ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(87)


ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

154.          アマゾンの恵み:マンジョカ
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青酸性の毒性を含むと言われるマンジョカ芋 (タロイモ)は、痩せた土地でも植え付けて1年半ほど放置していれば自然に成長する手間をかからない農作物です。


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成長した芋を掘り出して食べるのだが、生で食べると青酸性の毒で死亡する場合もあるので、熱で毒性を飛ばす必要があるようです。


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先ず、芋の皮を剥き黄色の芋を砕く手動の機械にかけて粉砕する。

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次に粉砕した芋を網のような筒に入れて搾り、汁とカスに分ける。


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搾り汁は加熱してツクピー液として料理に使う。


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搾りカスは大きなフライパンのような鍋で炒って毒性を飛ばした後、ファリーニャを作る。


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更に、ツクピー液は丸焼きにした鶏又はアヒルを入れて、ジャンブーと呼ばれる唇や舌が痺れる野菜を入れて煮込み、ご飯にかけて食べる。
この味は我々日本人にも合う味で、この料理に嵌まる日本人も多い。


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マンジョカの澱粉で作ったタピオカは、焼いた上にバターを塗って食べると、モチモチ感もあり味は淡泊だが美味しい。

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搾りカスを炒って作ったファリーニャは、殆ど味はないがアマゾンでは日常食で現地の人たちの動力源でもあり、色々な用途がある。


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ファリーニャの用途はツクピー料理を食べる時に料理に混ぜて、又フェィジョンやフェィジョアーダの豆煮込み料理を食べる時にも混ぜて食べる。
   
ファリーニャは水分を吸うと倍ほどの容量に膨むので、ファリーニャだけを食べて水を飲めば空腹を癒してくれる。

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カランゲージョ(泥蟹)を食べる時にも、モーリョにファリーニャを入れて蟹と一緒に食べるなど色々な料理と一緒に食べる習慣がある。

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玉葱を飴色になるまで炒めて、ファリーニャとバターを入れて更に炒めて作る香ばしいファローハが我々の口にも合い非常に美味しい。

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どの料理にもファリーニャを使うが、その時ピメンタ・デ・セーロと言う香りの良い激辛の唐辛子を一粒潰して、香りと辛さを楽しみながら料理に舌鼓を打つのも良いものです。
   
   
   

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by wagahai_tt | 2010-06-25 05:01 | アマゾンの恵み
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