ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(18)


ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。

51.  構内銀行建設迄は、銀行で現金を引き出し、従業員の給与を封筒詰めにして現金で支払っていた。
この現金引き出しは、私が自ら運転して銀行に行き、現金を引き出して帰るのだが、警備として保安要員を連れて行っていた。
f0096068_6303158.jpg 拳銃だけでは不安になりショットガンを携行しての警備をつけた。
銃身の長さ50cmのショットガンだが、散弾なので至近距離で撃てば、人間の頭も吹っ飛ぶ威力だ。

これでも社員達が不安がり、私の車に無線をつけた。
保安本部との交信だけではなく、私の車の後ろを追尾するもう一台の二人組みの保安要員の車とも交信していた。
出金後銀行を出る時、右に行くか左に行くかを、外で待機している追尾の車に暗号で無線連絡していた。
運搬途中も現在地を本部と交信しながらスピードアップしての帰社だ。
会社の入場門に近づくと「鉄の門扉を開けて待機するように」、とも連絡していた。

そんな無線の周波数は国の電波局から許可され与えられたものだ。
この周波数で交信していたが、ある日近隣住民から、
「お前達の交信会話が全てテレビに雑音として入るよ」
「なに!!なんで入るのだ」

無線の周波数とテレビ電波の周波数が非常に近くて混線していたようだ。
至急周波数を変えて対応したが、 これもブラジルらしい。

我々の命がかかっているので、笑うに笑えない話だが・・・。


52.  ブラジルで風邪をひいた。
早速医者に行き処方された風邪薬を処方通り飲んだ。

翌朝目が覚めたら何かがおかしい、 鏡を見ると顔がジンマシンで腫れ上がっていた。
顔だけではない、全身ジンマシンだ。しかも頭のてっぺんから足の先までジンマシンだ。

又医者に行った、 今度はジンマシンの注射だ。
この注射が効いたのか二日でジンマシンは良くなったが頭の先から足の先まで全身が一皮剥けた。
これには驚いた、顔も身体も足も全身がきれいに一皮剥けた。
かなりきつい風邪薬を処方されたようだ。

ブラジルの医者は目的に対しては強力な薬を処方する。
全く副作用を考えていない。

一般的に庶民はお金も無く、政府系の医者にかかるが、毎日長蛇の行列だ、朝一から外に並んでいても、診察は昼一になることが一般的だ。
母親も仕事があるので、毎日は無理だ、そこで医者も強力な薬を処方するようになったのではないだろうか。
患者の容態が一発でよくならないと、患者の方からその医者を敬遠する傾向があるためでしょうね。
現地では一発で症状を改善するのが、医者の腕だ。
一発で治るのは良いが、副作用も考えて欲しいね。

このジンマシン以降、私の体質も変わったのか、よく薬によるジンマシンが出るようになった。

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by wagahai_tt | 2009-06-21 06:58 | 印象深い事柄 | Comments(2)
Commented by yukun2008 at 2009-06-21 21:56
こんばんは♪
厳重な警備をしているのに、無線がテレビで傍聴されていたら大変
ですね~!一昨年でしたか、リオ市内で日本の領事を乗せた車が
強盗にあって、車や携帯、所持金を盗まれたとのニュースがありま
した。 厳重に警備していても襲われるのかと驚いた記憶があります。
ブラジルの風邪薬は確かに効きすぎて大変だから、半分飲むようにと
先輩から教わっていましたね。
Commented by wagahai_tt at 2009-06-22 06:16
yukunさん、おはよう・・・・・・。
警備のために無線をつけたが、善良な近隣住民の指摘が無かったら分らない想定外の状況でした。
リオで領事が襲われた事件があったのですか・・?
ブラジル全土のどこでもこの様な危険はありますね、ただ抵抗しなければ命は助かるケースは多いように思いますが・・・・。
この風邪薬は強烈でしたね、ジンマシンで全身脱皮したのは初めてですよ。

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