Asfloraヤギ農園での植樹祭

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Asflora 活動報告を紹介します。

           Asfloraヤギ農園での植樹祭

ベネビーデス市のヤギ農園内にて、今年も3月30日にAsfloraの植樹祭が行われました。第25回東アマゾン熱帯雨林再生実験(三菱商事の支援事業)と第6回地球村の森つくり(大阪のNGO『地球村』助成)で、1992年に開始した宮脇方式による雑植・混植による植林で、これから57樹種の苗木8,500本を3区画(計2,700㎡)に植えて行きます。

子供達と一緒に・・・
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恒例の植栽地を囲んで・・・
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Asflora (アマゾン森林友の協会)
代表:佐藤卓司

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# by wagahai_tt | 2016-04-03 05:21 | Asflora | Trackback | Comments(0)

ヤギ農園植樹祭

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ヤギ農園植樹祭準備
3月30日(水)、午前9時よりベネビーデスのヤギ農園内にて、恒例の植樹祭を行います。三菱商事支援の「第25回東アマゾン熱帯林再生実験」と、ネットワーク地球村支援の「地球村の森-6」で、8500本の多樹種の苗木を混植密植して、土地本来の森つくりを目指します。1992年から、この方式(宮脇方式)での植樹を続けてきており、もう55万本以上の苗木を、子供たちと共に植えてきました。
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植樹祭招待状               会場までの地図

3月30日に植樹祭を行うヤギ農園内、本年植樹地の地拵え中の写真です。植樹祭当日は、150人に参加して貰う予定です。痩せきった無立木地で森つくりをするためには、森の土に真似て、まず水はけを良くし、有機質で5㎝くらい土の表面を蓋ってから、苗木を混植密植で植えてゆくのが森つくりのコツです。
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植えたあとも、1年間、5回くらいの下刈り(草取り)をします。でも、通常の商業植林地のように何年も下刈りと肥料を入れる必要はありません。1年半もすれば、自然の競合に任せて、下刈りも、枝打ち、間引き(間伐)も必要としません。でも、森を守るのは、大変です。伐採し用地を使おうという圧力、木を抜出したり、動物を捕獲したりと、森を劣化させてゆく人達が多いのです。民度を高め、いざというときに、森を守るスクラムが組めるようになったらと夢見て、子供たちと植樹を行い、環境教育プログラムをこの15年間やっています。
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# by wagahai_tt | 2016-03-20 11:27 | Asflora | Trackback | Comments(0)

2016年1月19日-2

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Asflora活動報告を紹介します。
2016年1月19日
2014年10月に植えた、アバイテツーバ浸水林でのアグロフォーレストリィ展示圃場です。(撮影1月14日) EFF/地球環境日本基金 助成の事業です。
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写真にある板根の木は、ウクウーバ(Virola surinamensis)で、湿地林の代表的な樹種です。木の根元を綺麗にしてあり、周りを樹脂の網で囲ってあります。
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これは、この時期にできる種子を数えるためで、サンカルロス大のファッチマ・ピーナロドリーゲス教授が主導する同樹種の保全プロジェクトに含まれています。ファチマさんとは、1992年以来、このVirolaを通じた長い付き合いをして貰っています。
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# by wagahai_tt | 2016-01-31 10:38 | Asflora | Trackback | Comments(0)

2016年1月19日-1

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Asflora活動報告を紹介します。
2016年1月19日
EFF(NPO 地球と未来の環境基金)/緑の募金、農工大・山田)祐彰先生支援による、浸水林地帯(湿地帯)でのアグロフォーレストリィ展示農場です。
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ゴンザさん(看板のある写真左の人)の所で、2014年6月に、バナナ、サトウキビ、アサイ、カカオ、クプアスーなどを植えました。
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魚の養殖を試みるために、川に二つの囲いを渡し、タンバッキの稚魚を入れました。ところが、ゴンザさん、毎日餌をやっていたらこの魚たちに愛着が出てしまい、もう2年半も飼い続けて、一向に食べたり、売ったりしようとしません。
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この試みは、心優しいゴンザさんがパートナーでは、失敗だったようです。
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# by wagahai_tt | 2016-01-31 10:18 | Asflora | Trackback | Comments(0)

新年


明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


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# by wagahai_tt | 2016-01-01 10:40 | Trackback | Comments(0)

2015年12月21日、Asflora創立15周年記念

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Asfloraは12月21日で創立15周年を迎えました。

15年間の歴史に中で、人間と自然の調和を目的としたこのプロジェクトの活動を支援して頂いた各方面の方々に心から感謝します。

今後の15年も木を植えることで荒廃した森の回復を目指して活動をし、人と自然の調和を図って行きます。

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今後ともご支援をお願いします。

ASFLORA代表 佐藤卓司
副会長 Marluce Amorim
他役員一同
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# by wagahai_tt | 2015-12-27 18:14 | Asflora | Trackback | Comments(0)

