カテゴリ:農作物( 30 )

ブラジル紹介:熱帯フルーツ・ノニ Ⅱ


アマゾンで手広くやっている知人の農園を訪問して、種々熱帯フルーツを見て来たので、それぞれを紹介します。

その中の一つ、ノニ についてその薬効と共に紹介します。
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モリンダ・シトリフォリア(通称:ノニ)は、アカネ科の植物で小さな白い花の咲く植物です。果実は緑から薄黄、やがて白に変わり、皮は熟すと薄く透明になります。無味の白っぽい果肉は悪臭が強く、「腐ったチーズのよう」と言われます。

ノニは驚異の自然薬 で、その効能を解説した論文 に以下の記述があった。
1)ベータ細胞が機能不全により十分なインシュリンを生産しない。

2)受容体の存在する部分のインシュリンを受け付ける能力が低下しているために、細胞が血液中のブドウ糖を「取り入れようと」してもうまく行かない。

3)生物学的に不活性なインシュリンが過度に生産される。

従って、血糖値を安全なレベルに下げられない2型糖尿病患者の場合、ダメージを受けたベータ細胞 の修復を補助して、より多量のインシュリンを生産できるようにする効能がノニにはある。
この効能によって体内のブドウ糖の変換が、より効率的になり、血糖値が正常に近づいて、気分も良くなり全体の健康状態が大幅に改善されるようです。

今回、彼の農園などで撮影したノニを紹介します。

ノニの苗木
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ノニの幼木
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1年目のノニ 、ノニは1年目から実をつけます。
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ノニの花 
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ノニの果実 
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ノニの種 
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乾燥ノニ 
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(ノニの果実を輪切りにして乾燥したもの)
私はこの乾燥ノニを煎じたものに麦茶を入れて飲用しています。
まだ成果はこれからですが、何らかの成果を期待しています。

ノニは過酷な環境下でも、1年中花を咲かせて結実するので、1年中収穫できる不思議な植物で、その実は発酵するが腐らないと言われています。


ノニの成分(ジュース100mlあたり)
エネルギー・・・・・・・・・・・・46 Kcal
たんぱく質・・・・・・・・・・・・・0.4 g
脂質・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.0 g
炭水化物・・・・・・・・・・・・・・11 g
ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・9.3 g
カリウム ・・・・・・・・・・・・・・149 g

モリンダ・シトリフォリアに含まれる天然成分の中には、抗酸化物質・免疫システム強化・抗ガン・炎症抑制・痛みの抑制・強壮などの作用のある物質を含んでおり、体の自己回復力を高め、改善する力を持っているようです。

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by wagahai_tt | 2008-11-24 12:03 | 農作物 | Comments(2)

ブラジル紹介:ピメンタ・デ・セーィロ(Pimenta de Cheiro)


ブラジルには黄色いさくらんぼ程度の大きさで、激辛でしかも香りの良い唐辛子がある。 
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f0096068_622914.jpgピメンタ・デ・セーィロ (ピメンタは「唐辛子」で、セーィロは「良い香り」と言う意味です。) と呼ばれているもので、初めてこれを潰した時の良い香りと食べた時の辛さには感動しました。






潰した時の汁が女性の柔肌に飛び散ると、その部分の肌が軽い火傷を起こすと言われているので、気を使いながら潰すことになる。

f0096068_626318.jpgソッパ・デ・カランゲージョ(蟹スープ)やツクピーなどに入れると香りと辛さを楽しむことができます。









大きさも、色も、種々あるが、小さめの黄色いのが、香りも良くて好きだなぁ~・・・・。

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f0096068_6311572.jpgパラ州産ビール(Cerveja do Para = cerpa)のセルピーニャ(小瓶のビール)を飲みながらカランゲージョを食べる時に、ファリーニャやモーリョと一緒に、このピメンタを潰して食べると美味い。











f0096068_6325794.jpg好きな人は、セルピーニャを飲みながら蟹を6~7匹は食べて、それだけで腹一杯になり満足するよ・・・・。










ただ蟹を食べている時は、ビールを飲むのも忘れて、気が付けば冷えたビールが生温くなっているのもしばしばだ・・・・。


我家で冷凍していたピメンタ・デ・セーィロの種を取り出して植えてみた。
芽が出て二葉の可愛い苗になったが、果たして日本で成長して実を付けるのか・・・?

