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ブラジル旅行記・ロンバーダ

ブラジルの市中を車で走っていると、カマボコの形をした突起が道路に横たわっている、これがロンバーダと呼ばれるものだ。

f0096068_1044420.jpgしばしば出くわすロンバーダ、特に人通りの多い国道、スピードを出しそうな郊外にロンバーダが作ってある。








スピードを制御するためであり、道路端に黄色の看板が100m、50mと表示して幾つか立っている。
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ロンバーダはスピードを落とさせる効果があると同時に、信号のように車を止める必要がないため、渋滞を避ける事も出来るようだ。
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国道沿いのロンバーダでは、どの車もスピードを落とすために、スピードを落とした車目当てに、物売りがいる。
朝取れた新鮮な果物、塩茹でした川エビ、蒸し上げたプップーニャ、冷えたコーコ、等が売られている。



ただ、夜中のロンバーダには要注意、ロンバーダ設置の注意標識を見落とすものなら大変だ。高速で突っ込んで、車を傷つける上、後部座席に座っている人は車の天井に、強烈に頭をぶつけて悲鳴を上げることになる。

f0096068_1011566.jpg郊外を走っていると、近所の住民が作ったロンバーダなのか、幅が小さく、高さが高いものもあり、車の腹を擦る事になるので、要注意。








日本ではなかなかお目にかかれない代物だろう。
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by wagahai_tt | 2006-11-28 10:15 | ブラジル旅行 | Comments(14)

ブラジル旅行記・鍾乳洞

27日(水)ボニートで朝を迎えた。5時に起床したが1時間の時差調整を忘れたために、実際は4時の起床だった。夜明け前のロッジの庭を一通り回って見たが、大した発見もなく、ヘッジ(ハンモック)で休んでいると、仲間達も目覚めて起き出して来た。

f0096068_1119117.jpg早朝の鍾乳洞を訪ねた。1940年に発見された、6億年前に出来たとされる鍾乳洞、入口の幅70m、高さ90mで、30haの敷地内にあり、今では州の管理地になっている。






地底湖の透き通るブルーが素晴らしい。写真で色が出ないのが残念。
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地底湖の大きさ・深さはまだ調査中らしい。

州の管理で文化財に指定されるまでは、この地底湖で水浴び・洗濯は日常のことだったようです。今では進入禁止で、鍾乳洞に入るにも、専門の案内人と共に入ることが許可されている。
午前中、11時頃までは、かろうじて太陽の光が地底湖まで届き、それ以降は暗闇となるので、見学は午前中が良いとのこと。

f0096068_11263063.jpg太陽の光が届く中で、発生した苔が光に向かって成長し、鍾乳石も苔の生長に従って横に伸びている所もある。
横に伸びた鍾乳石も初めて見ました。








f0096068_11274286.jpg鍾乳石柱













f0096068_11295193.jpg鍾乳石













f0096068_11322954.jpg鍾乳洞の外に、バクレと呼ばれているタイガースファンが喜びそうな蝶がいた。
黒に黄色の縞模様、まさしくタイガースだ。
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by wagahai_tt | 2006-11-23 11:35 | ブラジル旅行 | Comments(6)

ブラジル旅行記・カウボーイハット

f0096068_20241789.jpg9月26日(火)       人口200万人の南マットグロッソ州の州都である、人口70万人のカンポ・グランジ(Campo Grande(CG))の空港に降り立つ。サンパウロや首都ブラジリアとは、マイナス1時間の時差がある。




空港から300km離れたボニートまで車で4時間の旅に出発。

f0096068_20262759.jpgカンポ・グランジ(大きな広場)だけあって、山のない、けたたましく広い平野で地平線まで見渡せる。
この地は、砂糖きびを栽培しているが、この時期は裏作のトーモロコシの収穫を終えた時期だった。




走れども、走れども町がなく、300km中で3箇所程度町があったようだ。100km走って町が現れる、まるで西部劇の世界で、馬が車に代わったようなものだった。  途中の土産物屋で記念に、革製のカウボーイハットを購入し、西部劇を増幅した。

f0096068_20303195.jpgカウボーイハットの中でも、有名なテンガロンハット(ten-gallon hat)は、クラウン(山部)が高く、ブリム(つば)が広くて巻き上がっている帽子のことで、辞書や書籍などでは、10ガロン(1ガロン米=約3.8リットル)の水が入るために名付けられたとあるが、実際には38リットルの水は入らない。
テンガロンハットは、カウボーイハットの中でもひときわ大きなハットと言う意味であろう。

実はテンガロンハットのガロンは容積の単位を表すgallonとは関係なく、スペイン語の「ひも、編む」を意味するgalónに由来するという説もある。

f0096068_2034536.jpg今回購入したカウボーイハットはテンガロンハットではなく、一般的な形のハットである。











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帰国後のゴルフで、仲間にお披露目でもしよう。
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by wagahai_tt | 2006-11-16 20:38 | ブラジル旅行 | Comments(6)

