ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(120)


ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

187.         アマゾンの荒廃地で植林

アマゾンの土壌はラテライトと言われる粘土質の赤土で、鉄やアルミニウムが多く残留しているので、植物にとって決して肥沃な土壌ではない。
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熱帯雨林の肥沃な土壌は、表層土1m程度なので、熱帯の樹木は板根という特殊な板状の根を作っている。これは薄い表層土の上で自身を支えるための手段です。
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アマゾンの熱帯雨林を開墾して牧場を造成し、農場を造成するが、肥沃な土地も10年使えば、牧草も栄養が無くなり、牛が育たなくなる。農業も同様に作物が育たなくなる。
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地力を失い作物が育たなくなった牧場跡地や農業跡地は、堆肥を施肥しながら地力を維持するのが普通だが、これには継続的な管理が必要で、しかもかなりの経費がかかる。そこで今迄の土地を捨て、安易に地力のある森林を皆伐して開墾し、牧場や農場を求めて奥地に広げて行く。
放置された土地は益々荒れて荒廃地となる。
この繰り返しが荒廃地の拡大となり、森林破壊に繋がっている。
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今ではアマゾン河口のパラ州に1,600万haの荒廃地があるとも言われている。
   
アマゾンの荒廃地(牧場・農業跡地)に成長の早い広葉樹パリカ (Schizolobium amazonicum:マメ科)の植林や宮脇植林を行った。
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破壊が進む熱帯雨林の一助になればと期待している。

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by wagahai_tt | 2011-05-22 03:31 | 印象深い事柄
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