エコ・クリスマス 2015 年12 月09日

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          エコ・クリスマス 2015 年12 月09日
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12 月4 日に次いで、9 日には、再度エコ・クリスマスベレン行事を行いました。
場所は、ベレン市から35 ㎞、マガリ川の上流沿岸に位置するベネビーデス市ベンフィッカ区市立アンジェリカ・サーレス基礎教育学校です。
この学校は、来年から現校舎のすぐ奥に、ほぼ完成している新校舎に移れることになっています。ベネビーデス市教育局長レイラ・フレイレさんが、Asflora との提携で環境教育を推進していくことに熱心になってくれています。 学校側も、教職員総出でやんちゃな生徒たち150 人を治めつつ、エコ・クリスマス行事を盛り立ててくれました。
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f0096068_6312923.jpg写真の赤いサンタは、学校側のサンタさん。緑のサンタはAsflora からで、全員にプレゼントを配布役。クリスマスを祝って、ここでも生徒たちの合唱がありました。もう一枚の写真は、皆勤賞の授与、Rosine Silva 市長と共に、生徒2 人との記念写真です。
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上の写真、レイラ教育局長に差し出されたAsflora との環境教育提携書に、ホジーニ市長がサインしているところです。ベネビーデス市では、Asflora の活動が少し知られるようになってきました。森の友達(=Asflora 活動員と支援者の方々)の熱意のおかげです。
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クリスマス植樹祭は、学校敷地内の一画で行いました。在来の35 樹種、500 本の苗木を準備し、地拵には、200 袋の鶏糞堆肥を170 ㎡の全面に敷き詰め、その上をアサイの椰子殻、大型トラック1 台分でマルチングしています。今年もクリスマス植樹祭が実現できましたが、日系木材加工企業Moludura do Norte 社(月淳社長)、日本学生移住連盟OB 会、株式会社WASARA、その他個人の皆様から暖かいご寄附を寄せて頂いていたおかげです。
市教育局、アンジェリカ・サーリス学校(ナタリーナ・バーホス校長)、200 個のクリスマスプレゼントを寄付してくれた地元ベンフィッカ蔬菜栽培組合の方々からも多大なご協力を得ました。Asflora の仲間達は、準備のために何日も通いつめ、植樹祭後も居残って、植樹の仕上げ、水かけまで行い、これからも1 年間、除草、管理に通います。
小さな一画ですが、校舎敷地内に、本物の森を出現させて、子供たちと森の力を分かち合えるようにします。
みなさま、本年もAsflora へのご支援、ご協力を頂き、本当にありがとうございました。
良いクリスマスと新年をお迎えください。Feliz Natal e Próspero Ano Novo!
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ASFLORA代表 佐藤卓司(文)
副会長 Marluce Amorim
他役員一同
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# by wagahai_tt | 2015-12-27 06:40 | Asflora | Trackback | Comments(0)

エコ・クリスマス 2015 年12 月04 日

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Asfloraの活動報告を紹介します。
ASFLORA(アマゾン森林友の協会)は、恒例の「エコ・クリスマス」行事を12 月に、2 箇所で行いました。
12 月4 日(金)、ベレン市から130 ㎞離れたアバイテツーバ市サンジョアン・バッチスタ村の公民館で、同じ場所にある基礎教育(8 年生)学校の生徒たちと、クリスマスを祝いました。当地でAsflora は、NPO 地球と未来の環境基金と地球環境日本基金助成による湿地帯でのアグロフォーレストリィ普及プロジェクトを実施しています。こうして、地元の子供たちとの交流を図れることは、その地域に溶け込む一助にもなって、楽しく有意義なものです。
いつもは、森つくりの植樹祭を主にする行事ですが、ここは、木々に囲まれているので、記念植樹を子供たちにして貰い、Asflora 森の劇を披露し、緑のサンタクロースからクリスマスプレゼントを贈りました。
子供たちへのクリスマスプレゼントの準備には、早くからAsflora メンバーが奔走しています。
午前9 時半、会場に、地元の学校生徒200 人余と、教職員、父兄、Asflora、計300 人が集合しました。
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f0096068_6115933.jpg緑のサンタクロースを登場させました。今の赤い服のサンタさんは、1886 年にドイツの漫画家Thomas Nast が描いたものだそうです。それ以前には、サンタクロースのモデルになったトルコ生まれの二コラウ司教の冬服は、茶か濃緑で描かれていたそうです。1931 年にコカ・コーラ社の宣伝部赤白のイメージに合致した、赤い服のNast のサンタを、世界的に広めてからは、誰もがサンタはあの赤い服とのイメージが固定したそうです。 Asflora では、今年からそのサンタを緑にしてみました。

f0096068_6133192.jpg←この日、楽しいクリスマス行事にしてくれたAsflora の仲間たちと、地元コミュニティ、学校の教職員たちです。サンタ役を買って出てくれたのは、湿地帯のアグロフォーレストリィ推進役、地元リーダーのハイムンドさんでした。

