ブラジルの切手紹介-34アパラドス山脈 国立公園アパラドス山脈の切手です。 27の州を持つブラジルで、南部の最南端に位置するリオ・グランデ・ド・スル州にあるアパラドス山脈の峡谷(キャニオン)は、谷底から約800mもある巨大なもので、崖の上から見下ろす風景は荘厳さえ感じ、思わず 「ほーっ」 と声が漏れてしまう程です。 非常に霧がかかりやすく現地の人間でも、晴れ渡った峡谷を見下ろすのは難しいといわれています。 この美しく大切な大自然を保護するためにアパラドス・ダ・セーラ国立公園とセーラ・ジェラル国立公園の2つの国立公園が創設されました。 とりわけイタインベジーニョ峡谷やフォルタレーザ峡谷など約800mの深さのある峡谷は、無数の滝や森林・原生林に覆われ、周囲の山々の尾根の頂きを見渡すことができる絶景です。 この地域を流れる無数の川のほとんどは煙霧となりこの峡谷に落ちていきます。水の量が多くないために谷底に落ちる前に霧となってしまうようです。 この国立公園で峡谷を見るコースは2つあり、ひとつは45分コース、往復3キロ、峡谷の45%が見える。もうひとつは2時間コース 、往復6キロ、70%のキャニオンを見渡せる。途中でパラナ松林の中の林道を歩かなければならないが、この林道は平坦な道なので、ご老人や子供達でも楽に峡谷にまで行くことができます。
by wagahai_tt
| 2012-08-29 03:42
| 切手
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