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我々はラーメンのスープに、これを潰して入れて香りと辛さを楽しみながら食べたりもする。

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by wagahai_tt | 2008-07-13 06:50 | 農作物 | Comments(12)

ブラジル紹介:アマゾン産 乾燥ノニ


5月中旬から6月初旬に掛けて、一人でブラジル旅行に行って来た家内が、熱帯アマゾンの友人から頂いたノニの実を乾燥したものです。
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f0096068_6334244.jpg乾燥ノニなのでお茶にして飲み始めましたが、お茶にする時、ノニを沢山入れると臭いも強くて飲み難いので、麦茶と一緒にノニを2~3切れ入れて沸かしたものを飲んでいます・・・・。





果実をジュースにして飲むのと同じような薬効があるのでしょうか・・・・?


乾燥ノニの大きさは、果実を輪切りにしているので様々です。

f0096068_6365482.jpg大きいものは4cmx4cm

小さいものは2cmx2cm













ノニに関しては全く知識がなかったので、ネットで検索した結果、以下の様な記述に遭遇しました。

*ノニの種目はコーヒーなどと同じ仲間のアカネ科の植物です。
野生の雑草、雑木のように生命力の強い木で、成長すると8メートルほどになり、1年中花が咲き、実がなり、実が熟す、同じ枝の中でそれらが同時進行します。

熱帯地方ではそれほど珍しいことではないようですが、初めて見たときは吃驚しました。樹齢40年(推定)ほど10メートルを超える高さの木を見た人がおりますので、50年ほどの寿命でしょうか。年中、花が咲き、実をつける子沢山ですから、消耗は激しいと言えるかも知れません。

ノニは、熱帯、亜熱帯の赤道周辺、南太平洋、ポリネシア、メラネシア、ミクロネシアほかインドネシアなどに自生する植物で、カリブ海周辺からアフリカ
まで、世界各地に独自の名前があり、広く分布しています。
( www.ask.gr.jp/about-noni.html )

*ノニ(NONI)とは学術名:モリンダ・シトリフォリア(Morinda citrifolia)といいます。

原産は東南アジア~オセアニア地方の熱帯低灌木で主に赤道付近の太平洋の島々で自生しています。
その実は基本的にフルーツですが各種ビタミンやミネラルなど非常に多くの栄養素を持った強力なハーブフルーツです。

ノニの果実は実をつけてから数週間で醗酵を始め、その醗酵果汁には各種酵母菌や酵素、アミノ酸、中鎖脂肪酸、ポリフェノール類など現代人に有用な成分が多く含まれます。

ノニの育成には水はけのよい土壌が必要で、特に火山質や珊瑚化石からなる地質が最適とされます。 ノニの主な産地であるポリネシア地方は火山活動による海底隆起によって形成された島が多く、ノニの発育に最適な土壌と汚染の無い環境から特に質の良いノニが育ちます。
( noniweb.jp/noni-main.htm )

*この果実は昔から食用と薬用の両方で利用されてきました。
ノニの実が黄色くなったらもぎ取り、太陽に当てて追熟してから搾ってジュースにします。このジュースは、糖尿病、高血圧、心臓病、関節炎、結核,老化の予防・治療に役立ってきました。
また、果実から出る液は傷や腫れ物に塗ったり、うがいに利用されてきました。
このようなノニの幅広い薬効は、有効成分が豊富に含まれていることによります。

成分の一つ、プロキセロニンは細胞の活性化、つまり弱った細胞の再生を促して機能を正常に保つ働きをします。
ノニに含まれる多糖類は、マクロファージやTリンパ球を刺激してインターロイキンやインターフェロンなどの免疫を強化する物質を増加することも確認されています。

1993年には米国ガン学会で、ノニの根から抽出されたダムナカンタールに抗ガン作用があることが発表されました。動物実験では、肺、大腸、すい臓ガンや白血病に有効という結果が得られています。
( www.nava21.ne.jp/~uesugi/ken/seibun/noni.htm )

