ブラジル人に感動

・親切な奴

ある日、日系人二世の結婚式に招待され、田舎に出かけた時の話。
日系人二世ミキは病院の医師で、私のポルトガル語の家庭教師をやってくれていた。
日本語が堪能で日本にも留学の経験をもっている。
週2回彼女の授業を受けていたが、日本語が堪能なのでいつも会話が日本語になりポルトガル語の上達が殆ど見られなかった。
私の同僚も同じ時期ミキに学んでいた。
正月には彼女の実家のピメンタ(胡椒)農園に2家族とも招待を受けた事で、家族ぐるみの付き合いが始まった。

招待を受けた時、正月でもあり巻寿司で歓待されたが、当時海苔はブラジルでは手に入らなくて日本からの高級食材だった。

ただその時の巻寿司は具の部分が真っ黒で何が巻いてあるのか判らず、とりあえず手を伸ばした瞬間、ハエが飛び立ち卵・蒲鉾・ほうれん草等普通の具が現れたのにはビックリしだ。
彼等農家にとってはごく普通の光景で、具の部分にレモン(現地はライム)ジュースを絞ってかけたら消毒済みで平気で食べるとの事。
我々も食べたが後日何の問題も無かったことを伝えておく。

その先生の妹さんの結婚式で招待され2家族で出向いたが、式終了後田舎から街まで夜の国道を約2時間ほど帰ることになる。
道路事情は穴ぼこだらけで悪く、対向車のトラックのライトには目も眩むはで、結局穴にはまりパンク。

さてスペアーに交換時に社有車に工具が無いのに気付きパニック。全員降りて手を振るが、多くない後続車で停車してくれるものは無く(当然だが停車は強盗などで非常に危険)困り果てたところに、対向車のブラジル人が「セニョールどうした?」とわざわざUターンしてくれたので事情を説明。

彼は自分の工具を取り出しスペアータイヤを交換までしてくれて、「セニョール気を付けて帰れよ」と言い残し逆方向に走り去った。
“感動!”した。


こんな夜中に、子供連れとは言え見ず知らずの日本人に・・。
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by wagahai_tt | 2006-09-01 10:37 | 感動 | Comments(6)
Commented by 奈緒子 at 2006-09-01 22:20 x
ブラジルの食事にもビックリだ~。ウチの主人はこういうの好きだと思います。「はい!!消毒、消毒」ってパクパク食べるよ~。
これから行くブラジル、くれぐれもお気を付けて・・・。
Commented by wagahai_tt at 2006-09-01 22:38
奈緒ちゃんありがとう。
wagahaiも具が真っ黒の巻き寿司は初めて見たよ。

充分気を付けて旅をします。
情報では今年のイグアスの滝は異常に水が少ないらしい。
残念だが水の少ないイグアスを見て来ますよ。
Commented by q-mari at 2006-09-04 08:25 x
うわー
ハエが飛び立つ状況を想像してしまいましたよー!
ぶわーん。
Commented by wagahai_tt at 2006-09-04 10:05
あの時のハエは凄かったよ。子供達のジュースのコップの中にもポタポタ落ちてくるし、中に落ちた奴を箸でつまんで捨てるんだよ。
あれだけいると汚い感覚を通り越して、不思議と感じなくなるよ。

mariちゃん美しい顔写真をみせてくれたなぁ・・・・。
Commented by Taragona at 2006-09-05 21:44
すごいなあ。現地の生活、苦労も多そうだけど
楽しそうですね。

帰り道も真っ暗な中なんでしょうねえ。。
不便さに悪態をつきながら、住んでみたいなあ。。
Commented by wagahai_tt at 2006-09-05 22:37
Taragonaさん元気に頑張って楽しんでるかな・・?
農家で農作物に堆肥を撒く時期になるとハエは凄まじくなる。
毎年彼等はそんな環境で生活しているのが現実だよ。
現地は苦労も多いが、自然を相手に広い気持で楽しんでいるようだな。

田舎の国道はイルミネーションがないので真暗だよ。民家でもあれば明りもあるが、牧場と林だけだから、対向車のライトだけが嫌に眩しい世界だな。しかも長距離トラックはライトを上げて猛スピードだから危険この上ないよ。暗闇に明りがある所がガソリンスタンドだ。
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