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カテゴリ:感動
ブラジルは最低給与制で、一般労働者(人口全体の60%?)は殆どが最低給与で働いている。今でも最低給与は150㌦程度だ。すなわち日本円で一ヶ月16,000円程度だ。もちろん食材・物価とも違うので日本とは比較は出来ないが。 高給取りは5,000㌦・10,000㌦と小泉政権下以上に格差のある国だ。 我々のもとで約1,200名のブラジル人が働いていた。 毎年5月が組合(シンジケート)との交渉で全従業員の給与調整(インフレ調整)を決めるが、それ以外に社内独自の昇格・昇給制度を設けていた。 毎年約200名程度がその制度の恩恵を受け、組合調整と同時に昇給する。対象にならなかった連中は、来年に意欲を燃やす奴・意気消沈する奴・反発する奴等いろいろ居るが、一ヶ月もすれば平常に戻る。 一例でしか過ぎないが、そんな中で今回昇給の対象になった従業員に、 私:「これから毎日ビール1本余分に飲めるな」と言ったところ、 従業員:「セニョール、私の親戚は貧乏で子供も多い、今回の昇給分で一人我が家で養うことにした、幸い私はビールを飲まないので・・・」 私:「・・・・・・」、言葉も無く“感動!”した。 後日その従業員が私に1枚の子供達の写真を見せに来た。彼も子沢山で、その写真には6人の子供が写っていた。 その中の1人が今回引き取って養っている子供だそうだ。 日本でも昔はこの様な話があったような気がするが・・・・? 年末、従業員有志40名程度の忘年会にお誘いの声が掛かった。 声を掛けられたのは私と工場責任者の二人だった。 一応会費制で我々も彼等の倍額の会費を払っている。しかしいざ宴会が始まると会費は最初の1時間で無くなり、延々朝まで続く宴会では ビールが60ケース積み上がり、不足費用は結局我々二人で負担することになった。 例の従業員も飲むは飲むは、家で飲まない、だけだった。 ▲ by wagahai_tt | 2006-10-17 08:34 | 感動 | Trackback | Comments(6)
・親切な奴
ある日、日系人二世の結婚式に招待され、田舎に出かけた時の話。 日系人二世ミキは病院の医師で、私のポルトガル語の家庭教師をやってくれていた。 日本語が堪能で日本にも留学の経験をもっている。 週2回彼女の授業を受けていたが、日本語が堪能なのでいつも会話が日本語になりポルトガル語の上達が殆ど見られなかった。 私の同僚も同じ時期ミキに学んでいた。 正月には彼女の実家のピメンタ(胡椒)農園に2家族とも招待を受けた事で、家族ぐるみの付き合いが始まった。 招待を受けた時、正月でもあり巻寿司で歓待されたが、当時海苔はブラジルでは手に入らなくて日本からの高級食材だった。 ただその時の巻寿司は具の部分が真っ黒で何が巻いてあるのか判らず、とりあえず手を伸ばした瞬間、ハエが飛び立ち卵・蒲鉾・ほうれん草等普通の具が現れたのにはビックリしだ。 彼等農家にとってはごく普通の光景で、具の部分にレモン(現地はライム)ジュースを絞ってかけたら消毒済みで平気で食べるとの事。 我々も食べたが後日何の問題も無かったことを伝えておく。 その先生の妹さんの結婚式で招待され2家族で出向いたが、式終了後田舎から街まで夜の国道を約2時間ほど帰ることになる。 道路事情は穴ぼこだらけで悪く、対向車のトラックのライトには目も眩むはで、結局穴にはまりパンク。 さてスペアーに交換時に社有車に工具が無いのに気付きパニック。全員降りて手を振るが、多くない後続車で停車してくれるものは無く(当然だが停車は強盗などで非常に危険)困り果てたところに、対向車のブラジル人が「セニョールどうした?」とわざわざUターンしてくれたので事情を説明。 彼は自分の工具を取り出しスペアータイヤを交換までしてくれて、「セニョール気を付けて帰れよ」と言い残し逆方向に走り去った。 “感動!”した。 こんな夜中に、子供連れとは言え見ず知らずの日本人に・・。 ▲ by wagahai_tt | 2006-09-01 10:37 | 感動 | Trackback | Comments(6)
・タクシーの運転手
