ブラジル旅行記・トラックの車輪
国土の広いブラジル、南北5千kmか・・・。
アマゾンから南部サンパウロまでの約4千km、普通に走って1週間かかるが、中には2マンで昼夜走って3日目の朝に着くトラックもある。 田舎になれば、100キロ以上走っても何も無い場所もあり、パンクで立ち往生しようものなら、積荷もトラックもハイエナ族の危険に晒される。 又積荷を積んで、タイヤの空気圧が減っても動きが取れなくなり、近場のガソリンスタンドまでも辿り着けない。 そこでタイヤの空気圧を一定に保つために、コンプレッサーで全タイヤに空気を送りながら走る機能を備えた、トラックやトレーラーが走っている。 この機能で、小さいパンクなら持ち堪える事が出来る。 更に、空荷の時には車輪を上げ、走行時の抵抗を少なくして、タイヤの磨耗・燃費の効率を考えた機能を備えた車両もある。 ダンプカーも空荷で市内を走る時は、ダブル車輪の一つを上げて走っている。 国土の広い国の知恵か・・・・。 20年以上も前から、ブラジルではアルコール車が普通に走っている。 ガソリンスタンドでは、ジーゼル油やガソリンの給油だけではなく、アルコール燃料の給油もできる。 アルコールは砂糖きびから作るが、その精製過程でのコストは、ガソリンより高いかも知れないが、政府の補助もあり、一般消費者はガソリンより安く購入できる。 今後は、地球温暖化ガス抑制の点で、アルコール燃料も、ハイブリット車と同様に研究・話題のポイントになるであろう。 この点では、ブラジルは先進国だ。
by wagahai_tt
| 2006-11-12 11:26
| ブラジル旅行
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Comments(2)
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Kippis at 2006-11-14 15:41
国土が広いからこその対策、凄いですね~!
ハイエナ族に襲われるって思うとゾクッとしますが... 最悪事故なんか起きてしまったら結構待ちそうですね^^; 普段こういう情報を全然知る事が出来ないので勉強になりましたわ。
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wagahai_tt at 2006-11-14 21:35
国土が広いと、それなりの対策があるんだよ。
この対策は凄いと思うよ。日本では考えられないな・・。 最悪事故を起こしたら、人は助けてくれるが、荷物は助からないだろうな・・。 長距離寝台バスも凄いよ、大型バスで20人乗り程度で、全員ほぼ真横になれるし、運転手も2マンで交代しながら運転する。 途中の停車場所の案内で目が覚めるのが難点だが・・。
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