カテゴリ:ブラジル紹介( 41 )

リオそれぞれ

f0096068_10425298.jpgリオ・デ・ジャネイロはサンパウロに次ぐブラジル第二の人口1000万人都市、サルバドールから首都を引き継ぎ、ブラジリアに首都を引き渡した都市だ。それだけに観光名所も多い都市だ。






f0096068_10433751.jpgブラジル独立100年を記念して、1931年10月12日に建てられた全長38mのキリスト像は、標高710mのコルコバードの丘の上に聳え立っている。キリストが向いている方向にニューヨークの自由の女神があると言われている。





f0096068_1045833.jpgこのコルコバードの丘の近くにパン・デ・アスーカがある。
コパカバーナの海岸から見た標高390mのパン・デ・アスーカ、砂糖付のパンと呼ばれているが、大きな岩山と言う意味である。コルコバードのキリスト像に次ぐ観光名所でもあり、この山に登るにはロープウエーを2度乗り継ぎ頂上に辿り着く。



f0096068_10455431.jpg頂上から見る景色にコパカバーナの弓なりに伸びた全長4kmにも及ぶ美しい海岸線が見下ろせる。この海岸のアルボアドール岬を曲がると、そこにはイパネマ海岸が現れ、コパカバーナに並び美しい海岸として知られている。
あの「イパネマの娘」もこの海岸から現れたのか・・・?
コパカバーナの海岸ではトップレスが許可されたと聞き及ぶが、実際にはまだ見たことが無い。今度行く時があれば是非見たいと思っているのはwagahaiだけかな・・・。

f0096068_1046481.jpgリオ市内に1950年に建設されたマラカナンのサッカー場がある。現在の収容人員12万人。以前は20万人以上の収容能力があったが、座席のリホームで減少したとの事。







f0096068_10483522.jpgマラカナンの入り口に有名選手の足型がある。どのような基準で残せるのかは知らないが、ペレもジーコも足型を残している。試合が無くても見学だけで楽しませてくれるスタジアムだ。






f0096068_10491562.jpg誰もが知っているリオのカーニバル。このカーニバルは特設会場で行われる。毎年旧暦で行われるため、2月の中旬以降3月初旬の時期がカーニバルとなる。






リオのカーニバルが有名であるが、この時期は全国でカーニバルが行われる。タイプはリオのようにグループで各々テーマを決めて競うタイプとサルバドールのように一般観客を巻き込んで騒ぐタイプの2種類がある。いずれも国民を熱狂させてくれるものだ。

観光客相手のサンバショーがある。観客の各国の歌を披露するが、日本の歌は何故か坂本九の「上を向いて歩こう」である。マイクが回って来るので、日本国民を代表して歌う事になる。ラテン系の国民は陽気で賑やかだ、マイクを持って舞台に上がり熱唱する。日本人は客席で座ったままが多い。国民性の違いか・・。
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by wagahai_tt | 2006-09-15 11:02 | ブラジル紹介 | Comments(4)

ベレン下町


f0096068_12245598.jpgアマゾン河口の街ベレン、ベレン国際空港へ到着前の上空から見るとアマゾン河の支流ガマ河に面した小さな田舎町である。








f0096068_12372682.jpg市中の街路地はマンゴ並木で、日本では高級マンゴが時期になると頭上から落ちて来て美味い味わいを市民に与えてくれる町でもある。








f0096068_12263211.jpg下町には今でも石畳の坂道があり、当時のヨーロッパ風情の片鱗を残している。又、建物にも同じ風情を残したものも多く、ヨーロッパ文化の名残を感じさせる。







f0096068_12271326.jpgこの坂の近くに379年(2006年現在)の歴史を持つベル・オ・ペーゾ(重さを計る)と言う魚市場がある。生臭いにおいの中を歩くと、けたたましく大きな魚とも出会える。







f0096068_122811100.jpg鎧を被った古代魚のようなタマタ、ピラニア、ナマズ等々所狭しと並んでいる。安い魚から高級魚まで揃う。








f0096068_12285059.jpg又、近くにカステロ要塞がある。ガマ河に向って数本の大砲が設置してあり、ポルトガル王朝直轄地のベレンを外敵から守ったのであろう。以前は大砲の横でアマゾンの夕日を見ながら飲むビールも、趣があった。デートスポットにもなっており、人気のある場所だったが、州政府の観光事業の一環として整備した為、今では趣きを一変した。
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by wagahai_tt | 2006-09-08 12:40 | ブラジル紹介 | Comments(4)

