ブラジル紹介 : 面白い出来事・印象に残る事柄etc.(6)


ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。

17.  ブラシルでの買い物は値切るのが当り前だ。値切り代が値段に含まれているようで、値切らずに買うと高いものを買う羽目になる。
何でも、どこでも、 値切るのが当り前 になり、しつこく値切る習慣が出来た。
そんな一時帰国の時、 デパート高島屋 で値切ってしまった。
店員が根負けしたのか、私が根勝ちしたのか・・・・。
我輩 :「ブラジルからの一時帰国中なのだが、ブラジルでは値切るのが当り前なのだよ」
店員 :「ここは日本のデパートですよ。」
我輩 :「デパートでは値切れないの?上司に相談してみてよ・・・」
店員 :「しばらくお待ち下さい、上司に聞いてきます」
しばらく待つことにした。
店員 :「上司に聞いてきました、 5%だけ値引きします。
他には言わないで下さいね」
我輩 :「分った、言わないよ」
遂にデパートで値切ってしまった。
娘  :「もう! お父さん、恥ずかしいよ」
と一緒に居た娘が言っていたが、「駄目元だよ(駄目で元々)」、値切ってしまえば娘も文句を言わなくなったよ。


18.  ブラジルでは、車内にゴミ箱を置いていないので、車で走っている時、  
ゴミは窓を開けて全て外に「ポイ」、 窓の外は大きなゴミ箱 の感覚だった。
市内は掃除をする人が最低給与で働いている。
「我々がゴミを捨てなければ、彼等は失業だよ・・」、なんて悪態をついていた。
一帰国時の空港から自宅までの車の中で、いつもの習慣で窓からゴミを
「ポイ」。
娘  :「お父さん、ここは日本よ!! ブラジルではなのいよ!!」
反省・反省・・・。


19.  熱帯アマゾンでのバスルームは、固定式の水シャワー が一本だけだ。
夜は、スコールの後で気温も下がり、寒いので お湯のシャワー が欲しい。
そこで200ボルトの電源に電熱器 (ニクロム線)を接続してシャワーヘッドに取り付け、お湯のシャワーにする。
蛇口をひねって水を出すと、自動的に電熱器のスイッチ が入りお湯が出始める。
湯加減は、 出す水の量で調節する優れものだ。
最初は感電しないかと心配したが、お湯を出している時に電熱器に触らない限り感電はしなかった。
 
  
20.  サンパウロはブラジルの南部で四季のある地域だ。
サンパウロ勤務時に、アパートにバスタブ はあるが、お湯は出ない。
水を溜めて電熱器 を入れて沸かすのだが、これが優れものだ。
電熱器の名前が「デンスケ」 で日系人が必要に駆られて作ったものだ。
「デンスケのスイッチを入れたまま入らないで下さい」との注意書きはあるが、スイッチを入れたまま入っても感電はしなかったよ。
「早く入りたいし、入っている時に冷めてきたら追い炊きしたいし」、こんな横着な理由で、入ったまま200ボルトのスイッチを入れたのが切欠で入るようになったが、 感電事故 が起きなかったのが不思議な位だ。
皆さんは真似をしないで下さい。


21.  ブラジルは最低給与制で、 当時は国民の約60%が最低給与で働いていた。
そんな状況の中でも、真面目に働いている社員を対象に、 年一回昇給 させていた。
ある日、社員が私に・・、
社員 :「セニュール、今回は、昇給してくれてありがとう」
我輩 :「真面目に仕事をしているからだよ、良かったな、これで一本多くビールが飲めるのではないか」
社員 :「セニュール、自分はビールを飲まないよ」
我輩 :「そうか、それならどうするのだ?」
社員 :「セニュール、自分は貧乏人だが、知人にはもっと貧しくて 子供も沢山いる奴がいるので、一人引取って 養うことにしたよ」
我輩 :「・・・・・・」
言葉が出ないほど感動した。
後日、この社員が一枚の写真を見せに来た。
社員 :「セニュール、この子が前回話した子供だよ」
貧しい者同士の助け合い、 昔の日本にもあったような気がするが・・。

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by wagahai_tt | 2009-05-04 06:36 | 印象深い事柄 | Comments(2)
Commented by yukun2008 at 2009-05-05 09:01
値切らないのは日本だけでしょうね~、人間関係が希薄なのか、忙しいからかな?
でも日本でも大阪なら交渉次第でマケてくれるんじゃないですか?

マナウスは熱帯なのに、スコールの後は冷え込み、熱いシャワーが気持よかったですね~!
サンパウロでは冬場に気温が一桁まで下がるのに暖房やお風呂がないのには閉口しました。 wagahaiさんがお風呂で使われたのは投げ込みヒーターの様な電熱器でしたか?
熱いシャワーを浴びてすぐに布団に入って寝るか、布団が冷たい時は
ドライヤーの熱風で布団を暖めてから寝ることを友人から勧められました(笑)
Commented by wagahai_tt at 2009-05-05 12:19
yukunさん、こんにちは・・・・・・・。
孫達が帰って行ったら急に静かになりました。
確かに大阪人は良く値切っていましたが、最近はどうなのでしょうね?

熱帯でもお湯のシャワーが、ストレスの解消にもなり、気分転換にもなり、気持ちいいですね。
サンパウロで使っていた「デンスケ」は、直径25cm位の円形の電熱器が付いて、円形の中心から1m程の柄がついていてその先にスイッチが付いているもを、水の中に入れて湯を沸かすものです。
yukunさんの時代は、瞬間湯沸し器か風呂釜が付いている時代でしょうね。
布団をドライヤーで暖めたことは無かったなぁ~(笑)。

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