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ブラジル紹介 : Asflora活動報告


3月度の活動報告が届きましたので、紹介します。

3月6日(金)、ベレンから40kmの近くですが、まだ電気も来ていない開拓部落(コミュニダーデ・エスペジット・リベイロ)での植樹祭 を行いました。

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①エスペジット・リベイロ入植地 のアグロフォーレストリー・開始記念植樹祭 の始まり。植樹を前に混植密植の森つくり(宮脇方式)の目指すこと、この植樹祭、「MOTTAINAIキッズ植林運動」 の一環にもしているので、「もったいない」の言葉の説明をしました。

この部落の隣には、「ブラジル群馬の森」(500ヘクタール)という、立派な自然林があります。パラ州にとっても貴重な生態系保全公園 ともなっています。群馬の森は、北伯群馬県人会(岡島博会長)により、大変な努力を重ねながら維持管理をされています。
この群馬の森周辺も、ブラジルの大きな問題でもある土地への不法侵入(インバゾン)が進んでしまっています。

このエスペジット・リベイロ部落もDENPASAという油ヤシ農場の一部が違法侵入された後、入植地となってしまった所です。53家族に各10ヘクタールが割り当てられているそうですが、まだ電気も無い所で、殆どの入植者が森を切り開いて焼畑でマンジョカ栽培を行っている開拓段階です。

「各々、10ヘクタールの森林地のうち、2ヘクタールのみ切り開いて、残り8ヘクタールの森を残す」という入植者でつくった環境農業者協会の規定はあります。森を本当に残してくれるなら、隣接する群馬の森に大きな影響を与えずにすみます。しかし、境界まで開かれてしまうと群馬の森への悪影響が出てくるのが心配です。

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②昨年12月の寄せ焼き中の 写真。奥(左手)に見える森が「群馬の森」に繋がっています。零細な農民では、地力が無くなると、少しづつ森を焼いてしまうでしょう。建前にしている8割の森を残せるといいのですが・・・

私どもAsflora(アマゾン森林友の協会)では、微力ですが、マンジョカ栽培だけでなくバナナや果樹、そして将来有用材になる木も混ぜたアグロフォーレストリーのモデルつくりの支援(4か所)と、小さな森の復元を行い、森を護り、活かす試みを 始めました。近くで、昨年始めた小農支援のアグロフォーレストリーの延長で、日本からEFF(NPO地球と未来の環境基金)を通して、緑の募金(国土緑化推進機構) のご支援を頂いています。遠く日本で、緑の羽やコンビニで緑化への寄付をしていただいた浄財を、こんなところにまで手を差延べて頂いています。

一戸当たりの収入が月間5千円~1万円程度でしかない零細農民 が相手では、全くこちらの意図を理解して貰えないことばかりです。時々、もう止めようということになるのですが、その都度、可愛らしい子供たちが励ましてくれます。

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③駆け足で苗木を持ってくるコミュニティの子。

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④バスが来なかったので、近くの学校の生徒100人が来ませんでした。校長先生は来てくれましたが・・・  1週間後に、もう一回植樹祭を行って、この植樹地に40種2300本の植え付けをして、終えようということになりました。今回の参加者は60人と少なかったのですが、みんな汗をかいてくれました。

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⑤インガ(マメ科)の苗を植えた二人。ここは砂地で水はけが良いのですが、痩せ地です。鶏糞入り堆肥を撒いていたら、匂いがきつくなりハエが飛び交い、気分が悪くなった小さい子が居ました。親に連れられて町から移ってきた子なのでしょう。

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⑥植樹後、輪になって「Viva Natureza! 自然万歳、Viva Expedito Ribeiro!エスペジット・リベイロ部落万歳」の連続ショット。中央は、朋友のエーデル。

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⑦植樹後のランチ。3日前にできた部落公民館(?)です。屋根は、Cavacoといって木を割ったもので葺かれています。

Asfloraでは、3月11日、13日、20日、28日、4月11日と植樹祭のハシゴをしてゆきます。

Asflora - Instituto Amigos da Floresta Amazônica

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by wagahai_tt | 2009-03-27 08:32 | Asflora | Comments(0)
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