エスペジット・リベイロ入植地での研修会Asflora活動報告を紹介します。 エスペジット・リベイロ入植地での研修会 2012年5月23日 Asflora(アマゾン森林友の協会)と東京農工大(アグロフォーレストリィ普及JICA草の根プロジェクト)、エスペジット・リベイロ入植者協会(ATRAER)は、2012 年5月23日(水)、サンタ・バルバラ市(郡)のエスペジット・リベイロ入植地で、Dia do Campoという農業講習会を行いました。 農工大プロジェクトの提携先CAMTA(トメアスー農協)より、講師陣を派遣して貰い、約40名の参加者で、午前9時から昼食を挟んで午後3時まで、農業について楽しく学ぶことができました。 同地は、渋滞が無ければ、車でベレンから1時間で到着できる距離にあります。 森林地を6年前から開拓し、52家族が入植している部落です。 農工大では、JICA草の根プロジェクト「遷移型アグロフォーレストリィ普及・認証計画」を昨年11月から開始しています。 その一環として、AsfloraがEFF(地球と未来の環境基金)・緑の募金 による同地の支援活動を4年前から行ってきたことを評価し、同部落の共有地1ヘクタールに、アグロフォーレストリィの展示普及農場を設けています。 トメアスーから、ジナルド・サントス技師、エルネスト・鈴木技師が来てくれた他、イガラッペアスー市PALMASA(油やし工場)からダビ・工藤さん、地元サンタ・バルバラ市社会福祉部長、カトリックとプロテスタントの教会関係者、Aimex(パラ州輸出木材工業協会)種苗センターのエルトンさん、Asfloraからは、佐藤、マルルッシ、アンデルソンが参加しています。 (入植地農民協会 ミランダ会長挨拶) (ジナルド技師による日光殺菌による飲用水作り) 同入植地では、先週、各戸に待ちに待った電気が通じました。この講習会は、その電気の恩恵で、プロジェクターを利用できました。 まず、トメアスー移住地の歴史とアグロフォーレストリィを紹介するビデオ(原版はJICAが4年前に作成したもの)を見ました。 80余年の歴史を経て、現在のトメアスーが農協を中心に、熱帯での持続可能な農業モデルを作り上げたことを紹介しています。 新しい入植部落で、学ぶべきことが多く、みな熱心に観ました。 ジナルドは、「トメアスー移住地も多くの支援を受けて現在がある。その支援を受けることができ、それを生かせたのは、組合を通じた農民のまとまりがあったからこそ」と、強調しています。 ここの部落は全部で52家族が入植していますが、ミランダ会長がみんなをまとめることに、最も苦心しているところです。 (婦人会から、フェジョアーダ等の美味しい昼食が振舞われました。子供たちも勿論、集まってきます。) (左上写真) 農地でのポリエチレンゴミなどの焼却処理、重金属土壌汚染を防ぐ電池の捨て方(ペットボトルへ封入)など、ゴミ処理を学びました。 次いで、堆肥つくりの研修でした。(右上写真) (作った堆肥を使い、トメアスーから持ってきてくれたアチャチャイア(ボリビア原産果樹)2本の植樹です。) ↑ 農工大圃場では、もうじきトウモロコシが採れます。 ← カカオの最初に行う剪定の仕方を教えて貰いました。 (下部からの徒長枝のナイフによる剪定中) (大人たちが外に出たら、子供会が開かれました。) (婦人会による手作り品の披露もありました。) ASFLORA‐Instituto Amigos da Floresta Amazônica Presidente Takushi Sato Coordenadora Marluce Amorim 東京農工大学JICA草の根プロジェクト「遷移型アグロフォーレストリィ普及・認証計画」 (文) 現地調整員 佐藤卓司
by wagahai_tt
| 2012-06-06 04:11
| Asflora
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