したライムジュースに、カシャーサをたっぷり入れて、氷を入れたオンザロックが、カイピリーニャと言う美味い飲み物になる。 








現地ではライムのことをレモンと呼び、どこでも安く買えます。
しかも、ライムの搾り汁は殺菌力も強いと言われ、タルタルステーキのような生で食べる新鮮な生肉ステーキにも掛けて食べたりもする。(⇒ アマゾンの熱帯で食べる、タルタロンと言うタルタルステーキも美味いよ。)

一般的にはカイピリーニャに砂糖を入れて飲む人も多いが、甘くなるので砂糖を入れない方が好みだった・・・。

レモンを潰して作ったカイピリーニャは、多少酸味もあり、一度味わうと忘れられない飲み物になるよ・・・・。 
但し、日本で売っているサンキスト・レモンで作ったものは、飲めたものではないほど味が違う、何故かライムが良い・・・。


因みに:
カシャーサで作ったものを ⇒ カイピリーニャ
ウオッカで作ったものを ⇒ カオピロシカ
フン(ラム酒)で作ったものを ⇒ カイピリシマ・・・ と呼んでいた。
呼び方で、ベースになる蒸留酒が違っていたのである。

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by wagahai_tt | 2008-08-04 07:56 | ブラジル紹介 | Comments(17)