サルバドール

ポルトガル人により発見されたブラジル。ポルトガル王朝はその第一歩として、1549年にサルバドールに総督府を置き、1763年にリオデジャネイロに総督府を遷すまで政治・経済の中心として発展したサルバドール。ブラジル発祥の地と呼ばれる所以である。

歴史的な建造物・教会等数多く残っている町である。経済発展に伴いアフリカから奴隷(Escravos)として黒人が多く送り込まれた。現在サルバドール市は人口約350万人、その80%を黒人が占めている。


f0096068_20112882.jpg大西洋に砲口を向けた大型大砲が数基設置された要塞(Museu Nautica da Bahia)。サルバドールの海岸線には下町と上町の地理的に落差の大きい場所がある。







f0096068_20121323.jpg以前は荷物を担いで昇り降りしていたが、今ではエレベーターが設置されている。4基の大型エレベーターがフル稼働しており、1回20センターボス約5円で乗れる市民の足となっている。







f0096068_20125937.jpg下町にはみやげ物売場等のマーケットがあり、エレベーターに乗り上町に昇ると、そこには重厚なヨーロッパ文化が感じられる街並みが広がる。







f0096068_20135899.jpgかつて奴隷の売買取引を行っていた場所は、今では市の博物館になっている。博物館から市中を散策しながら歩くと大きな公園に出くわす。







f0096068_20191348.jpg長閑な公園で白人女性の髪を細い三つ編みにする黒人の男女。白人女性はスエーデン人で、日本にも行ったことがあるとのことだった。又公園には、民族衣装の黒人女性も多く、見て楽しましてくれる。
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by wagahai_tt | 2006-08-25 20:32 | ブラジル紹介 | Comments(6)

トメアス

アマゾン日本人移民の町トメアスの歴史を簡略に紹介したい。

ブラジル移民第一回は1908年(明治41年)笠戸丸により開始した。ブラジルは1888年奴隷制度を廃止した為、農業労働者が不足し、日本からコーヒー農園の契約移民として791人が移民したのが始まりである。

f0096068_1912381.jpg1933年臼井牧之助氏(女優小山明子さんの父)がシンガポールからピメンタ・ド・ヘイノ(胡椒)の苗木20本を持ち込み、内2本が活着し、1952年のピメンタ景気の元を作った。
1935年この時期まで適作物も定まらず開拓者は困窮の極みに達し、植民地からの退出者が相次いだ時期でもある。又悪性マラリアも大流行し、多くの移住者の命を奪ったのもこの時期である。

1939年第二次世界大戦が勃発、ブラジルは1943年、ドイツ潜水艦によるブラジル輸送船撃沈を契機に、枢軸国に宣戦布告をした。パラ州政府は、日本人移民者を敵国人としてその財産を没収すると同時に、アマゾン全域の日本人をトメアスに収容した。
この時から移民の町トメアスの始まりである。
僅か2本の苗木から始まったピメンタ栽培は1952年に大高騰し、植民地は黄金時代を迎え、年産800トンに達した。
ピメンタ景気の始まりであり、1972年にはピメンタ生産が史上最高の5,000トンに達した。
その後病虫害の発生もあり、ピメンタ景気も上昇・下降を辿りながら今日に至っている。
その間日本への出稼ぎなどでピメンタ栽培を止めた人も多い中で、一部歯を食い縛って頑張った人が、今ではピメンタ大農園を営んでいる。

f0096068_1955362.jpg州都ベレンより230km離れたトメアスへの交通はガマ河を渡すバウサ(フェリー)だけであったが、2002年橋が開通し、今では陸路でトメアスを訪問する事が出来る。