日本ではジュースやサプリメントにして販売されているようですね・・・。

f0096068_6394017.jpgフラッシュなしで撮影したものは、こんなに色が黒いのですよ。

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by wagahai_tt | 2008-07-09 06:47 | 農作物 | Comments(10)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


13.マンジョカ芋

マンジョカ芋の植え付け後の風景、このまま1年以上放置しておけば土中に立派な芋が成長する。
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f0096068_7393419.jpgこの芋は痩せた土地でも育つので、あまり手をかけなくても良い作物です。

マンジョカは青酸性の毒があると言われ、生のまま食べると危険なので、必ず火を通して毒性を飛ばして食べることになる。




f0096068_7454973.jpg食べ方は、摩り下ろした芋を搾って火に掛け炒った物がファリーニャと呼ばれてアマゾンの準主食になっている。










f0096068_7473722.jpg写真のファリーニャはサンパウロで購入したもので、色が白く肌理の細かいものです。

フェーラ(朝市)では黄色で肌理の粗いものから細かいものもあり、種類も豊富ですよ。





f0096068_7505322.jpgこれは我が家で先日、ファリーニャをバターで炒めて、そこに炒めた玉葱を加えてファローハにしたものです。









搾り汁を火に掛けて沸かしたものがツクピー液として食べられている。

ツクピー料理は、中に入れるメインのものでその呼び名が、パット(アヒル)のツクピー、ガリーニャ(鶏肉)のツクピー、タマタ(魚)のツクピーと言ったように区別している。
ツクピー料理に付き物のジャンブーと言う野菜は、食べると舌先・唇に痺れ感を感じるが、この痺れ感が何とも言えない旨さになり、日本人に合う味わいで嵌ってしまう料理だ。

芋を油で素揚げして塩味で食べる、フライドポテトのような食べ方もある。

f0096068_7533865.jpg又マンジョカ芋の澱粉で作ったタピオカは、フライパンで焼いたものにバターを塗って食べると、もちもち感が美味くてついつい食べ過ぎてしまう。









f0096068_757888.jpgマンジョカ芋の葉っぱを使ったマニソバと言う料理がある。葉っぱを挽いて粉にしたものを、毒素をなくするために4~7日間煮込んで作ります。
煮込む時に牛や豚の内臓を塩味で一緒に煮込むのは、フェィジョアーダと同じで、出来上がったものをご飯にかけて食べます。

見た目は良くないが、食べると美味いよ。

f0096068_7595033.jpgツクピー液に干しエビを入れて炊き込んだものに、ゴマと呼ばれるドロッとしたマンジョカ芋の澱粉を入れて食べるタカカスープも美味しい食べ方である。





タカカを食べる時は何故か専用の器がある、これはコーコ(椰子の実)を半分に割って、硬い部分を削り出して作ってあり、色んな絵を描いたものもある。


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今回で農作物シリーズは、ひとまず終わりです。
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by wagahai_tt | 2008-03-07 08:22 | 農作物 | Comments(14)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


12.ピメンタ・ド・ヘイノ(胡椒)

「Pimenta do Reino」、直訳すると「王様の香辛料」です。

移民の町トメアスの黄金時代を築いたピメンタ・ド・ヘイノだが、ピメンタに出会うまでの移民一世の過酷な時代は、我々には計り知れないものがあります。
(過酷な時代を書いた本「アマゾンの歌 角田房子 中央公論新社」がある。)

ピメンタは多年性ツル植物で、インドが原産地です。生産地はインド、ブラジル、インドネシア、ベトナムなどの熱帯地域です。開花から果実成熟までは6~8ヶ月で収穫できます。
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ピメンタをアマゾンに持ち込んだ人物は、臼井牧之助氏(女優小山明子氏の実父)で当時は㈱南拓の社員だったそうです。

黒胡椒は採取した実を皮や果肉つきのまま乾燥させたものですが、白胡椒は実を水に晒して表皮や果肉の部分を取り除いて種子だけを乾燥させたものです。
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白胡椒の方が黒胡椒より時間も手間もかかっているのですよ。
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田舎の農家に行くと昔ながらの黒胡椒を天然乾燥している風景にでくわします。
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ブラジルの胡椒生産量は年間約4万トンに達している。その内パラー州での生産は約3万4千トンで、ブラジル国内で一位の生産量であり、今では日系人だけではなくブラジル人も生産しているよ。

