「ほっ」と。キャンペーン

Asflora活動報告(2008-03)


Asfloraから3月度の活動報告が届いたので、紹介します。

本日(3月7日)、伯国パラ州サンタバルバラ市サンベント部落(州都ベレン市より75km)にて、午前9時半より11時半まで植樹祭を行いました。
参加者は300人でした。参加者の8割以上が、基礎教育課程の生徒(小学生)です。参加者は近辺6つの各集落にある市立学校の教員、生徒と集落の代表者、市職員たちでした。

伯国東京農大会北伯会分会の重鎮の方々、山中分会長、福島さん、加味根さんも友情参加?してくれました。開催地をサンベント部落とお知らせし、道案内図もお渡ししていたと思ったのですが、ご三方は案内図を持たずに来て、あやうく迷子になってしまうところだったそうです。こんな片田舎で、知る人ぞ知る部落での植樹祭開催でしたが、300人を超える参加者で大賑わいでした。

用意していたホットドック260個が足りなくなり、更に60個追加しましたが、まだ回り切らなかったので、300人を超えていたのかもしれませんが、すばしっこい子は、2つ目をせしめていました様子も窺がえます・・・。

サンタバルバラ市長のジョゼ・エズマエル氏はお医者さんで、植樹祭前の挨拶に立ち、環境の健全さが人間の健康を守ることを強調していました。
そして、木を植えることからアマゾンを守る気持ちを育んでいこうと呼びかけています。

同市農務部長ボスコ氏は、今回の試みで、森をつくること、短期農作物と椰子、永年果樹、樹木を組み合わせていくことで、持続的な農業モデルをつくり、家族経営農民(小農)が土地から離れずに暮らせるようになって欲しいと熱意ある挨拶をしています。

この植樹祭の土地のそばに、アグロフォーレストリーのモデル畑(0.5ヘクタール)が造成中です。

今回の植樹と零細農民支援のアグロフォーレストリー(立体農業とか森林農業とも言われる)のモデルつくりは、 Asflora(アマゾン森林友の協会、エーデル会長)が、サンタバルバラ市役所の協力を得てモデル畑を担当しています。
この植樹祭に遠く日本から、いつもAsfloraを支援して頂いているNPO地球と未来の環境基金の古瀬理事、今回スポンサーになって下さった(財)日本国土緑化機構の大島常務が参加してくれました。
植樹祭は元気な子供たちで大いに盛り上がりました。

大島常務からの挨拶で、 「日本の市民による「緑の募金」の浄財が生かされて、このアマゾンの一角で緑豊かな畑と森を育み、地元の方の生活向上と地球環境に貢献してゆくことへの期待」が伝えられ、盛大な拍手で迎えられていました。

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↑植樹地は、おおよそ50mx60mの放棄されていた農地跡です。イぺー、サマウマ、フレイジョ、ファーバ、ジャトバ、アカプーなど約20種、1,000本の苗木を、混植密植方式で植樹しています。

各参加者はとても優しく植えていました。
1992年からの混植密植方式の植樹経験では、熱帯の豊富な雨と太陽の恵みを得て、2年後には既に森になった姿をお見せできることでしょう。

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↑ノーベル平和賞2004年受賞のケニアのワンガリ・マータイ女史が提唱している「モッタイナイ」植樹運動の、ブラジル初のMottainai植樹版でもありました。(写真後方のキャンペーン横断幕)
Mottainai(勿体ない)の感覚すべての物と命を大切に、感謝をこめて・・・この標語は、素直に子供たちに受け入れられている感じがしました。

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↑左から4人目が、今回のモデルつくり支援対象農家のミゲル家長(50歳)。一人置いてボスコ農務部長、ミゲル夫人、エーデルAsflora会長(右端)。

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↑左から、古瀬(NPO地球と未来の環境基金)、大島((財)日本国土緑化機構)、福島、山中、加味根、佐藤

今回ご支援して頂いた、団体・財団や協力して頂いた市当局・学校関係者の方々に深く感謝いたします。

報告者:佐藤=Asflora理事



今回、Asfloraの植樹活動が毎日新聞の記事として報道されました。
以下は掲載当日の記事です。


MOTTAINAI:海外で初の植林 ブラジルの小学生、苗木1000本
 
<もったいない>

「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」が7日午前(日本時間同日夜)、南米ブラジルのパラ州サンタバルバラ郡で開かれ、3000平方メートルの耕作放棄地に、地元の小学生ら約300人が広葉樹の苗木1000本を植えた。06年2月に始まった同プロジェクトが海外で行われるのは初めて。
 アマゾン川の河口に位置する同郡では、小規模農家が耕作を放棄することによる森林劣化が問題になっている。植林は、アマゾンの小規模農家が森林を守りながら農業ができるよう、森づくりと果樹栽培や農業を組み合わせた「農林複合経営」を推進する一環として実施。現地NGO「Asflora」(アマゾン森林友の協会)の活動に、国土緑化推進機構緑の募金やMOTTAINAI緑の募金が支援して実現した。
 植林に先立って、大島克郎・国土緑化推進機構常務理事が「MOTTAINAIという言葉は、地球環境問題を救う合言葉になるでしょう」とあいさつ。子どもたちが大事そうに苗木を植えていった。【山本建】
毎日新聞 2008年3月8日 東京夕刊

