ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(22)


ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。

60.  熱帯アマゾン地域は、 半年毎の乾季と雨季の2シーズンだ。

8,000kmと広大なアマゾン河の水量は、 アンデス山脈の一滴の雪解け水から始まるが、 雨季の降雨量と乾季のスコールも一役かっているだろう。

乾季のスコールでも瞬間降雨量は凄まじいものがある。
f0096068_791684.jpg雲の下だけの雨なので、雨の向うには青空が見える。
しかも、 道路には境目が出来る。
殆ど毎日、午後にスコールが来るが、瞬く間に道路が小川になる。


場所によっては膝上の水深になる所もあるので、 車の路駐にも場所を選ばないと車の中が床上浸水になる。

車が水溜りに突っ込むと、エンストして走行不能になるが、そこはブラジルだ、スコールの雨にもかまわず、 ずぶ濡れで車を押してくれる。
押してもらった運転手も右手の親指を立て「オブリガード(ありがとう)」と言って終わりだ、 特に謝礼も何もない・・・。

f0096068_7165929.jpgただ、このスコールが、熱しられた地球を冷やしてくれて、 熱帯夜のない爽やかな夜 を与えてくれるのが、嬉しいではないか。




夕方4時ごろのスコールでは、 熱しられたアスファルトから1m程の湯気が立ち昇り、 運転中に未補修の道路の穴によく車輪を落としたものだ。

こんな光景を懐かしく思い出したよ。



61.  ブラジルのアパートの建設は、見るからに危なかしい。

f0096068_7233586.jpg コンクリートの枠を組み、その間にレンガを積み上げながら、10階・20階と建てて行く。


f0096068_7273865.jpg 建築中の建物は、どう見ても鉄筋は細く、本数も少ないように感じるのだが、ブラジルでは当り前のようだ。

これが、ブラジルでは全国的な建設方法なのか、それともアマゾン地方での建設方法なのかは知らない。

これでいて、そんなに事故が起きてはいないが、 一度建設が完了した16階建ての新築アパートが崩壊した事故が起きた。
新築アパートの引渡し前だったので、入居後の大惨事にはならなかったが、それでも内部を清掃していた作業員40名程が死亡 したという報道があった。

地震の無い国とは言え、ここの建築現場を見れば心配になるが、出来上がったアパートに入居してしまうと、 そんな心配も無くなり、広さに満足していたような気がする。

もし、大型地震でも起きれば、全ての建物が崩壊するのではないかと心配しながら過ごした、地震国日本人の思い出深いアパートだ。

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by wagahai_tt | 2009-07-07 07:39 | 印象深い事柄 | Comments(2)
Commented by pazz at 2009-07-07 20:14 x
wgahaiさんのブログを読むと、まるで今もベレーンに居るようでワクワクしてきます。
そうですね。アパートのサーラは広く、8階の我が家では毎晩親子対決のミニサッカー場になっていました。
ただ、ベランダに出る時だけは、何時落ちるかもしれない・・・と緊張していましたっけ・・・フフフ
Commented by wagahai_tt at 2009-07-08 00:27
pazzさん、こんばんは・・・・・・・。
ブラジル経験者は殆どブラジルが好きになりますね。
中には経験上嫌いな人も居ますが・・・・・・・。
アパートは日本と違い広かったですね。
ベランダでも日本からの来客を、不安も無く接待しましたよ。
ただ、1987年8月にドッカに建設中の新築アパートが崩壊事故を起したには、驚きました。
やはりブラジルの技術はこんなものかと思いましたが、帰国後日本の耐震偽装にはがっかりしました。
これはブラジル以下ですよね。

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