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荒廃地植林


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(147)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

305.           荒廃地植林

栄養分の多い表土がほとんど無くなった荒廃地を、開墾し施肥して植林を行うのは農業と同じです。
アマゾンの荒廃地(農業跡地)に成長の早い広葉樹パリカ (Schizolobium amazonicum:マメ科)の植林を行っていた。
広葉樹の植林は苗木活着も悪く困難だと言われていたが、研究と試行錯誤の中で新ノウハウであるアグロフォレストリー手法を採用して可能となった。
ポットで苗木を育てて、それを植栽地に植樹する。

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樹根に樹皮を発酵させたバーク堆肥をマルチングする事で、板根の発生を抑制しながらアグロフォレストリーで成長促進を計っていた。

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植林当時のパリカの成長から考えて、約15~17年伐期を目標にしたのも新ノウハウ(アグロフォレストリー)によるものであるが、まだその伐採期は先のことである。
植林の為に開墾・施肥・植付けを行うが、植林地開墾にもブルドーザー・トラクター等重量機械が必要であり、又苗木が成木になるまでには15年以上(樹種によっては50年以上)かかるために採算的には非常に厳しいが、環境的には素晴らしいことであろう。
パリカの植林は商業用樹であるが、木材の需要が、植林木への依存度が高まれば高まるほど自然林への依存度は低くなり、植林木もその成長過程でCO2の固定化を行う事で地球環境に対しての貢献度は大きいはずである。


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by wagahai_tt | 2014-05-21 04:47 | 印象深い事柄 | Comments(0)
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