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by wagahai_tt | 2008-02-28 08:23 | 農作物 | Comments(10)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


11.ガラナ

少し判りにくいかも知れませんが、ガラナの木です。
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ガラナ(guarana、学名:Paullinia cupana)は、ムクロジ科ガラナ属のつる植物です。

f0096068_8254854.jpg原産地はアマゾン川流域。果実は小さくて丸く、房状で、果皮は赤く、熟すると実が弾けて黒い種が出てきます。





ブラジル産アマゾンの恵みガラナの実です。
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皮を剥くと黒くて硬い種の部分が出てきます。
乾燥して炒ってあるものなので、硬くて歯がたちません。
生の時は、皮を剥くと柔らかくて、薄緑色だった・・・。
味はかなり苦いものです。
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大きさは、大豆より一回り大きいかなぁ~。

空いたウイスキーの瓶を使い、中にガラナの実を20~30粒入れて、無色透明なウオッカに漬け込むと、一週間で赤いエキスが出始めて、待つこと一ヶ月で真赤になり、無色透明のウオッカが赤ワインのような色に変化します。
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アマゾン時代の経験から、3時間程度の睡眠でも、朝食後に小さなコップに半分ほど飲むと、なんとか一日睡魔に耐えることができましたよ。
来客の接待などで午前3時・4時になった時には、朝よく飲んで出社したものです。
これが連荘でも、毎朝少し飲むとなんとか耐えられるから凄いよ。
但し、寝る前は控えるべし、いつまで経ってもベッドの中でもがく事になります。

ガラナの種子にはカフェインやタンニンが豊富に含まれており、ここからアルコール抽出したエキスは疲労回復や興奮剤、強壮剤として用いられるようになったようです。
日本の多くの地域では、強壮剤から「夜の営み」に効果があるというイメージが強いようですが、ブラジルでは、一般的にガラナ・アンタルチカのような炭酸飲料のイメージが強いですよ・・・。

アマゾン流域に自生する植物ガラナは、土着のインディオにとって、古くから薬用品・滋養飲料として愛用されていたようです。

日本でのガラナ飲料は大手コカコーラに対抗したもので、その名残として未だに中小メーカーや大手飲料メーカーが北海道限定品として販売しているガラナ飲料があるようですね・・・・。

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by wagahai_tt | 2008-02-13 08:43 | 農作物 | Comments(16)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


10.パンの実

パンの実は、煮たり焼いたりするほか、乾燥させて粉にしたものを利用したり、醗酵させて酒を造るなど、ほとんどサツマイモのように利用されるとのことですが、残念ながらまだ食べたことが無いのですよ・・・。

パンノ木(学名:Artcarpus altilis)は、クワ科の常緑高木。名称は、属名のギリシア語のパン(artos)と果実(karpos)からなる。

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果肉にでんぷんを含み、蒸し焼きや丸焼き、あるいは薄切りにして焼いて食べたり、 また火で乾かしてビスケット状にし、貯蔵したりするようです。
味はサツマイモに似ているとされていますが、まだ食べたことが無いので上手く説明が出来ません。

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このパンの木はトメアスの日系農家を訪問した時に撮影したものです、よく見るとパンの実がなっているのが分かりますよ。
実の大きさはソフトボール位だろうか・・・。

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by wagahai_tt | 2008-02-07 07:57 | 農作物 | Comments(20)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


9.クプアス

クプアスはパラ州特産の果物で長さ25cmⅹ直径15cm程度の大きさで堅い殻に包まれています。
甘酸っぱい香りが強烈であり、部屋に置いていると部屋中甘酸っぱい良い匂いが充満する果物だが、ジュース・アイスは、一度食べると忘れられない美味さがあり、はまりますよ。