ASFLORA代表 佐藤卓司(文)
副会長 Marluce Amorim
他役員一同
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# by wagahai_tt | 2015-12-27 06:15 | Asflora | Trackback | Comments(0)

E.M. Remigio Fernandez校

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Asfloraの活動報告を紹介します。

11月23日、環境教育の日に因んで、Asfloraの本拠地AIMEX種苗センターに E.M. Remigio Fernandez校の生徒や先生21名を招いて環境教育活動を行いました。
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みんな良い笑顔をしてますね。
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# by wagahai_tt | 2015-11-30 06:19 | Asflora | Trackback | Comments(0)

アバイテツーバ

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Asflora活動報告を紹介します。

久しぶりにアバイテツーバでの活動報告がありました。

今回はAsfloraが本拠地としているAIMEX種苗センターに20人の子供達を集めて環境教育を実施しました。

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# by wagahai_tt | 2015-11-14 10:56 | Asflora | Trackback | Comments(0)

『地球村の森2015』

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Asflora5月度活動報告を紹介します。

『地球村の森2015』・「第24回熱帯林再生実験」植樹祭
Asflora(アマゾニア森林友の協会)は、ベネビーデス市ヤギ農園敷地内で、2015 年5 月4日(月)午前10 時から、植樹祭を行いました。今回の植樹祭は、大阪のNGO『地球村』助成5年目の森つくりと、三菱商事(環境CSR 推進部)による「第24 回東アマゾン熱帯林再生実験」を兼ねた合同「Miyawaki(宮脇)植樹祭」を行いました。
ベネビーデス市立学校二校(Nossa Senhora do Carmo、Antonia Garcia)の児童65 名と、大人約40 名が参加しました。植樹前の挨拶は、植樹地を提供し準備に協力してくれたローザ・ヤギ農園主、Asflora の佐藤代表、ブラジル三菱商事松永社長、ベレン領事事務所所長小林領事、アマゾニア農大(UFRA)農業科学研究所(ICA)所長 モレイラ教授、アドベンチスタ学園(FAAMA)植樹担当者、ブラジル・キリン社ベネビーデス工場ロッシィ課長の挨拶で植樹祭が始まりました。
小林雅彦領事のスピーチ
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この土地は、戦前にトメアスーに入植した八木氏(2002 年没)が同地に移ってカカオ栽培等を手掛けた耕地でした。ヤギ・ヒロコ・ローザさんは、八木氏の娘さんで、ボリビア人のご主人ゴンザーロさんと敷地の半分以上を占める自然林を大切にしています。日本(千葉、神奈川)に二人で15 年間出稼ぎに行っていたそうで、二人とも日本語が話せ、日本が大好きです。自作の工具、機械で、ペットボトルから箒を作る仕事もしています。そして、捨てられた犬や猫を保護して沢山飼っている、心優しいご夫妻です。
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左上)マイク持つヤギ・ローサさん。 右上)森の劇団も加わりました。
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植樹開始前の植え方指導、苗木を持つのはマルルッシ(Asflora 副会長)

植樹本数は、8 千600 本、54 樹種を、2 区画、計0.3 ヘクタールに植えます。4 日の植樹祭時に植えたのは、300 本程度のみでしたが、前もって4 千本を植えてあり、翌日5 日から残りを植付けています。土は、かなり固くしまっていて、養分が乏しい植壌土。水はけは良く、鶏糞堆肥とアサイの絞り滓(種子)で土壌表面を厚く覆ったので、きっとこれまで通り1 年半もすると全体的に2m を超える高さになることでしょう。

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今回の植樹は、隣接する大手化粧品会社の工場内保全林地帯にするはずでした。でも直前になって、同社の担当者は仕事を抱えることに弱気なようなので、急遽植樹候補地を探さねばならなくなりました。 地域の環境問題を話し合う会合でAsflora のマルルッシが知り合ったヤギ・ローザさんに相談したところ、化粧品工場に隣接する自分の土地を提供してくれたのです。植樹祭まで2 ヵ月もありませんでした。雨季中で、資材運搬のために耕地内の道路に深い轍をつけて車が通行できなくなくしてしまいましたが。でも、文句も言われず、全面協力をして頂きました。

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雨の中でも献身的に植樹準備に励んでくれた、Asflora の仲間たち、ヤギ農園の方々、Aimex の作業者、ありがとうございました。これから一年は、除草管理に気が抜けないので引き続き宜しくお願いします。
平日にも関わらず、ご参加下さった多くのAmigos da Floresta(森の友達)に心からお礼を申し上げます。開会時に挨拶の時間が取れませんでしたが、垂井副領事、レストラン出雲の御守社長、ニッケイ新聞の下小薗記者、遠路駆けつけて頂いたブラジル三菱商事の平栗部長、松原さん、岡さん、瀬古農園の瀬古さんにも感謝しております。瀬古さんからは、収穫したてのマンゴスチン、ランブータンと、ここではとても珍しいリュウガンを沢山差し入れして頂きました。
ミヤワキ・プロジェクト(土地本来の森つくり)を23 年間応援して頂いている三菱商事様と、5 年継続して頂いている大阪の『ネットワーク地球村』様に改めて感謝申し上げます。