f0096068_1962817.jpgトメアス発展の中心になった十字路も今では田舎としては近代化した街並となり、トメアス文化協会も十字路の片隅に毅然と建っている。








f0096068_1972098.jpgトメアス文化協会の内部に併設された移民資料館には、戦前からの移民の歴史を示す物・パネル等が展示されている。
トメアスの歴史を知ることが出来る。







f0096068_1984770.jpg十字路から車で5分程度走るとトメアスカントリークラブがある。1989年に日系人の手で作られたベレン・カスタニアールに次ぐゴルフ場で、彼ら日系人の憩いの場になっている。
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by wagahai_tt | 2006-08-07 19:20 | ブラジル紹介 | Comments(10)

カランゲージョ

アマゾンの河口は真水と海水が混ざり合う場所で、潮の干満の影響を受け、支流の・支流で幅20m程度の小川では3m~5mの水位の差が出る。そんな川縁に素晴らしいマングローブの林が立ち並ぶところがある。高さは20m以上もあり、延々数キロ続く見事なマングローブ林で、日本界隈ではあまり見ることが出来ない。
そんな所で泥蟹と言われるカランゲージョが産卵する。
地中1m位のところに生息する蟹だから泥蟹と呼ばれてる。
泥蟹と呼ばれるだけあって多少泥の臭いもする。


f0096068_90088.jpgこの蟹を捕獲して茹でて食べる。
捕獲するのに蟹の巣穴に漁師が肩まで腕を突っ込んで捕まえる。よくあの強烈な挟みにやられないものだ、流石にプロだ。
カランゲージョは獰猛な蟹で、活きたまま買って帰る(アマゾンでは死んだ蟹は食べない)が、洗う時に爪を立てて追いかけて来る。洗って茹でてしまえばこっちの物だが、それまでが格闘だ。


f0096068_904410.jpg我々が食すのはオスのみでメスは年中禁猟になっている。
茹でるのにツクピー液(タロイモを絞った汁)で茹でたものが美味い。
タロイモは青酸性の毒があるため、生で食えるのは豚のみで人間は食えない。
人間が食うためには加熱処理が必要で、加熱処理したものがツクピー液だ。


f0096068_913441.jpg(ツクピー液で、焼いたアヒル(又は鶏肉)とジャンブー(唇がしびれる野菜)を煮込んだ料理もツクピーと言うが、これが意外と日本人の口に合う。美味い。)







f0096068_92629.jpgカランゲージョを注文すると茹でた蟹と大き目の壷と小さな俎板と木の棒が出て来る。
蟹を俎板の上に載せて棒で殻を割って食べる。割った殻を壷に捨てる。瞬く間に壷が満杯になる。
蟹肉をモーリョ(野菜と酢を混ぜたタレ)とピメンタ・デ・セイロ(香りのいい黄色いさくらんぼ大の強烈に辛い唐辛子)を混ぜて蟹と香りと辛さを味わう。

蟹を食べ始めるとビールを飲むのも忘れてしまい、気が付くと生温いビールになっている。
この蟹の味を知ると日本の蟹が淡白すぎて物足りなくなるから不思議だ。
アマゾンを訪ねた時に、一度味わって欲しい。
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by wagahai_tt | 2006-08-01 09:07 | ブラジル紹介 | Comments(6)

イグアスの滝

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イグアスの滝はブラジル・アルゼンチン・パタグアイの3国国境に位置している。3国ともそれぞれの趣きを持つが、ブラジル側からの景観が優れている。

早朝・昼間・夕方と滝はその表情を変える。どの表情も素晴らしい。特に太陽が昇るとき、沈む時の滝の表情の変化が素晴らしい。

ブラジル側のイグアスの滝は17万haの国立公園内にあり、入園するには手続きと入園料が必要である。

公園内に一軒の由緒あるホテル・カタラタスがあり、このホテルへの投宿がお勧めである。
早朝のホテルの前には野生のアライグマに似た動物が、人懐っこく餌をねだりに来るが、危険でもあり手を出さない方が良い。
ホテルの中庭にプールとレストランがある。時期になるとプールサイドの木の枝に袋をぶら下げたような鳥の巣ができる。グアショと呼ばれる全身真っ黒で背中だけ真っ赤な鳥である。