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クプアスはカカオの親戚の果物で、この種を使ったチョコレートはカフェインアレルギーの人でも食べる事が出来るチョコになるようですよ。
カカオの仲間であるクプアスはアマゾン原産の植物で、楕円形の果実は茶色の固い皮で覆われ、その重さは2kgにも達します。

f0096068_8443647.jpgいい香りがする果肉は白く、酸味があり、そのまま食べることも出来ます。












f0096068_847337.jpg乳白色のジュース・お菓子・ジャム・アイスクリームなどに加工されたものが良く食べられています。





今、世界で注目を浴びているのがその種から取れる油で、ホワイトチョコレートの原料として良く利用されているようですよ。

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まだパラ州外に持ち出し禁止と言われていた時代だったと思いますが、サンパウロ兼務時に、社員に食べさせてやりたくて、クプアスをそのまま袋に入れて飛行機の荷物入れに入れていたら、機内に甘酸っぱい匂いが漂っていた記憶があります、その時の乗客は、気が付かなかったようだったが、中には気が付いた乗客もいたでしょうね。

サンパウロの従業員が喜んでジュースを作って飲んでいた顔を今でも思い出すよ。

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by wagahai_tt | 2008-01-10 08:50 | 農作物 | Comments(26)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


8.ジャッカ

大木の幹から大きなドリアンのような実を付けるジャッカと呼ばれる果物です、熟れた実は自然に落下して種の周りの果肉をそのまま食べたり、ジュースにして飲みますが、自然落下した物でなければ食には適しません。
あまり匂いは強く無いが、甘酸っぱくて美味しいよ。
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インドの西ガッツ山脈が原産とされ、17世紀中頃ポルトガル人によってブラジルへ持ち込まれたと考えられています。
大きな樹では、樹高30m直径1,5mの太さにもなります。
その果実は通常、長さは30~60cm、重さは10kg~20kgにも達します。
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太い幹や枝から大きな果実がニョキとぶら下がっている光景を、初めて見た時はびっくりしましたよ!!!
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種子周辺の黄色っぽい、パイナップルに似た芳香を持った果肉を食しますが、ブラジルでは特にJaca manteiga(バターのようなジャッカ)と呼ばれる品種が甘くて喜ばれています。
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べたべたとした汁液は鳥もちとして、根や葉は薬用として使用されていたようですが、知りませんでした。

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by wagahai_tt | 2007-12-21 06:14 | 農作物 | Comments(20)

ブラジル紹介:農作物シリーズ


農作物の一部を紹介します。


7.マンゴー

最近日本でも注目されているマンゴーは、ベレンでは街路樹から落ちて来る果物でもあり、現地では簡単に手に入る果物です。
ベレンの市街地で、ビルの高さ5階位の上から熟れると自然に落ちてくるマンゴーはグリーン色で硬く、繊維質が多いが、味はいいよ。
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時期になると、車で走っている時、いきなりボンネットに落ちてきたり、車の屋根に落ちて来たりと、まともに当たると凹んでしまうが、落ちて来たマンゴーが美味いのですよ。しかも年2回実を落とすので嬉しいよ。
現地の子供達が街路樹に登ったり、長い紐の先に木片を結び付けたものを投げたりして、マンゴーを取ってフェーラ(フリーマーケット)で売っているのですよ、日本の子供達と違って彼等は逞しいね。

マンゴーホーザと呼ばれるものは、大きくて熟れるとバラ(ホーザ)色をした、実に美味しい果物です。
写真のものはまだ熟れる前で食べられませんが、熟れるとバラ色になります。
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日本の宮崎県で話題となったマンゴーと種類は同じかも知れませんが、値段は全く違いますね・・・。
日本の高級品一個分の金額を出せば、多分みかん箱五個分は買えるでしょうね・・・。

――余談ですが、一袋100個入ったラランジャ(オレンジ)が200円程度で買えるよ、しかも道路端のトラックの上で買えるのだから産地直送だよ。――



*マンゴー(学名:Mangifera indica)は、ウルシ科マンゴー属の果実のこと。南国のフルーツの代表的なものの一つであり、近年、非常に人気が高くなっている。マンゴーは、ウルシと同様、ウルシオールという接触性皮膚炎(かぶれ)の原因となる物質が含まれており、高率にかぶれを引き起こし易いために注意が必要です。

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by wagahai_tt | 2007-12-05 06:55 | 農作物 | Comments(16)