Asflora の活動状況は、Facebook で随時写真等を掲載しておりますので、以下からご覧下さい。
https://www.facebook.com/InstitutoAsflora?fref=ts

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↑植樹祭の看板


Instituto Amigos da Floresta Amazônica-ASFLORA
Takushi Sato-Presidente
Marluce Amorim-Vice Presidente
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# by wagahai_tt | 2015-05-14 10:05 | Asflora | Trackback | Comments(0)

エコ・クリスマス 2014年12 月11 日

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Asflora12月度活動報告を紹介します。
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ASFLORA(アマゾン森林友の協会)は、恒例の「エコ・クリスマス」行事を行いました。
12 月11 日(木)、ベレン市から50 ㎞離れたサンタ・バルバラ市エスペジット・リベイロ入植地ジウダさんの耕地の一画で、植樹祭を行い、クリスマスを祝いました。当地の学校は、翌週から学年末の休みに入ります。蛇足ながら、ブラジルの基礎教育校の授業日は、年間200 日です。
同地での植樹は、EFF(NPO 地球と未来の環境基金)/緑の募金助成による「東アマゾン地域における小農民へのアグロフォレストリー支援事業」の一環です。「緑の募金」(国土緑化推進機構)からは、8 年間に亘って同地へのご支援を受けてきましたが、今年末で一区切りとなります。 遠路東京から、EFF の古瀬繁範代表が今年も参加してくれました。
この催しは、エスペジット・リベイロ環境農業入植者協会(ATRAER)、サンタ・バルバラ市役所、瀬古農場の瀬古耕平氏、隣接するベネビーデス市に石鹸の大工場を開いたNatura社のご協力を頂いています。
午前8 時半より、会場となった開拓部落の一耕地に、地元サンタ・バルバラ市の3 校と、隣のマリツーバ市とアナニンデウア市の2 校からのバスが次々に到着、220 人の生徒、教職員、Asflora、地元住民、来賓が80 人、計300 人が集まりました。

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左上)開会式で、植樹地を提供した耕地の主ジウダさんが、森を守ってゆく気持ちを話してくれました。 帽子の女性は、当入植地婦人会長のジョエルマさん。 右上)Asflora の森の劇団の、クルピーラとマイ・ナトレーザ(自然の母)から植え方の説明をしました。
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↑植樹地は、0.2ha、苗木53 種2,507 本を用意しています。まだ雨期に入っておらず、厳しい乾燥が続くので、この日は600 本の植えつけだけにしました。砂地で、痩せているので、植樹地全面に堆肥を施し、更にアサイ椰子の絞った後の実を敷いています。

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多くの生徒が町に住んでいて、初めての植樹した子が多かったようです。でも教えられた通り、素直に大事に植えてくれていました。苗木の過半は、同地入植者協会の苗畑で生産しています。
f0096068_6212526.jpg←植樹地の背後に見える森は、耕地内のものです。各耕地は10ha ですが、開拓は半分位に留め、森を残して貰えるように同地での活動を8 年間続けてきました。現在、入植者の6 割、30家族程は、森を守る気持ちを強く持ってくれるようになっています。個人の耕地にも、一画を森つくりに提供してくれるまでになってきました。
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↓植樹終わってランチタイム、次いでお待ちかねのクリスマスプレゼントが配られました。
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上左)サンタさん、交通渋滞に会い、遅れて到着。あちこちから引っ張りだこのサンタさんで、Asflora 役員フイ(Rui-赤シャツ)の友人です。上右)プレゼントを配布するEFF 古瀬氏

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           サンタを囲んで、Asflora の仲間たちです。


エコ・クリスマス植樹祭、本年も裏方で準備に励んでくれた人たちのおかげで、参加者一同に楽しんで貰えました。 実施に際しては、予算が底をつき、労賃等が足りなくなりましたが、エスペジット・リベイロ入植地協会の人達は協力してくれました。部落婦人会のジョエルマ会長とジウダさん達は、前日は徹夜で飾り付け、ランチつくりに励んでくれていました。

本年もAsflora の活動をご支援頂き、ありがとうございました。
良きクリスマスと新年をお迎えください。Feliz Natal e Próspero Ano Novo!