このホテルからは1.2kmの遊歩道を歩いて周囲4kmの滝の見学に行ける。遊歩道を歩きながら梢の間から滝が見える。どの表情も趣がある。

滝見学にはタオル・ビニール袋・ビニール雨カッパなどの防滴用具持参が良い。かなり濡れる所がある。
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by wagahai_tt | 2006-06-21 10:28 | ブラジル紹介 | Comments(0)

鳥の巣

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アマゾンの河沿いにも、イグアス国立公園内のホテル・カタラタスのプールサイドにも、真っ黒な身体に背中だけが真っ赤なグアショ(Guacho)と呼ばれる鳥の巣をぶら下げた木岐がある。
木の枝にぶら下げた鳥の巣、厳しい自然界の掟から子孫を守る知恵か、比較的この鳥は人家に近いところに巣を作る傾向を持っている。
乾季はまだ卵が巣の中にあるが、11月以降には孵化して飛び回る事だろう。
南北約4,000キロに亘り分布している事も驚きである。
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by wagahai_tt | 2006-05-01 12:57 | ブラジル紹介 | Comments(0)

サンタレン

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パラ州第二の都市サンタレン、アマゾン河本流に面しており、漁港としても盛んで、州都ベレンから旅客機で約1時間の所に位置したのんびりできる田舎町である。
乾季と雨季では水位の差が10mもあり、乾季には水浴も出来るこの奇麗な小島も雨季には水没し、全くその趣きを異にする。
又アマゾン河の本流と支流の水が温度・比重の差で混ざらず流れている場所もあり、
風光明媚で人気のある場所でもある。
以前、2家族8人で20人乗り程度の2階建て船(乗組員3人)を一日借切り、灼熱の太陽の下で釣り・水泳・ハンモッグでの昼寝等々のんびり過ごしたこともあり、庶民には出来ない優雅な体験をしたのもこのサンタレンである。
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by wagahai_tt | 2006-04-07 12:12 | ブラジル紹介 | Comments(0)

アマゾン自然林

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アマゾンの自然林の中を歩くと、いろんな光景に出くわす。巨大な大木の下には今にも成長しようとする幼木が、大木の倒れるのを待っている。おそらく1本の大木が倒れると100本の幼木が太陽の恵みを受けながら我先にと成長をするのだろう。その時から、そこには生き残りのために地中の養分を取り合う競争が始まっている。
その隣には人間社会と同様にずるい奴が、生き残るために他の木に巻きついて、栄養分を吸収しながら成長するために巻殺しの最中の奴もいる。

自然界の熾烈な生存競争がうかがえる
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by wagahai_tt | 2006-03-22 22:54 | ブラジル紹介 | Comments(0)

アマゾン河

アマゾン河本流と支流ネグロ河の水が混ざれずに平行に流れている。水の比重・温度の違いで混ざり合わないが、河口近くのベレンでは本流に呑み込まれてしまう。

アマゾン本流(全長6,770km)は流速も早く、砂を巻き上げているので茶色の水が流れているが、見た目より水質は良いようだ。

アマゾン河を船で隣のアマゾナス州の州都マナウスまで遡るのに2週間かかる。時間さえ許せばのんびりとした船旅も気持がいい。特にヘッジ(ハンモック)に横たわり、川風に吹かれながらの船旅、雨雲の下での一日1回のスコール、遥彼方をスコールが通り過ぎる事もあり、まともにスコールを浴びる事もある。

雄大なアマゾン河をのんびり楽しむと人間の心のスケールも想像以上に大きくなる。人生観の変化を感じる。これもアマゾンの恵みか・・・。
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by wagahai_tt | 2006-03-20 23:23 | ブラジル紹介 | Comments(0)