現地は車社会で飲みに行くのも車で行くのが常であったが、赴任当初は地理不案内、ハンドル・交通とも左右逆などで、現地に慣れるまで運転は控えた方が安全だ。そんな時は個人タクシーを利用するが、諸先輩からタクシーに関しての不愉快情報が多くインプットされていた。 まず、目的地へ遠回り・つり銭がない等々であるが言葉の問題で日本人が泣き寝入りのケースが多い。 私の場合も飲み屋(カラオケ)から自宅のアパートまで、初めて乗った人相のあまりよくない運転手が料金支払時に「つり銭がない」・・。 「最初からかよ~」と思い不愉快になりながら・・、 私:「つり銭がないのなら今回は払わない、次回会った時に払うよ。」 運転手:「OKセニョール、いつもあの飲み屋のところに居るから次に会った時に払ってくれたらいいよ」 私:「う~ん・・」、不愉快情報とちょっと違うな・・・。 次回飲みに行った時に例の運転手が「セニョール」と声をかけて来たので利息と信頼の対価で、前回のタクシー代の倍額を支払ってやる事にした。 「オブリガード、やはり日本人は信用できる」と言っていたのが印象的だった。 それ以来、私が車に乗り始めるまで約1年間、約束もしてないのに他の乗客を断ってまで、いつ帰るか判らない私の帰りを待って自宅まで送ってくれた。 私が車に乗り始めると関りがが無くなったが、ある日会社の車で来客を接待し、一杯飲んだ後ホテルまで送り届ける途中にエンジントラブルになり、お客に押してもらうがエンジンが始動せず立ち往生している時、たまたま通りかかったタクシー運転手が「セニョールどうした?」・・・・「おぉ~お前か・・・」。 運転手もいろいろ手を尽してくれたがエンジンは全く反応なし、運転手曰く「車を置いて自分のタクシーでホテルに行こう、車は直して明日の朝アパートの下まで持って行くよ」。ブラジル人の来客が「信用したら危ない、車が無くなるぞ」、運転手が「大丈夫だ彼とはベンアミーゴだ」この会話を聞きながら迷った挙句、運転手に任すことにした。 翌朝一番にアパートの下を見たが車が無い。“やられたか”と思いながら家内のポンコツ車で現地に、“あぁ~、運転手が一人で、しかもオイルだらけで直している” 感動! 私:「おはよう」 運転手:「セニョール、直るまで後しばらくかかるよ」 私は同僚に連絡し事情説明後、ホテルまでポンコツで来客を迎えに行き会社へ。 1時間後同僚が車を運転して出社して来た。 同僚:「運転手は修理代も請求しなかったよ、ベンアミーゴだな」 再度感動! 人を信用するのが良いのか悪いのか、今回のケースは彼を信用して、たまたまうまく行ったケースだが、全てがこのように行くとは限らないので、難しい。 ▲ by wagahai_tt | 2006-08-17 20:19 | 感動 | Trackback | Comments(12)
ブラジルには砂糖きびから作った焼酎がある。ピンガーともカシャーサとも呼ばれているが同じ物である。大きな酒蔵から一般家庭まで作っているようだ。 ある日長距離トラックの運転手が5リットルも入ったガラスのビンを私の机の上に置き、「おふくろが作ったカシャーサの上澄みを持ってきた、飲んでくれ」 流石にこれは美味かった。ピンガーに感動! この焼酎はブラジルのレモン(ライム)で割って飲むと本当に美味い。 アルコール度は高いので弱い人は一杯で酔う。砂糖を入れて飲む人も居る。 ピンガー(カシャーサ)をライムで割ったもの=カイピリーニャ ウオッカをライムで割ったもの=カイピロシカ ラムをライムで割ったもの=カイピリシマ それぞれの味を持っているが、オリジン(出身地)によって飲む物が違うのか? 以前カリブ海のプエルトリコ・サンファンに行った時、地元で最高級のラム酒を土産に頂いた。飲み慣れないと飲み辛いが、慣れると美味い、実に美味い。 サンファンからの来客が土産に101と言う焼酎を持参してくれた。 これはアルコール度80%以上のかなり強い酒だ、きついが美味い酒だった。 煙草を吸いながら飲むと着火の恐れのある酒だから要注意。 ▲ by wagahai_tt | 2006-07-10 23:41 | 感動 | Trackback(1) | Comments(4)
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