2014 年12 月16 日
ASFLORA代表 佐藤卓司
副会長 Marluce Amorim
他役員一同





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# by wagahai_tt | 2015-01-01 06:35 | Asflora | Trackback | Comments(2)

ベネビーデス小学校生徒への環境教育

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Asflora 8月度活動報告を紹介します。
ベネビーデス小学校生徒への環境教育 2014年8月22日
Asflora-アマゾン森林友の協会-では、8 月22 日(金)午前中に、地元ベネビーデス市立学校マリア・ロムロ・アルダ校の生徒、教職員46 名を招き、恒例の環境教育プログラムを行いました。この環境教育活動は、Asflora が13 年継続している主要活動です。本拠地としているAimex 種苗センターで、年間10~18 回が行われています。今回の参加生徒は、基礎教育課程3、4、5 年生の元気一杯(制御が大変)な、でも注意すれが聞き入れる素直な子達でした。 今回は、9 つの州で学校、養老施設、各種NGO などの報道支援をしているNGO Ativa Brasil(http://www.institutoativabrasil.org.br/)が、当地の民間宝くじ会社(Carimbó dá Sorte 社)の協力で取材に来ました。

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Asflora 理事マルルッシ副会長(写真上、白いT シャツ姿)は、ベテラン講師です。活発な子、おとなしくてあまり発言しない子、少し知恵おくれの子も、みんなに興味が涌くように話を進めてゆきます。良い答えをした子には、後から特別賞をあげると約束し、名前も控えてゆきました。

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苗畑の見学(写真左下)を経て、Asflora 森の小道の入口(写真右下の看板の所)へと導きます。

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森の小道に入る前、看板の注意書きを読ませます。「道の脇の葉っぱはちぎらない、ゴミを捨てない、走らないで気をつけて歩こう、カメラや携帯は切って使わない – こうしたら貴方は自然の友だよ、良い散策を!」と記されています。
森に少し入ると、エンジィ(森の住人)が突然現れ、みんな悲鳴をあげてびっくり。 Asflora森の劇が始まり、始まり~。

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次いで、クルピーラ(森の守り、赤い髪をして足が逆向きになっています)、マァイ・ダ・ナトレーザ(自然の母)が、子供たちを出迎えます。二人は、森がファウナ(動物相)とフローナ(植物相)でできていて、お互いに補完し合い循環していることを分かり易く教えてゆきます。身の周りの環境を良くし、自然環境を守ることの意義が、子供たちに森の小道で自然と理解されていくことが感じられるひと時です。
少し歩くと、大きな声でのやり取りが聞こえてきました。みんなでそこに行き着くと、老木が樵と遣り合っているところでした。樵は、細い木を切ろうとしていたのです。クルピーラと自然の母が、子供たちと共に樵を制します。木を切るなら、森が持続してゆくように仕事(Manejo=施業)することが、樵の利益にもなることを教えます。樵も最初はいきりたっていましたが、森の中で道に迷わされると恐れられているクルピーラが現れたと知って、耳を傾けました。 だんだん教えられること(Manejo Florsetal=森林の持続可能な施業)に納得していきます。老木は、子供たちの傍で、窓枠、机、扉などになって、長く大切に扱われる第2 の人生を送れるようにと、樵に伐採を託します。

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f0096068_15134934.jpg更に森を進むと、アララ(オウム)小母さんが樹上で疳高い鳴声を上げていました。 クルミース(インジオの言葉で子供たち)に、彼女たち(鳥類)が種子を撒いたり、種の休眠打破をして発芽を助けたりして森つくりに一役買っていること、また自然界の動物相の中では、一つが欠けると、食物連鎖が繋がらず、他の種も生きられないことなどを語ります。子供たちへ、パチンコで狙ったり、捕まえて鳥籠に入れようとしないでとも言っていました。




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アララ小母さんから別れ、今度は酔っ払いが小川の傍で寝ているのに出会います。周りはゴミだらけ、まずはみんなでゴミ拾いをし、それからこの酔っ払いを起こしました。

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酔っ払いは、やったらいけないことを、みんなやっていました。ゴミは捨てる、小川の周りの木を切ってしまう、焚火をして寝込んでしまう・・・、さぁ、子供たち、真剣に酔っ払いに注意をしていきます。これまで学んだことを、酔っ払いに教えてくれたのです。

更に森の小道を進みながら、落ちている木の種を拾って、大きな苗ポットに播くことになります。みんなのエネルギーを注ぐと、アーラ不思議、それが芽生えて、木の赤ちゃんと対面できました。

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次は、マチンタ小母さん(左下写真)に会います。彼女は、死人が出る前、その家の屋根にフクロウとなって現れ、不吉な声で鳴くと恐れられています。でも、ここに住むマッチタ小母さん、世俗の穢れが無い森が大好きな、親しいみ易い小母さんでした。 上流に居た酔っ払いに水を汚されて、折からお腹を壊していました。でも、森で採れる薬草を飲んで治すからとのことでした。 森の散策の最後に会えたのは、インジオの祈祷師(写真右下)でした。祈祷師は、この森で学んだ自然の大切さを、周囲の人々に伝えてゆくようにと、厳かに言い聞かせました。

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↑森の出口で記念写真!

