カルチャーショック 105


真夜中の旅客機でアマゾンの上空に差し掛かった時、縦500m・幅100m位の円筒形の雷雲が進行方向の右前方に見えた。雲の中は稲光で、数百本の光が雲の外にまで飛び出していた。夜のアマゾン上空でこんな光景を初めて見たのに、 カルチャーショック。(飛行機の窓から前方を見た時の大きさなので確かではないが、この時ばかりは心配したよ。パイロットもさすがにこの雲を避けて、計器飛行からマニュアル飛行に切り替えて迂回したよ。)





暗闇の夜のアマゾン上空で、前方から対向の飛行機がこちらに向けて飛行、当方の飛行機が強烈なライトを点滅して先方が回避に、 カルチャーショック。(これも夜のアマゾン上空に差し掛かった時、前方の旅客機が我々の飛行機に向かって直進して来た、当方のパイロットが、上空でいきなり強烈なライトをパッシングさせて事故を回避したのにも驚いたよ。)





ベレンからサンパウロに向けて飛行中、ガリューリョス国際空港への着陸態勢で雲の中に突っ込んだ時、突然雲の切れ目から隣に小型ゼット機の機影が、あわや激突か、と思ったことに、 カルチャーショック。(この時のニアミスでは、ハッキリと相手の機影が見えたが、瞬間の出来事なので機種までは確認していない。小型機の方が急旋回で回避してくれたので空中衝突事故にはならなかったが、雲の中では前方が全く見えないし、機体の揺れも激しいのでクワバラ・クワバラだよ。)

[PR]
by wagahai_tt | 2008-12-11 06:46 | カルチャーショック | Comments(6)
Commented by vangino at 2008-12-12 21:11
こんばんは
ブラジルでの交通手段がいくら小型飛行機に
頼らなくてはならないとはいえ
こんなにたくさんの怖い経験をしたなら私だったら
もう乗れないでしょうね。
Commented by wagahai_tt at 2008-12-13 08:01
vanginoさん、おはよう・・・・・・。
国土が広く、隣の州都まで500km~2,000kmの世界では、交通手段はどうしても飛行機に頼ることになります。
上空は国内便・国際便・軍用機・テコテコなど等、縦横無尽に飛び交っていることでしょうが、事故は殆ど起きていなくて比較的安全な乗り物です。
だが、今回のような思いは時々ありましたね。
当時は毎月3,000kmのサンパウロを往復していたので、結構いろんなことがありましたよ。

Commented by sumiko at 2008-12-13 19:57 x
こんばんは!
>雲の中は稲光で、数百本の光が雲の・・・・
何か、見てみたい気になりますが、乗っている時には
怖いでしょうね・・・・
色々怖い体験をしても<比較的安全な乗り物です>と
云える所が凄いです。
Commented by wagahai_tt at 2008-12-13 20:23
sumikoさん、こんばんは・・・・・・。
この時の雷雲は凄かったですね、地上10,000mの上空に数百本の稲光が出ていたので、驚きましたよ。
実際に見たら驚きますよ、通常この高度では暗闇の世界ですからね。
飛行機は、現地では避けられない乗り物ですから、覚悟をして乗らないとね。

Commented by koyomi-w at 2008-12-13 22:48
「雷雲」って、すごいんですね。
その時の、wagahaiさんの心境、
いかばかりだったでしょう。
無事でよかった!
Commented by wagahai_tt at 2008-12-14 06:41
koyomiさん、おはよう・・・・・・。
この時の雷雲は凄かったですね、しかも上から見たのは初めてなので、その迫力に圧倒されましたよ。
いやぁ~、自然現象の凄いものを見せてもらったと言う気持ちが先で、怖いとは思わなかった記憶があります。
近づいて見たかったが、パイロットもさすがに迂回飛行をしていましたよ。

<< ブラジル紹介 : ベレンのスコール ブラジル紹介 : ベロペーゾⅡ >>