ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(53)


ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。

120. 会社の構内に独立した医務室 を建設した。
   
f0096068_9533763.jpgこの医務室を建てるまでは事務所の中の一角の小さな部屋で医療業務を行っていたが、手狭で検査器具も置けないので新築することにした。
   






今迄は年一回全社員の聴覚検査や健康診断を外部委託して行っていたが、静かな医務室の一角で、購入した聴覚検査機を設置して、社員の入社年月日により随時検査を行うようにした。
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医務室には産業看護婦の資格(緊急時は医師の指示がなくても注射や投薬や応急処置が出来る資格)を持った常勤看護婦1名が勤務していた。

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医師は2名が交代で勤務する体制で、新規採用社員の聴覚検査や健康診断 を日常業務とし、構内で起きる労働災害への対応や社員の急病対応など等が一般業務となる。
   
医務室の中は4部屋に分かれており、 診察室・検査室・看護婦による診察受付室・可動式の病床が2台 ある病室・病室に付属するトイレ(洗面・シャワー室)を備えた小さな医務室だ。

医務室の横には緊急時にはいつでもスタートできる救急車の設置を計画したが、民間企業ではできなかった。
   
f0096068_10183852.jpg病床では不具合を訴えてきた社員に点滴 を注射したり、常時保有している薬を投与したりと、小さくても結構活躍していた医務室だ。
   





この医務室を造った事により、今まで外部委託していた検査業務や健康診断を、社内の嘱託医で実施することが出来るようになったので、1200名の社員を年1回の検査のために交替で休ませて市中の診療所に行かせる事もなく、社内で効率的な診察・診断業務が出来るようになった。

この事が結果的には、かなりのコスト・ダウンに繋がったが、残念ながら病院機能として近隣住民の診察までには至らなかった。
   
   
   
   

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by wagahai_tt | 2010-01-19 10:22 | 印象深い事柄 | Comments(0)
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