ランチタイムです ↓        Ativa Brasil の引率の先生への取材 ↓
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優秀回答者への景品授与式↑     ~笑顔の御返しを貰いました~

Instituto Amigos da Floresta Amazônica-ASFLORA
アマゾン森林友の協会
(文と写真:Asflora 会⻑ 佐藤卓司)

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# by wagahai_tt | 2014-08-27 15:40 | Asflora | Trackback | Comments(2)

マラカクエラ植林株式会社


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(151)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

309.  マラカクエラ植林株式会社

植林地         面積
Garrafao do Norte (Para) 2,000 ha

2.ガハホン ド ノルチ植林地
1995年5月に購入した農業跡地約2000 haの荒廃地でのパリカ植林に取組み始めた。
州政府が分譲する農地の一区画は25ha=250,000㎡=100m×2,500mだった。
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栄養価の高い表層土が風雨に晒されて殆ど無くなっている荒廃地では、バーク堆肥を投入し土地を天地返ししながら耕して植林を実施するので農業と同じです。
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現場で苗床を作り、種を発芽させて育てた苗木を新植するのだが、荒廃地なので失敗と努力を積み重ねながら、アグロフォレストリーを実施することで植林木を成長させることに成功している。
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毎年250haに早成木樹種パリカを中心にした植林を行っていた。
早成木なので新植から半年で1m50程度に成長する。
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2年木、5年木、10年木と成長は早い。
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植林地と植林地の区画間には6m幅の防火帯を設けて、万一火災が発生しても隣接植林地に延焼する前に消火できるような対策と植林地見回り道路として使っていた。
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植林木が成長するに従って間伐が必要になり、間伐材の利用方法も検討していた。
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植林地の中には全く手を付けていない自然保護区を設けて保護もしていた。
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この植林地を管理する事務所とトラックやトラクターなどの運搬車両やその部品及び工具を格納する資材倉庫なども兼備えていた。
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更に植林地で働く従業員3家族用の宿舎と二人の植林技師用宿泊施設も備えていた。
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ベレンから230km離れた場所であったが、道路は地道でしかも雨季には道がぬかるむので、車で4時間以上要したが、それだけに記憶に残る植林地だった。


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# by wagahai_tt | 2014-07-02 04:28 | 印象深い事柄 | Trackback | Comments(0)

マラカクエラ植林株式会社


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(150)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

308.    マラカクエラ植林株式会社

ブラジルでは外国資本による農地取得が許可されていなかったので、国内資本の会社「マラカクエラ植林株式会社」を設立して、植林事業を行っていた。

各地に植林地を取得して、その植林地近辺のマネージメントや植林事業を主な業務としていた。

植林事業
子会社マラカクエラ植林会社で、農地や森林を取得して植林事業を実施していた。
自社植林地            面積
Portel (Para)      33,000 ha
Breves (Para)           3,000 ha
Anajas (Para)           6,500 ha
Viseu (Para)           5,000 ha
Igarape-Acu (Para)          240 ha
Parintins (Amazonas)       3,000 ha
Codajas (Amazonas)        4,300 ha
Jurua (Amazonas)        26,000 ha
Garrafao do Norte (Para)     2,000 ha
TOTAL              83,040 ha

1.ポルテル植林地
ポルテル植林地は33,000haと面積も広く自然林でビローラ樹種の樹下植林を行なっていた。植林地の巡回や捕植メンテナンスに必要な人材は、従業員数家族を奥地の植林地に送り込み植林地管理を行なっていた。

従業員を家族単位で送り込むために、子供達の教育に必要な学校を建設し、先生を1人送り込み対応していたので、近隣離島からも子供達がカヌーで学校に通っていた。

更に、カトリック信者の家族に必要な教会を建てて牧師の巡回をお願いしていたので、ミサの日には近隣離島からも島民がカヌーで参拝していた。

家族達が必要とする食糧や日用雑貨は、スーパーマーケットを建設して販売していた。
従業員家族が必要とする物品は事前に注文を受けて、ブレベスやベレンで調達して船で輸送していた。
従業員のスーパーでの購入は前貸し制度で、給料支払時に清算していた。言うまでもないが近隣島民には現金で販売する事になる。

1998年2月に日本の本社から3人の役員の訪問を受けて、彼らをポルテルにあるピアリン植林地に案内した。
ベレンからブレベス基地までテコテコで飛んで、ブレベスからは船で現地に向かった。
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この植林地にはアナニ所有の大型船で夕方6時にブレベスを出航し、現地には午前4時頃到着する約10時間の船旅になる。

この船旅はデッキにヘッジ(ハンモック)を吊ってゆっくり横になり冷えたビールやカイピリーニャを飲み、ほろ酔い気分で気持ちの良い川風を受けながら寝る事になる。

午前4時の到着ではまだ夜が明けていないので川岸から100m程の沖合に船を停泊させて太陽が顔を出すのを待つ事になる。夜明け前に接岸すると猛烈な蚊に襲われる事になり、沖合での停泊となる。