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by wagahai_tt | 2008-03-13 06:50 | Asflora | Comments(10)
Commented by yukun588 at 2008-03-13 21:23
雄大な自然と恵まれた資源を無駄に枯れさせない!まさにMOTTAINAI精神で環境保護活動にふさわしい標語ですね♪
日本でも大量消費時代は過ぎ、容易に燃料や資源を調達できなくなった今、子供の頃に教わった勿体ない精神を発揮して、難局を乗り越える知恵を政治の面でも出して欲しいものですね!。
Commented by wagahai_tt at 2008-03-14 06:46
yukunさん、おはよう・・・・。
仰る通りですね、日本は特に資源を持っていない国なので、政治も経済も全体として、勿体ない精神を発揮しなければならないでしょうね。
「勿体ない」と言うのは、本来日本の感覚ですが、最近は薄れてきていますね。
環境面においても地球規模で、この「勿体ない」精神を推進しないと駄目な時代になりましたね。
今ならまだ遅くはない・・・・・、でしょうか・・。

Commented by vangino at 2008-03-14 12:36
こんにちは
今回の植樹も片田舎にかかわらず多くの子供たちが
参加してくれましたね。
植樹より伐採のスピードがはるかに上回るんでしょうが・・
「もったいない」の精神が徐々に浸透することを願っています。
Commented by kmaroon at 2008-03-14 15:44
「もったいない」の精神、素敵ですね^^
素晴らしい取り組みに、
いつも感心させられてしまいます。

さだまさしさんの歌にもね、
MOTTAINAIという曲があるのですよ♪
ワンガリ・マータイ女史と、
お友達なのだそうです^^
とてもいい曲です♪
いつか、ご紹介いたしますね^^v
Commented by wagahai_tt at 2008-03-14 18:50
vanginoさん、こんばんは・・・・。
今回もベレンから75km 離れた片田舎での植樹ですね。
300人以上の人が集まってくれるのは、事前にそれなりの準備があるのですよ。
植樹しても、成木になるまではかなりの年数を必要とするので、森林伐採の方がはるかに早いですよ。
地道な活動にも、いずれは日も当たるでしょう。
「勿体ない」精神が徐々荷でも浸透すれば良いですね。
Commented by kaorin at 2008-03-16 09:54 x
おはようございます~♪
植樹活動には頭が下がります。
口ばっかりの日本と違いブラジルは皆さん、力を入れてますね。
子供たちの生き生きと輝いた顔、素敵だなと思います。
地球を救うことは人間をも救うことに気付かない人が多いですね*^-^)
Commented by sumiko at 2008-03-16 09:58 x
おはようございます♪
毎回植樹には、大勢の子供達の参加で賑わいますね
笑顔が素敵ですヽ(^o^)丿
「もったいない」精神は大切ですよね
私のように物を捨てられないのも、困り者ですが(笑)
ガラクタが溜まっていますが、整理が出来ません(^^ゞ
Commented by wagahai_tt at 2008-03-16 10:03
マロンさん、こんばんは・・・・・。
日本から発信された「もったいない」精神は素晴らしいよね・・。
海外でも、徐々に浸透してくれれば良いですね。
さだまさしさんは、ワンガリ・マータイさんと友達なのですか・・?
Mottainai と言う歌も知らなかったですよ。
紹介ありがとう・・・。
ごめん、酔っ払って名前を間違えたようです。

Commented by wagahai_tt at 2008-03-16 10:26
kaorinさん、おはよう・・・。
ブラジルでもこのAsfloraが子供たちに、植樹を通して環境教育を行っています。
子供たちの生き生きした顔は素晴らしいでしょう。
彼等の活動は地道ですが、その価値観に同感して、最近では日本からも支援の手が伸びてきています。


Commented by wagahai_tt at 2008-03-16 10:37
sumikoさん、おはよう・・・・。
Asfloraの活動は、子供たちに植樹を通して環境教育をすることを目的の一つにしています。
子供たちの笑顔を見るとホッとしますね。
確かに「もったいない」の気持ちは大事ですが、捨てられないのも困りますね。
私の場合はブラジルへの往復の引越しでかなりのものを整理しましたよ。
引越しはガラクタの整理にもなりました。

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