ブラジル旅行記・トラックの車輪

国土の広いブラジル、南北5千kmか・・・。
アマゾンから南部サンパウロまでの約4千km、普通に走って1週間かかるが、中には2マンで昼夜走って3日目の朝に着くトラックもある。

f0096068_10582379.jpg田舎になれば、100キロ以上走っても何も無い場所もあり、パンクで立ち往生しようものなら、積荷もトラックもハイエナ族の危険に晒される。
又積荷を積んで、タイヤの空気圧が減っても動きが取れなくなり、近場のガソリンスタンドまでも辿り着けない。

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f0096068_1134946.jpgそこでタイヤの空気圧を一定に保つために、コンプレッサーで全タイヤに空気を送りながら走る機能を備えた、トラックやトレーラーが走っている。
この機能で、小さいパンクなら持ち堪える事が出来る。






f0096068_11151787.jpg更に、空荷の時には車輪を上げ、走行時の抵抗を少なくして、タイヤの磨耗・燃費の効率を考えた機能を備えた車両もある。
ダンプカーも空荷で市内を走る時は、ダブル車輪の一つを上げて走っている。




国土の広い国の知恵か・・・・。

20年以上も前から、ブラジルではアルコール車が普通に走っている。
f0096068_11175787.jpgガソリンスタンドでは、ジーゼル油やガソリンの給油だけではなく、アルコール燃料の給油もできる。








アルコールは砂糖きびから作るが、その精製過程でのコストは、ガソリンより高いかも知れないが、政府の補助もあり、一般消費者はガソリンより安く購入できる。

今後は、地球温暖化ガス抑制の点で、アルコール燃料も、ハイブリット車と同様に研究・話題のポイントになるであろう。

この点では、ブラジルは先進国だ。
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by wagahai_tt | 2006-11-12 11:26 | ブラジル旅行 | Comments(2)

ブラジル旅行記・サマウマ(Sumauma)

密林の女王と呼ばれるサマウマ(Ceiba pentandra:パンヤ科)の大木

大木の頂上の部分f0096068_7262113.jpgf0096068_727385.jpg











大木の根っこの部分f0096068_7285883.jpgf0096068_7293385.jpg










大木になると、密林の中で一際目立つ存在で、樹齢400~500年にもなるのであろう。
ここまで大木になると、100年位の差は気にならなくなるので、不思議だ。

f0096068_734342.jpgこの大木でも、幼木時代は総身に刺を持ち、動物達が身体を擦り付けて、樹皮を傷めることを拒否しているようです。
成木になるにつれ、刺も落ちて、動物との共存もはかりながら、大木に成長します。



f0096068_7355361.jpgこの大木は密林から頭一つ飛び出しているので、木の根っこを叩いてインディオの通信手段としても使われていたようです。









f0096068_7381540.jpg太鼓代りの通信手段。
根っこをたたいて遠くの部族へ連絡、太鼓より遠くまで連絡できたのであろう。
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by wagahai_tt | 2006-11-09 07:54 | ブラジル旅行 | Comments(2)

ブラジル旅行記・イペ(Ipe)

今回の旅行で、ずっとIpe Roxo「イペ紫」を探していました。
なかなか出会えず、半ば諦めかけていましたが、アマゾンを訪ねた最後の最後の日(5日)に出会った時は感動しました。
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f0096068_939368.jpg紫の花をつけるイペは、南米ブラジル、アマゾン川流域の熱帯雨林に自生する広葉樹で、高さ30メートル以上、大きさ直径60センチ以上にもなる巨木で、地上から20~30メートルの高さに枝葉があり、赤紫の花をつけます。
















f0096068_9415688.jpg黄色の花をつけるイペはブラジルの代表的な花になっているほどポピュラーで、日本で言えば、桜と同じようなものかなぁ~。








f0096068_944577.jpgイペはノウゼンカズラ科の樹木で、学名=タベブイア・アベラネダエです。
花の色は紫・黄色・白・ピンクにオレンジ色などの花をつけるものもあるようです。
今回は紫と黄色の花を紹介しました。




イペの木質は重堅で、耐朽性,耐蟻性に富み、日本ではマンションのウッドデッキや公園のベンチ等に使われて、雨にも風にも太陽にも耐えられる堅質の木材です。他には埠頭、橋梁、杭、ステッキ、弓、釣竿などに使われているようです。

紫イペの樹皮には薬効があると言われ、現代人のガンなどのさまざまな病気に著効をもたらすことが明らかになり、南米諸国は勿論、欧米諸国や、日本でもタヒボ茶として愛飲されているようです。
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by wagahai_tt | 2006-11-04 09:53 | ブラジル旅行 | Comments(11)