100m離れていると蚊は全くいない、多分蚊は100mの沖合まで飛ぶ事ができないのであろう。
夜明けとともに船を接岸し、まだ薄暗い植林地の発電機のエンジンをかけて周辺に明かりをつけ上陸することになる。
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上陸後は事務所周辺の植林地、植林木や学校、教会、スーパーなどの視察を行い、更に従業員家族の要望等聞き改善に努めていた。

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# by wagahai_tt | 2014-06-11 03:42 | 印象深い事柄 | Trackback | Comments(0)

アナニ船舶有限会社


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(149)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

307.       アナニ船舶有限会社

国境周辺のアマゾン地域では、外資による海運業が禁止されているので国内資本で立ち上げたアナニ船舶(有)で船を運航していました。

アナニは大型船から二人乗りのモーターボートまで約40隻の船舶を所有して、ツルマ(グループ)がアマゾン各地の業者訪問や筏輸送を一手に引き受けていた。
更に、ブレベスやベレンで係留筏の管理作業の為の小型船の運行管理を行っていた。その上奥地の植林地で勤務する従業員やその家族が必要とする生活物資を運搬していた。

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我々が奥地の植林地を訪問する際も、大型船でヘッジ(ハンモック)を吊って夜の川風に揺られながら訪問していた。エアコンを設置したキャビンを備えていたが、ヘッジ方が人気があった。

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大型船は二階建ての大型船で船長、機関士、調理人たちが乗務して運行していた。操舵室は二階前方にあり、機関室は一階中央部後方にあり、操舵室と機関室のコミュニケーションは一本のロープとそのロープの先についている鈴の鳴る回数だけである。
エンジン始動、エンジン全開、スクリュー逆回転、停船、など等の指示も鈴の鳴る回数だけである。

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アマゾンには電話中継基地が無いので本部との連絡は全て無線か通信衛星を利用した衛生電話だった。船の屋根には無線の受信・発信用のアンテナと人工衛星からの衛星電波を受信するパラボラアンテナを装備していた。
無線も衛星電話も会話は交互通信だった。

彼等は一度出航したらアマゾン河流域を航行ながら約一ヶ月の船旅になる。業者の居る各港に寄港した時は、港に上陸して宿泊したり、時には船で宿泊したり、と過酷な労働に従事していた。




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# by wagahai_tt | 2014-06-04 04:23 | 印象深い事柄 | Trackback | Comments(0)

バーク堆肥


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(148)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

306.            バーク堆肥

自然林の中では一本の大木の下には数100本の幼木が世代交代を待っている。森林の新陳代謝は自然の力に任せるのが良いかも知れませんが、大木を伐採し原材料として家具や建築などに活用するのも積極的な方法です。
森林は再生可能資源なので、植林などにより再生することで永遠に活用できます。
1本の成木を択伐する事により、成長チャンスを虎視眈々と窺がっている数100本の幼木が一斉に成長を開始するので、森林の活性化に繋がり、更にCO2固定化も促進されることになります。
一般的には利用できない木の樹皮をチップ化したものや大鋸屑に豚(350頭飼育)の糞尿を混ぜて発酵させた有機堆肥を植付け前・植付け後の施肥に使用することにより、植林木の成長促進を行っていた。
本来産業廃棄物でしかない樹皮を堆肥として再利用する事は画期的な発想であり、木の全てを使い切る事で、資源の有効活用と植林による自然保護を図っていた。

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(大鋸屑堆肥)              (豚の飼育)

この樹皮の堆肥化で2000年12月にブラジル全国工業連盟(CNI)の環境賞を受賞している。環境賞受賞に当ってはアマゾンで活動していた過激派環境団体グリンピースの嫌がらせを受けたが、功績の大きさが評価され受賞に至っている。

過激派環境団体グリンピースも彼らの行動を世界にアピールする目的だけの活動ではなく、アマゾン自然保護に繋がる植林活動や水辺に居住する住民の生活権確保の為の活動もすべきではないかな!!!



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# by wagahai_tt | 2014-05-28 04:17 | 印象深い事柄 | Trackback | Comments(0)

荒廃地植林


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(147)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

305.           荒廃地植林

栄養分の多い表土がほとんど無くなった荒廃地を、開墾し施肥して植林を行うのは農業と同じです。
アマゾンの荒廃地(農業跡地)に成長の早い広葉樹パリカ (Schizolobium amazonicum:マメ科)の植林を行っていた。
広葉樹の植林は苗木活着も悪く困難だと言われていたが、研究と試行錯誤の中で新ノウハウであるアグロフォレストリー手法を採用して可能となった。
ポットで苗木を育てて、それを植栽地に植樹する。

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樹根に樹皮を発酵させたバーク堆肥をマルチングする事で、板根の発生を抑制しながらアグロフォレストリーで成長促進を計っていた。

