ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(39)


ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。

95. パラ州の第二の都市サンタレンは、ベレンからアマゾン河の上流にあり、アマゾン河本流に面した漁師町だ。

f0096068_642761.jpg赴任当時に友人家族とサンタレンを訪問して、二家族で20人乗り程度の船を一日チャーターして、アマゾン本流の散策に出かけた。






f0096068_6134653.jpg先ず、行った所は本流と支流の水が交わることなく流れている所で、この流れは1,000km上流のマナウスで、本流の茶色に濁った水と支流ネグロ河の澄んだ水が、混ざることなく並行して流れながら、サンタレンまで到達したのであろう。雄大なアマゾンの不思議な現象だ。



f0096068_6155191.jpg雨季には水没する島に上陸して、子供たちを水遊びさせた。








f0096068_6193844.jpg二度目の訪問は、撮影を依頼して日本から来た、友人のプロカメラマンを案内して、再びサンタレンを訪問した。







f0096068_6172536.jpg今回は子会社が所有する船を、1週間前にブレベス支店を出航させ、我々は当日1時間のフライトでサンタレンに入り、港から船に乗って周辺を散策した。






f0096068_622485.jpg乾季の間だけ出現する島に船を係留してヘッジ(ハンモック)で一泊することにした。







f0096068_6244433.jpgアマゾン河の水平線に沈み行く夕日の撮影や翌朝の日の出の撮影をしながら二日間楽しく過ごした。
この時、初めて無免許で船を操舵してみたが、慣れていない為か下手くそなのか、船が目的地に向って真直ぐに進まないのだ。
舵の切り返しの程度が分かっていないので、舵を回し過ぎになるのが原因のようだ。

食事は船員達が作ってくれたブラジル料理を、航行しながら食べたが、美味かったよ。
   

96. 近所の製材所から燃料にしかならない大鋸屑を大量に受け入れて、飼育していた豚の糞尿を混ぜて発酵させたものを、植林の堆肥として利用したことが、ブラジル全国工業連盟(CNI)の環境賞の受賞となった。

f0096068_6331089.jpg現在、NGO Asfloraの会長として活躍している佐藤氏が、当時荒廃地への植林を担当しながら、苦肉の策として産業廃棄物の大鋸屑を植林地に運ばせて堆肥を作るアイデアを実行した。
このアイデアは製材所にも、我々にも共にメリットがあるアイデアとなった。



f0096068_6423852.jpg荒廃地への植林は農業と同じで、先ず荒廃地を切り開き、開墾して整地した土地を耕して堆肥を鋤き込み植林をするのだから、農業そのものだ。






f0096068_638119.jpg植林をする苗木作りは、先ずポットに腐葉土を詰めて、種を植え込んで発芽させて苗床を作り、活着して、ある程度成長したものを整地・開墾・施肥した土地に植え込んでいく。





植林は時間も手間も費用も掛かる。植林後も草を轢いたり、追い肥をしたりと手間がかかるものだ。

f0096068_6483383.jpg苗床から苗木を植林地に運搬して、4mx4mでの植え付け後は、樹間に米・トーモロコシ・豆などの穀類を植えて、植林木の成長促進を図る。






f0096068_6495889.jpg半年もすると150cm~200cm程度に成長する。








f0096068_6511486.jpg2年経過すると10m以上になる。









f0096068_6525376.jpg5年経過すると20m以上に成長する。









アマゾン熱帯での木の成長は早いものだ。

f0096068_654527.jpgこの環境賞の授賞式が2000年12月に工業連盟会館の中であり、円形でリサイクルの環境循環を表現したトロフィーを授与された。






f0096068_657979.jpgこの授賞式には社外の二人の広報担当レポーターの絶大な協力があった。








思い出に広報担当と記念撮影。

[PR]
by wagahai_tt | 2009-09-21 06:58 | 印象深い事柄 | Comments(2)
Commented by yukun2008 at 2009-09-21 07:27
おはようございます♪
アマゾンの植林事業の大変さとそれを推進されているNGOの方々のご苦労が、ブラジルの環境賞の表彰で少しは報われて、世界の人々に伝わるといいですね(笑)
船の操縦はずいぶん千鳥足だった様ですが、酔っ払い運転だったのでは??(笑)
Commented by wagahai_tt at 2009-09-21 09:58
yukunさん、おはよう・・・・・・。
今、文部科学省のプログラム「学び直し講座」(夜7時~9時の2時間の講義)に参加して、ブラジル時代に我々の手で立ち上げたAsfloraへの支援活動が出来ないものかと、試行錯誤しています。
日本でのNPO法人等々の立ち上げは種々制約があって難しいですね。
船の操縦は確かに右手にビールがありましたね・・(笑)。
初めてとは言え、免許の有る無ではこんなに違うものかと感じましたよ。

<< ブラジル紹介:面白い出来事・印... ブラジル紹介:面白い出来事・印... >>