ブラジル紹介 : 面白い出来事・印象に残る事柄etc.(2)


ブラジル赴任当時の印象に残った話をまとめてみた。

5.赴任当初、諸先輩達がブラジルの危険さを懇々と教えてくれた。
そんな中でタクシーは、相手が道を知らないと思ったら遠回りをするし、更に、勘定を払う時に、小銭が無いのでたまたま大きなお札をだすと、運転手は「釣銭がない」と言うのが常套手段だ、との事。
ある日飲み会の後、人相の良くない運転手のタクシーに乗った。
アパートまでは問題なく到着し、料金支払時に運転手が「釣銭がない」 。
早速やられたかと思い、
我輩  :「向かいの店で両替して来い」
運転手 :「あそこの店は両替してくれない」
こんなやり取りで重苦しい雰囲気になった。
我輩  :「それなら今日は支払をしない、後日あった時に払うよ」
運転手 :「分ったセニョール、いつもあの店にいるので・・・」
この日はこれで別れた。
次回飲みに行った時、この運転手が近づいて来て、
運転手 :「セニョール、ボア・ノイチ(こんばんは)」
我輩  :「あの時の運転手か・・・」
と言いながら料金の倍額を支払ってやった。
運転手 :「やっぱり日本人は信用できるし、最高だよ」
その後、この運転手は、私が飲みに行った時には、予約もしていないのに、私が帰るまで必ず待つようになった。(その間には何人かの客もあっただろうに・・・。)
人は顔ではないな・・。


6.最初の口論以降、前出の運転手とは親しくなり、家内の空港への送りも、この運転手がアパートの下で待機してくれていた。
ある日会社の車でブラジル人の来客を接待した後、ホテルまで送る途中に車が突然エンスト、来客に押してもらうもエンジンは始動せず。
たまたまこの運転手が通りかかり、タクシーを止めて話しかけて来た。
運転手 :「セニョール、どうしたのだ・・?」
我輩  :「エンジンが急にストップしたよ」
色々調べてくれたが全くエンジンは始動せず。
運転手 :「セニョール、この車は駄目だよ、明日の朝までに直してアパートの下まで持って行ってやるから、ここに置いて帰れ、お客はタクシーで送るよ」
迷ったが他に手段もなく、運転手を信用して任す事にした。
ホテルまでの道中、
来客  :「大丈夫か、車が無くなってしまわないか・・・?」
運転手 :「大丈夫だよ、彼とはベン・アミーゴ(親友)だから信用していいよ」
翌朝目覚めると同時に窓の下を確認したが、 車がない!!!
朝食も簡単に自分の車で現場まで行って見ると・・・・。
な・な・なんと!! 油だらけになりながら運転手が直していた。
運転手 :「ボン・ジア、セニョール、直るまでまだしばらく掛かるよ」
聞けば道具がないので家まで取りに帰って来たとのこと。
同僚に電話連絡して事情説明と現場で直るまで待って車を会社まで持って来てくれるように依頼して、私は来客を迎えにホテルに走った。
私が会社に到着して一時間後に同僚がその車に乗って出社して来た。
我輩  :「どうだった・・・?」
同僚  :「彼とは凄いアミーゴだな、何も受取らずに、“よろしく言っておいてくれ”と言っていたよ」
一度は喧嘩したブラジル人と、ここまでアミーゴになれるとは・・・・。

   
7. 下町の銀行訪問時に、時間制限のある侵入禁止を侵入し、左折禁止を左折 したら、そこに警察官がニコニコしながら立っていた。
警察官 :「セニュール、2回も違反しているよ」
我輩  :「分っているよ、幾ら欲しいのだ」
警察官 :「待っていろ、後続車も捕まえてくるから」
私の後ろに三台の車が止まっていた。
警察官 :「全員捕まえて来たよ、R$20(20レアル)でいいよ」
札を渡そうとしたら、
警察官 :「免許書の間に入れて渡してくれ」
人通りの多い下町、現金を裸で受け取ることを拒んでいた。
お前は、今日は実入りが良さそうだな・・・・。

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by wagahai_tt | 2009-04-18 07:05 | 印象深い事柄 | Comments(0)
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