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植林当時のパリカの成長から考えて、約15~17年伐期を目標にしたのも新ノウハウ(アグロフォレストリー)によるものであるが、まだその伐採期は先のことである。
植林の為に開墾・施肥・植付けを行うが、植林地開墾にもブルドーザー・トラクター等重量機械が必要であり、又苗木が成木になるまでには15年以上(樹種によっては50年以上)かかるために採算的には非常に厳しいが、環境的には素晴らしいことであろう。
パリカの植林は商業用樹であるが、木材の需要が、植林木への依存度が高まれば高まるほど自然林への依存度は低くなり、植林木もその成長過程でCO2の固定化を行う事で地球環境に対しての貢献度は大きいはずである。


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# by wagahai_tt | 2014-05-21 04:47 | 印象深い事柄 | Trackback | Comments(0)

宮脇植林


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(146)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

304、           宮脇植林

アマゾンの荒廃地に宮脇方式の植林を行なう事で熱帯雨林の回復が少しでもできれば、地球温暖化防止にも効果があると考えています。
横浜国立大学宮脇昭名誉教授(現・国際生態学センター長)の提唱される、「鎮守の森」つくりが宮脇方式の植林です。
即ち、その土地に自生する樹木を、自然の状態と同じように雑植・混植する方式で、植林した後は自然の力に任せて人手を加えない。活着して成長を始めるものもあり、淘汰されて枯れるものもあるだろうが、それが自然だと言う考え方の植林方法です。

 
(植林後6ヶ月の宮脇植林)
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(3年経過の宮脇植林)
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(自然林)
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人手が関わるのは、種の発芽からポットでの苗木の育成と、その苗木を大地に植栽する迄で、その後は自然の力に任せる植林方法です。
アマゾンでの宮脇方式の植林は、1992年のリオで開催された環境サミットの年にスタートし、毎年実施して現在に至っています。
アマゾンの荒廃地でも地場の苗木は比較的良く活着して、2年後には森を形成し始め、3年後には自然林の生態系を作ります。

2011年5月26日夜、東日本大震災で津波被害を受けた東北地方で、宮脇方式の植林で防潮林を提案されているようです。10年ほど以前に東北地方で実施した宮脇植林が津波を受けたがしっかりと生き残っている状況が日テレで放映された。海岸線の松林は壊滅しても広葉樹の宮脇植林は生き残っている状況の放映を見ると、根がしっかりと岩を抱え込んでいた。
宮脇先生曰く、「木質ガレキを燃やすのではなく、コンクリート破片等と土中に埋めてその上に宮脇植林を行なえば10年程度で根がガレキをしっかり抱え込むので、津波にも耐えることが出来るし、津波の引き潮で家屋や車を海中に引き込まれるのを防ぐことも出来るようになる。」と素晴らしい発想が放映されていました。
塩分を含んだ木質ガレキの焼却は、危険な硫化水素の発生と焼却炉の損傷の原因になるので、そのままでは焼却処理が出来ないようです。一旦塩分を真水などで除去した後に焼却が必要になるので時間も手間もかかります。
宮脇先生のこの有効な提案も、まだ政府側は無視して取り合っていないのが残念ですね。



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# by wagahai_tt | 2014-05-14 02:35 | 印象深い事柄 | Trackback | Comments(0)

ブラジルの企業会計制度


ブラジル紹介:面白い出来事・印象に残る事柄etc.(145)

ブラジルで印象に残った話をまとめてみた。

303.   ブラジルの企業会計制度

ブラジルのハイパーインフレ時代の企業会計制度は、コレソンモネタリアと言う価値修正制度で、インフレ利益を控除していた。
ある意味で優れたこの制度が無ければ、企業経営は成り立たなかったであろう。
利益には高い法人税などが課せられるので、インフレ利益が計上されれば税金ばかり支払う羽目になっていたであろう。その上資金が枯渇して黒字倒産も考えられた時期です。
この制度の特徴は、バランスシート(B/S)の流動性資産や流動性負債勘定は日々インフレの影響を受ける事になるが、固定資産や資本勘定は全くインフレの影響を受けない。
そこで、固定資産や資本勘定は、政府が発表する一定のインフレ指数で各々人為的に修正してインフレ利益を控除する会計制度で、ある意味すばらしい制度だった。
一般的に固定資産勘定より資本勘定の方が大きいので、同じ指数での修正ではバランスシート上では損失が発生することになる。

この人為的に発生させた損失を損益計算書(P/L)に反映させて、インフレ利益を調整する方法です。
例えば、100%インフレ指数の時、固定資産100を100%修正して200にし、資本勘定150を同じく100%修正して300にして、200-300=-100と言う損失を人為的に発生させる会計制度です。
これを決算に反映させてインフレ利益を控除する方法です。
この制度で、当時のインフレ時代を切り抜けることが出来たが、今はインフレも非常に小さくなり(年間10%程)、この制度自体が無くなりました。


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# by wagahai_tt | 2014-05-07 04:35 | Trackback | Comments(0)