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『地球村の森2014』植樹祭

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Asflora4月度活動報告を紹介します。

『地球村の森2014』植樹祭 
2014 年4 月16 日
Asflora(アマゾニア森林友の協会)は、ベネビーデス市AIMEX(パラ州木材輸出木材工業協会)付属種苗センター敷地内で、2014 年4 月16 日(水)午前9 時過ぎより、『地球村の森2014』植樹祭を行いました。
招待していた近くの学校から、直前に都合が悪くなったと断りが来ました。
慌てて、Asflora のメンバーで教師をしているカミーロに相談したところ、ブジャルー市(ベネビーデス市から約60 ㎞)のパラ州立ドマリオ校生徒60 人と教員3 名を連れて来てくれました。
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彼等は、バス2 台で、朝8 時前に到着。植樹祭の前に、1 時間余、Asflora 副会長マルルッシから、環境教育講義を受けて貰いました。
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60 人の生徒たちは、中等教育課程で、日本だと高校生、13 歳~19 歳の子達でした。 講義の後、短い時間でAsflora 森の劇団を紹介、Aimex の苗畑を見せてから、今回の植樹地に案内しました。植 樹には、Asflora とAimex メンバーに加え、パラ連邦総合大学で環境学を教えるルシバルド准教授、近くの町のコンドミニアム住人管理者で、敷地内の水源林を回復しようとしている2人、アマゾニア日伯援護協会の理事の山本さん、斉藤さん、農大校友の伊藤さんなどが参加してくれました。
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植樹スポンサーになって頂いたのは、大阪のNPO 法人ネットワーク『地球村』(代表 高木善之)です。今年で、4 年目です。今回の植樹地は「Floresta de Network Earth Village 2014(地球村の森 2014)」と名付けています。
植樹記念看板
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植樹本数は、4 千本、50 樹種の予定で、面積は45mx45m、0.2 ヘクタールです。16 日の植樹祭時は、参加者85 人で800 本程度のみ植えました。翌日から、Asflora とAimex のメンバーで、継続することにしています。

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今回の植樹地は、10 年前に植え付け間隔を揃えて、通常の植林をした場所でしたが、土壌条件等悪く、インバウーバ(セクロピア)などの木々が僅かに生える草原でした。
下は、この植樹地の地拵え前の景観と、植樹祭時のものです。
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上3 月6 日 ↓ 下4 月16 日
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地拵えは、草を刈り、排水路を設け、残存していた数本の外来種チークなどを伐採、鶏糞入り堆肥を植樹地全面に5 ㎝厚で施肥(1600 袋、10m3、トラック3 台分)しました。有機質を沢山入れると、密植する苗木たちに、森の中のギャップ(陽だまり地)のような居心地にさせてあげられるようです。荒廃地では、混植密植方式でも、各植穴に肥料を入れるだけでは、なかなか森になりません。
下準備をしてくれた仲間たちと、木を植えることを楽しんでくれた参加者たちからエネルギーを得て、大いに元気を貰えた一日でした。 (文、佐藤卓司)

『地球村の森2014』植樹祭_f0096068_18113553.jpg←本植樹祭案内状













Instituto Amigos da Floresta Amazônica-ASFLORA
Takushi Sato-Presidente
Marluce Amorim-Vice Presidente

by wagahai_tt | 2014-04-23 18:18 | Asflora | Comments(0)
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