ブラジルの切手紹介-52サルト・デ・グアイラ 1982年に発行されたサルト・デ・グライアの切手です。 サルト・デ・グアイラはブラジルとパラグアイの国境にある大きな滝です。 パラグアイの東北地方、パラグアイ国内ではブラジルの中央部サンパウロ等の主要都市に最も近いカニンデジュ県の県庁があるサルト・デ・グアイラ市は今パラグアイで一番注目されている街です。地理的にはブラジルへ近いので,アクセスが良くなれば、物流・観光の街に大変身する可能性を秘めています。 この街から南では大河ラプラタの本流パラナ河が両国の国境になっており、通行が非常に難しく約250キロ下流にあるエステ市とフォス・ド・イグアス市を結ぶ「友情の橋」 しかパラグアイ-ブラジル両国を結ぶ橋は無く、全てのものがここを通行するので非常に混雑しており、サルト・デ・グアイラを通るルートが新しい両国の交通のルートとなることが期待されています。 現在新しい橋が建設中であり、両岸の建設中のアクセス道路が出来た時にはこちらがアスンシオン-サンパウロのメインルートになることが予想されます。 現在はパラナ河の両岸をバルサと呼ばれる簡易フェリーが結んでいます。車を載せているバウサを押し船が押していく方法です。 パラナ河の川幅は非常に広く約5キロあり、30分で結んでいます。川岸には日本のような設備があるわけでなく自然の土に船の先を突っ込むという方式で接岸します。 パラナ河をはさみ対岸はブラジル・グアイラ市となっています。グアイラ市は緑の多い静かな美しい街で、ブラジルらしい良さを持っている街です。フォス・ド・イグアスまでの途中にはドイツ系の街が点在しており、奇麗なホテルなどもあり、隠れた観光スポットと言えます、このホテルは夫婦で朝食付きで4千円、昼のシュラスコ(ブラジル風バーベキュー)が一人千円というサンパウロから見ると夢見たいな価格です。
by wagahai_tt
| 2013-01-23 03:01
| 切手
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